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2019年11月18日 紙面から
実戦形式のフリー打撃で柵越え弾を放つ加藤=北谷球場で(小沢徹撮影)
「キャンプの人」とは決別だ!! 中日25選手が参加する沖縄秋季キャンプは17日、北谷球場で行われ、加藤匠馬捕手(27)が実戦形式のフリー打撃で右翼越えに豪快な一発。開幕スタメンに抜てきされながら正捕手の地位をつかめなかった背番号52。課題の打撃を向上させ、再び扇の要の地位を狙う。
目が覚めるような豪快な一撃。実戦形式のフリー打撃で加藤が見せた。山本が投じた外寄りの直球を振り抜く。低い弾道で飛び出した打球は右翼フェンスを越えた。
今季0本。2軍の公式戦でも過去5年で1本の男が放ったオーバーフェンス。だが表情が緩んだのは柵越えを見届けた一瞬だけ。「ホームランになったのはたまたまです。それ以上は何もありません」と真剣な表情で振り返った。
当然だろう。実戦形式の1本で喜べる立場にないことは分かっている。昨秋、規格外の強肩が一新した首脳陣の目に留まると、開幕スタメンに抜てきされた。「今年ダメなら来年はない」。覚悟を決めた1年は、捕手としてチームトップの92試合に出場。だが約1カ月の2軍落ちも経験し、正捕手に納まることはできなかった。
迎えた沖縄キャンプ。目の色を変えて連日の厳しいノックに食らい付いていた。中村バッテリーコーチが説明する。「もうチャンスを与えられる立場じゃないからね」。膝の負傷から回復し万全をアピールする桂、伸び盛りの石橋、さらにドラフト4位の郡司(慶大)も加わってくる。扇の要を巡る勢力図が大きく変わる中で、自分の力で出場の機会を増やしていかねばならない。まずは課題の一つである打撃で存在感を見せた。
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