「営業でメンタルが削られてつらい…何かいい方法はないかな」
「なんでできる営業マンはあんなにメンタル強いんだろう…」
そんな方向けです。
僕自身、契約が取れずにメンタルがボロボロになった経験があります。
スランプになったこともしばしば。
ただ、トップ営業マンを観察したり、本を読んだりしているうちにあるコツが分かりました。
この記事を読むとこんな事が分かます。
- 営業マンはどんなメンタルを持っているべきか
- できる営業マンはどうメンタルを維持しているか
- メンタル安定のためにすぐに取り組めることは何か
実際に僕がメンタルが強くなった方法です。
最近は落ち込むことも怒ることもほとんどなく、安定してやるべきことに取り組めています。その結果、売上0(=事務所最下位)のダメ営業マンから月700万円売上て、ナンバー2にランクアップできました。
しかも、人間関係まで楽になったんですね。そのコツを惜しみなく公開します。
そもそも営業マンに必要なメンタルとは何か?
まず最初に、どんなメンタルが営業マンに必要かお伝えします。
安定したメンタルと、不安定なメンタル。どちらがいいかと言われれば「安定」ですよね。
では安定したメンタルとは何か?
ここで多くの人が誤解します。
メンタルが強い、というと「鋼」のメンタルを想像してしまうんですよ。
いわゆるマッチョな感じですね。
しかし、理想のメンタルは違います。
イメージとしては、どんなことも柔らかくしなやかに受け止める「竹」なんですね。マッチョじゃなくて、ヨガの達人みたいな感じ。
鋼は、自分より強いものが来たら壊れてしまいます。人間、どんなストレスが来るか分からないですよね。
壊れないためにはどうするか?それが「受け流せる力」です。
「ずっと強くないといけない」と思うとツライものがあります。
「ツラい時はそれを認め、改善しよう」と考える方が楽ですよ。
ということで、メンタルを強くするには、まず自分の「メンタル」についての理解を変えるのが重要ですね。
そしてこれは僕が勝手に言っている訳ではありません。
これは心理学的にも証明されています。
ハーバード大学教授が書いた『マインドセット:「やればできる!」の研究』にも同じような内容が書いてあります。
「しなやかマインドセット」(=しなやかなこころ構え)を持っている人は、自分の能力は努力で伸ばせると知っているとか。
ポジティブに物事を捉え、困難にも立ち向かえます。成長できますね。
しかし、能力が変わらないと信じている「硬直マインドセット」(=硬い心構え)を持っている人はそうなりません。
困難に対し、「自分にはできそうもない」と諦めてしまうんですね。挫折しやすいんです。
つまり、「自分は変われる」と思うこと。
すると状況を時には受け止め、時には流すことが可能になります。
まずはそれが大切ですね。
メンタルが安定している営業マン3つの特徴
「竹」「ヨガ」と言われても、まだピンと来ない人も多いと思います。
そこで次からは具体的にどんな特徴を持った営業マンが「しなやかなメンタル」を持っているのか説明しますね。
メンタルが安定(=しなやか)な営業マンには、次のような特徴があります。
- 数字で考える
- 自分ができることと、そうでないことを分けて考える(守備範囲を知っている)
- 努力を努力だと感じない
まずはその特徴を説明します。身につけ方も最後で解説するので、楽しみにしてくださいね。
メンタルが強い営業マン①:数字で考える
まず、できる営業マンは切り替えが速いです。切り替えはメンタルの安定には欠かせないですね。
その切り替えのポイントになるのが「数字」で考えること。
お客さん・上司に言われた言葉でショックを受けたとしますよね。
その言葉を毎回思い出していると、精神的に落ち込んでしまいます。
そこで「契約率・キャンセル率・怒られた回数」など全てを数字で考えます。
すると、以下のような反省ができますね。
「今月は契約率がちょっと低いから、トークを練習しよう」
「キャンセル率が高いなあ。お客さんの信頼を得られているか見直すか」
「上司に怒られてばかりだから、早めに出社してアピールしておこう」
こう考えると、「なぜ契約がとれないのか…」とただ悩んでいる営業マンより、メンタル安定しそうですよね?
まずは数字で考えるクセをつけましょう。
メンタルが強い営業マン②:自分の守備範囲を知っている
次に考えるべきは「自分の守備範囲を知ること」です。
言いかえると「自分にできること・できないことを知っていること」ですね。
あなたがどれだけ素晴らしい営業をしても、変えられないことってありますよね。
僕も昔あったのが、契約が決まった直後に「ベルギーに転勤になった」(トルコだったかな…?)とかでキャンセルになったことがあります。
その時はさすがに笑っちゃいましたが、人の転勤とかコントロールできますか?笑
無理ですよね。
他にも…
- 本当に予算が出なかったとき
- お客さんの事情が変わったとき
- 商品の性能をすぐ変えてと言われたとき
本当に自分の力が及ばない時はありますよね。
あなたはあなたで、お客さんではないですし、営業部は営業部。マーケティングや人事、経理の担当者でもありません。
なので気に病んでも仕方がないんです。バッサリとあきらめましょう。
これは人間関係もそうですね。
相手にアドバイスはできても、相手の人格・性格を変えることはできません。最終的に決めるのはお客さんですよね。
これはアドラー心理学でいう所の「課題の分離」という概念になります。『嫌われない勇気』とかで流行ったやつですね。
自分にできることを自分で一生懸命にやる。あなたはそれだけでいいんです。
メンタルが強い営業マン③:努力を努力だと感じない
最後は「がんばらない」と思うことです。
これは意外かもしれませんね。
がんばっていると思うと、人間は見返りを求めたくなるものです。
「こんなにがんばってるのに、なぜ報われないんだろう…!」ってなると、しんどいですよね。
さらにそう言う人が上司になると、部下にも苦労を求めます。老害ってやつだ。
なので、自然と行動できる仕組みを作るのが良いんですね。
具体的には環境を整えることが重要です。
スーツを着たら仕事モード、じゃないですが、体が動く状況を作るのがベストですよ。
メンタル安定のためにすぐに取り組める2つのこと
では最後に、上の3つを自然と達成するための方法を2つお伝えします。「思い立ったら吉日」じゃないですが、今すぐできる方法だけをご紹介しますね。
ポイントは「あなたの考え方を変えていく」こと。
あなたの今の考えは、あなたの周りの人・モノに強く影響を受けています。
進学校の子どもが勉強ができるのは、周りもみんな勉強するからです。
今の友達と遊んでいて心地よいのは、今の自分の考えと合っているからです。
「類は友を呼ぶ」ってことわざありますよね。
その本当の意味は「友は類を作る」だと僕は思っています。
なので、「メンタルを変えたい」と思ったら付き合う人・ものを変えると良いんですね。
取り組めること①:次世代起業家育成セミナーを聞く
ただ、そうはいってもいきなり人付き合い悪くしたりするのもイヤですよね。会社など、どうしても関わらないといけない人もいるでしょう。
そこで僕がおすすめしているのはネットの活用です。
twitterで良いなと思う人をフォローしたり、YouTubeなどで参考になる人の話を聞くのがとても有効なんですね。
で、その中でも僕が特におすすめしている人がいます。
それは経営者の加藤将太さんという方です。
推しポイントは以下3つです。
- 経営者であること
- ビジネスの「思考」の勉強になること
- 話が面白い
経営者って業務を動かし、人にも働きかけないといけないので、メンタルが強くないといけないですね。
また、加藤さんからは営業マンの基礎力になる「ビジネスの考え方」を学ぶことができるんですね。
今回ご紹介したメンタル安定①「数字で考える」は、まさにビジネスの考え方そのものです。
ただ、退屈だと続きません。加藤さんの動画は有名塾の元塾講師なのでしゃべりが面白いのも良いところです。
そんな理由で加藤将太さんの動画を特におすすめしています。僕もスマホに動画をダウンロードしていて、毎日移動時間に聞いていますよ。
ただし、この加藤さんの動画は「起業家向け」が多く有料のものがほとんどなんですね。1ヶ月で5億円売り上げた、とかすごい実績があるのに知名度が低いのもそれが理由です。
ですが、今は期間限定のキャンペーンが開催されています。本来有料の動画を無料で見られるんですね。なのでこのチャンスに一度見てみるといいと思っています。
視聴のポイントや注意点は営業で結果を出せるビジネスマインドを手に入れる方法とは?最適な学習法を紹介で解説しているので、チェックしてみてください。
取り組めること②:このブログを読む
動画って面倒だなあ、文章とかないの?って人はとりあえず僕のブログがおすすめです。
手前味噌ですが、僕はけっこうメンタルが安定していると人に言われます。
有名な性格診断を受けても、結果は軒並み「すごいメンタルの持ち主ですね」となります…。笑
なので、僕のブログを色々と読んでいただくのも有効だと思います。
特に「考え方」や「方法」の記事は、結果が出るイメージがつかみやすくなるので、メンタルの安定におすすめですね。
参考①:できる営業マンの「ビジネスマインド」とは?シンプルな身につけ方を解説!【結果が出せる】
参考②:営業で最短最速で結果を出すための7つの方法とは?【要ブックマーク!!】
twitterでも考えかたを積極的に発信していますので、よければフォローしてみてください。
まとめ:メンタルは生まれつきではなく変えるコツがある
「なんでメンタル弱いんだ…」と思っている人は、純粋にこれまでの経験からそう思い込んでいるケースがほとんどです。
今回のまとめは以下の通り。
「メンタルはマッチョじゃなくて、竹のようにしなやかに」
「数字・守備範囲・環境を考える営業マンはメンタルが安定している」
「メンタルをすぐに変えるには接する人を変えること」
1ヶ月後、半年後、1年後…
いつもでもいいですが、将来のあなたが悩みが少なくなって、ストレスの少ない生活ができていたら僕も嬉しいです。
そのためにできることを1つずつ積み上げていって下さいね。
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