山姥の戯言日記

セルフネグレクトの介護うつ闘病記 「私の場合」の過去と現在を行ったり来たり

介護うつ患者による認知症の父の世話 不気味なほどの落ち着きと安定感

朝、起きてしまった。

いいことなのだろう。

午後はいつ眠ってしまうかわからないので早めの更新である。

【 目次 】

 

認知症の父の世話 午前中の部

紫色の小さな菊

 

お腹が痛くて目が覚めた。

でもトイレに行きたいわけじゃないという、いつもの精神的腹痛。

昨夜は不安定にならなかったが、やはり気は張っていたようだ。

 

「起きたくない」現象も、そういえばしばらく感じていない。

治ってきたのか、麻痺しているだけなのか、判断するにはまだ早い感じはする。

なぜ「市役所へ行く」という自分のための行動では起きられないのか。

また頭に浮かぶのは「セルフネグレクト」という文字。解放されたい。

 

それはともかく、1階へ行くと父はまだ毛布にくるまって寝ており、「ひとりだど何すればいいのがわがらね」と心細そうな第一声。

早くも来週の日曜へのプレッシャーを感じる。私は次も起きられるのだろうかと。

 

まずストーブをつけて服装チェック。靴下を履いておらず、上もシャツを着ているだけ。暖かい服を2枚着させた。

前回のデイサービスの帰り、インフルエンザ予防接種について兄弟に説明があったが、父は以前、予防接種を受けて体調を悪くしてしまい、それ以来は受けていない。風邪気味でなければデイサービスに参加してもいいということで、父は予防接種を受けないことにした。

 

とにかく風邪をひかせない。これが第一である。

 

そして朝ご飯を食べてもらい、薬を飲んでもらった。父のご飯茶碗とヘラが変なところにあったので、ひとりでご飯だけ一回食べたのだろうと察してやや少な目にした。

自分のスリッパは玄関の三和土にあり、兄弟が脱いでいったスリッパを履いている。これはいつものことなのでそのままにしておいた。兄弟が帰ってくる前に履き替えさせる。

 

認知症の方は改善も見られない代わりに、治療やデイサービスのおかげか進行もはっきりしたものは表れていない。ただ、時々歩行が危なっかしいことがあるので、要介護度の審査はどう出るかといったところである。

 

私自身の状態はというと、不気味なほど落ち着いている。落ち込んでもいないし「うつ」の存在も感じない。天気がいいので後で写真を撮りに……いや、その前に散りまくっている山茶花の花びら掃除をしに行きたい。

前回も同じようなことを言って、結局寝てしまった。

 

www.yamauba.work

 

起きられただけで冒頭から大はしゃぎだった。お恥ずかしい。

落ち着いていても反動は来るだろう。

また来週もあるので軽めでお願いしたいものだ。

 

介護うつ患者として介護と向き合おうと決心

前から思っていたことではあるが、自分の有り様の酷さに耐え切れず、一度逃げた。

お世話になっているブログランキングサイトの

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

内の介護ブログカテゴリから撤退したことである。はてなブログの介護関連グループからも脱会した。

 

ところが現実はどうかというと、少なくとも月に5回は介護(看護・世話含む)の話題を取り上げ、良くも悪くも率直に書き記している。

Yahooブログ時代の記事を整理しているが、2~3月辺りは介護についてまともな記事も書いていた。介護休業制度まで取り上げている。

 

逃げなくてもいいのではないか……数日悩み、再び介護関連のカテゴリに登録させていただくことにした。以下の介護ブログ内の認知症の分野である。

 

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ
にほんブログ村

 

言うこと、やることが二転三転し、読者の皆様には申し訳ない思いである。

明るい介護話など書けないし、それでは誰かに迷惑をかけるのではと、どこか思い上がった気持ちがあったのだろう。「役に立つ前向きなブログでなくては意味がない」というような。

その判断は自分でするものではなく、読み手に感じていただくものである。もしかしたら密かに共感し、励みにしてくれていた方がいた可能性もゼロではないのだ。

 

私は淡々と率直に書き続けるだけである。

うつ病」「仮面うつ」「セルフネグレクト」と同様に。

 

まだ父の世話が残っているので真面目なだけになってしまったが、軽めのふざけた記事を書くこともあるだろう。午後、眠気さえこなければ、豹変した普段の人格で軽い話題を書きたいと思っている。

更新がなければ「あ、眠ったんだな」と思っていただきたい。

 

この先どうなるか想像もつかないが、せめて自分のためにも早起きできるようになりたいと思う。本当に、切実に願っている。

そろそろ昼食の準備だ。

それではまた。