53、英雄という虚像
英雄ロズウェル。
その枕詞を付けて呼ばれ初めて早五年。最近になり一部では蔑みを込めて呼ばれるようにもなったが、まだその名に利用価値があった。
「落ち人ティハヤ様に是非挨拶がしたい」
相手の傲岸不遜な態度に無表情を心がけながらもピクリと頬が痙攣してしまった。誰にも気がつかれていないことを確認したあと、気合いを入れ直して微動だにせず静かに立つ。
尊大に話す目の前の相手は法王の取り巻きのひとりだ。父親や兄からも気を付けるようにと言われた狸親父。決して隙を見せるわけにはいけない。
無表情に相手を見据えつつ、冷静に相手をしているのはイスファンとファンテック。どちらも爵位持ちの家に生まれた貴族だった。
相手の厄介さは重々承知しているのであろう。警戒しつつも揚げ足を取られないようにそつのない対応をしている。
「ティハヤ様はマチュロスにお住まいです。皆様の対応は我々に一任されております」
「何を言うか。わざわざ法王様がこのような辺境の地まで足を運ばれ、落ち人との面会を望んでおられる。感涙に咽び身を投げ出して感謝するべきであろう」
あまりにも尊大で恥知らず。己の常識を押し付ける内容に、室内の空気が一気に凍る。
「第一、今日到着すると先触れを出しておった。なのに何故第一級歓迎体制を敷かぬ。無礼であろう」
第一級歓迎体制と言えば、王族の中でも王の即位時にのみ適応されるものだ。兵士全員は礼服に身を包み、城門及びそれに類する扉は全開放。通る道は飾りたて、人々は沿道にて来訪を祝う。同時に支配階級や豪商は備蓄を解放し、市民に振る舞い酒や食べ物を配る大がかりな祝い方だ。
それを一介の聖職者が当然の如く求める不遜に、流石のイスファンたちも絶句してしまう。
「……この地はティハヤ様のもの。既に国の管理を離れております。一級歓迎体制などは不可能でございます」
ややあって絞り出すようにファンテックが答えた。それを上から睨み下し、鼻を鳴らした側近を法王が嗜めた。
「やめなさい」
「ですが」
「よいのです。私は一介の神の僕。一級歓迎体制をなど望むまでもない」
口ではそう言いつつ、法王の顔には不満が浮かんでいる。痛ましそうに法王を見つめる取り巻きたちの反応に気がつかない振りをして、イスファンは言葉通りに受け取った。
「お心、感謝いたします」
砦のトップであり、このマチュロスの実質的支配者だと思われているイスファンにそう言われてしまってはこれ以上文句を口にすることは出来ない。渋々矛を収めた取り巻きは、せめても不満を表すように音を発てて椅子に座った。
ようやく話し合いのテーブルにつけると安堵する室内の空気を感じ、ロズウェルは視線だけを外に向けた。
「…………ん?」
法王の来訪を知らされた日より、日を追う毎に濃くなっていった霧は、一寸先も見通せないほどだ。その霧が動いている。風ではない不思議な動きに声が漏れる。
「どうされた?」
目敏くロズウェルの異変に気がついた取り巻きが問いかける。
「外が……」
「何だ?」
イスファンの指示を受けて、室内にいた護衛のひとりが窓に近づく。外を覗き異変がないことを確認したあと、護衛が窓を開けた。
「騒がしいな」
「万を超える民です。多少は音も発ちましょう」
「だが…………この音は」
「悲鳴、では?」
荒事に生きる兵士たちの方がこういった音を拾うことには長けていた。複数の視線がイスファンに向けられ指示を仰ぐ。
「外にいるナシゴレンに連絡を……」
イスファンが言い終わる前にノックの音が響く。許可を受けて入ってきた兵士はメモをイスファンに渡すと一礼して去っていった。
メモに目を通したイスファンはファンテックに回す。
「どうやら魔物が出たらしい。
そちらは何かご存じか?」
「何をおっしゃっているのか分かりません。この辺境の地でしたら魔物くらいは出ましょう。ですが我々の地は、神の祝福厚き地です。そのようなことがあるわけがない」
笑う法王たちを見つめたイスファンは対処の為と会談を切り上げようとする。魔物が出たのであれば仕方ないなと頷いた面々に退出の挨拶をすると、ファンテックやロズウェルを連れて足早に部屋を出た。
「閣下、このメモは」
「あの狸どもめ、何が知らぬだ。やつらを追ってきた魔物だろうが」
吐き捨てるように告げたイスファンは、ひとり状況が分からず怪訝な顔をしたロズウェルに出撃準備を命じる。
「魔物は法王たちの集団を襲い続けてここまで来たらしい。もしもマチュロスに入られればティハヤ様に危険が及ぶ恐れがある。
かなり厄介な魔物だと思われる。気を付けていけ」
「了解しました。では吊り橋に向かいます」
「バリスタで援護する」
言葉少なく打ち合わせをして外に飛び出したロズウェルは一層濃くなり自分の指先さえも見えなくなった霧に飛び込んだ。
揺れる吊り橋を抜刀しながら走りきり、霧の外へと飛び出す。
「助けて!!」
「入れてくれ!!」
吊り橋の前には五人の護衛が槍を構えて立っていた。
「通してくれ!!」
背後からロズウェルに声をかけられて、通路を塞ぐように交差させていた槍を解く。
「英雄ロズウェル!!」
「ロズウェル殿だ!!」
「助けて! 魔物が!!」
人々が示す先には見たこともない醜悪な獣がいた。溶けた腐肉を滴らせ、人々を喰らう六本足の獣。
熊とも狼とも違う、巨大な影。
鹿の頭部に猪の牙、ヌルリと長い胴体は毛皮もなく蜥蜴の様だ。それに穴熊のように太くて短い六本の足が生えている。
太い鉤爪で切り裂かれたか、牙に突き刺されて死んだと思われる市民と、逃げ惑う人々とで森の一角はまさに地獄絵図と化していた。
一度魔物の大きさに唾を呑み込むと、ロズウェルは覚悟を決めて足を踏み出す。
「入れてくれ!!」
そんなロズウェルが外に出たことで開いた隙間に、一人の男が身を捻り込ませる。一人入ってしまえばあとはなし崩しに人々が殺到する。
「砦へ!! 砦に逃げろ! ぃつ!!」
「何で?! 入れて!!」
先頭を走っていた男が何かにぶつかって弾き返された。すぐ後ろを走っていた子供連れの女が、ダンダンを何かを叩く仕草をしている。
『この地に入るべからず』
何かの声が人々の頭に響く。
『この地に入るべからず』
それでも無理に入ろうとした人々を弾きつつ、もう一度声が響いた。
「死にたくない!!」
『この地は落ち人のものなり』
「うるさい! 知らない!」
『この地に入るべからず』
背負っていた荷物を振りかぶり、見えない壁を攻撃しようとしていた男に霧が絡み付く。
吊り橋の半ばから一気に濃くなっていた霧が、森へと移動してきた。
「え……なに」
奇妙な動きに動揺する人々の前で、霧が四つに分かれてまとまり始めた。
『この地は落ち人のものなり』
『落ち人に平穏を』
『落ち人に幸せを』
『安寧を脅かすもの 入るべからず』
力ある言葉を紡ぎながら、霧は白い人影となり実体を持つ。霧が晴れても人々は吊り橋の上を通ることは出来なかった。見えない壁に阻まれても人々は安全を求めて吊り橋に殺到する。
人が集まれば魔物がそれを見逃すはずもなかった。
六本の足を回転させるように動かし、吊り橋の入り口へと迫る。
魔物の進路を邪魔するように飛び出したロズウェルが、魔物の顔を目掛けて剣を一閃させた。
無論当たるとは思っていない。勢いが少しでも削げればと考えた牽制だ。
魔物も予想していたのか頭を反らせることで攻撃を避ける。そのまま片側に重心を動かした勢いのまま鉤爪を振るう。
体格差は明らかで、どれ程力が強いかも分からない。危険を侵すわけにはいかないと、ロズウェルは振り抜いた剣を鉤爪に当てその反動で距離をとる。
軽く当てただけのつもりだった剣が、甲高い音を発する。後ろに飛びながらだったため、折ることはさけられたが、鈍く利き手が痺れていた。
「厄介な……」
ギリッと歯を食いしばり、魔物を睨み付ける。訓練をサボっていたつもりはなかったが、平和なマチュロス領にいる間に、知らず知らずのうちに鈍ったか……。頭の片隅に後悔が過る。
ロズウェルの登場に警戒したのか、魔物もジリジリと距離を詰めつつタイミングを計っている。
ロズウェルは短く息を吐き、一気に距離を詰めた。それに吊られたように魔物もロズウェルに向かい走り出す。
右から振るわれた鉤爪を身をよじることで避ける。次いで繰り出された噛みつきは大きく右へと回り込むことで避けた。
無防備な胴を目指して斬りつけようとしたが、腹の下にある足に蹴り飛ばされる。
無言のまま受け身をとって、剣を構える。既に目前には魔物の顎が迫っており、大ダメージは避けられない。
瞬時に覚悟を決めたロズウェルは腕一本犠牲にするつもりで拳を固める。
――ズンっ!!
ギィィィィィ!!
突然目の前に現れた足にぶつかった魔物が悲鳴をあげる。
『佐々木 千早を哀しませるなかれ』
振り向きもしないソレから、神の声が発せられる。
見たこともない防具に身を包み、長い槍のようなモノを持った武人姿の石像だ。
「何を……」
『落ち人千早を哀しませることなかれ』
『この地に澱は不要』
『剣持ち、立て。この地の英雄よ』
別の声を聞きロズウェルが周囲を見回せば、吊り橋の側に二体、目の前の石像と魔物を挟むように更に一体の石像がたっていた。
力ある声は以前聞いた女神の声と何処か通じるものがあった。きっとティハヤの世界の神なのであろうと予想し、ロズウェルは感謝を口にする。
霧が晴れ視界が通るようになった砦から驚きの声が上がっている。
「感謝します」
どうやら此度はお怒りではないと判断したロズウェルが、立ち上がり剣を握り直す。突然の加勢に魔物は驚いたのか、油断なく周囲を観察している。
「ここは私が」
聞こえているかどうかも分からないが石像に断って、一歩足を踏み出した。
『魔物を滅するはヒトのみなり』
ロズウェルの背後から神の声が追いかける。
「頑張って!!」
親に手を引かれた子供が逃げながらもロズウェルに声援を贈る。
「どうか!」
吊り橋の入り口に殺到していた人々も振り替えってロズウェルを見つめた。
魔物がロズウェルを敵だと認識し、唸り声を上げる。恐ろしい声に怯えた人々がまた吊り橋へと殺到した。
「押すな!」
「これ以上乗れば吊り橋が壊れる!!」
制止する人と安全を求めて前へとがむしゃらに進む人の間で弱い者たちが押し潰されて悲鳴を上げる。
バンッ!!
「通して!! 開けて!!
早く!!!!」
魔術師に抱き上げられ、上空から降りてきた少年のような人影が、少女の声を発して見えない壁を内側から叩いた。
バリーン!!
壁はキラキラと輝く透明な残骸となり、空気に溶けた。
「早く! 砦へ!!」
ボサボサの前髪は顔をした覆い、少年としては長く、少女としては短い無造作に伸ばされた髪は一本に括られている。ほつれた髪もそのままに大きな身ぶりで砦を指差すと、少年は倒れた人々を助け起こして砦へと誘導する。
「エリック殿?!」
「ティハヤ様!!」
降りてきた人影を見て、ロズウェルと一人の少女の驚きの声が響く。
「ティハヤ……?」
「落ち人……?」
少年のような少女の名前を聞いた人々は、足を止めてその顔を凝視した。
「早く逃げて!」
「ティハヤ様!! ティハヤ様!!
助けに来て下さったのですね!!
私です、アリスです!!
王都でお世話を言いつかったアリスです!!」
吊り橋の上の人々をかき分け、一人の少女が千早に近づく。
「…………アリス、ちゃん?」
「ティハヤさまぁ」
泣き出したアリスに抱きつかれ、千早は硬直している。
「手を離せ」
アリスの背中から洋服を握り、無理やり引き離すとエリックは呆然と落ち人を見る民をにらみつけた。
「早く行け。落ち人の慈悲を無駄にする気か?」
「あ、ありがとうございます」
深々と頭を下げて我先にと砦の入り口へ向けて走り出す人々を避け、アリスと千早は向かい合った。
「アリスちゃんも砦に……」
「落ち人様、どうかお助けください!!」
「あの……」
「王都は落ち人様の怒りに触れ滅びました。もう十分でしょう?!
助けて下さい。怒りを解いてください。
王都を滅ぼすほどのお力をお持ちならば、この世界を救うことなど容易いことでしょう?!
どうか助けて下さい」
すがり付くアリスに対して、エリックが何処かへ飛ばしてしまおうと短杖を握り直す。
『落ち人を哀しませることなかれ』
エリックの魔法が発動する前に、対岸にいたはずの石像のひとつがアリスを持ち上げた。
「放して!!」
『この地を救うのはヒトのみ。
汝、救済の意思ありや?』
「なんなの、この石像!!
ティハヤ様!!」
助けを求めて手を伸ばすアリスを眼前に持ち上げた石像はもう一度問う。
『汝、救う意思ありや?』
「助かるなら助けたい!!
でも私には世界を救う力なんかないもん。世界を救うのは落ち人様の力!!
だから、どうか、お助けを」
『ならば汝を力を与えよう』
「え……」
『人々を助ける力を与えよう。力ありし汝は救う側なり』
石像が一度強く輝くと、アリスの身体に新しい力がわき起こる。それと同時に主神の声が頭に響いた。
「え……そんな、私が救世主? 聖女?
魔物を倒せる? 嘘でしょ」
イヤイヤというように首を振って否定するアリスをぶら下げたまま、石像は対岸へと飛ぶ。
ロズウェルの前で無造作にアリスを下ろすと、世界に向けて宣言した。
『ここに聖女と英雄が揃った』
『魔を滅する者たちなり』
『信じよ。祈れ。この者たちの勝利を』
『そなたらの祈りが力となる』
「……ァ、ァァァァアアアアア!!」
無理に力を発動させられたアリスが悲鳴を上げる。強い輝きが周囲を満たし、魔物が明らかに怯んだ。
「頑張れ、ロズウェル!!」
「聖女様!!」
安全圏まで逃げた民が声を上げる。状況の変化についていけないまま、ロズウェルはこの勝機を逃してはいけないと果敢に魔物へと向かっていった。
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