平昌冬季五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)はSPの首位を守りきることができなかった。フリーは日本の着物風の衣装に身を包んで登場。試合会場を揺るがす大歓声に後押しされて、冒頭の3回転ルッツ以外はミスをせずに演技をまとめて、148・83点をマーク。内容に手応えがあったのか、演技後に2日連続のガッツポーズをみせた。
キス・アンド・クライには親日家らしく大きな扇子とともに登場。満面の笑みを浮かべながらファンに手を振った。母国での大会は4回転ジャンプを3本決めたトルソワに逆転を許す形となったが、合計225・76点の2位となった後の会見で「今はとてもハッピーです。結果に満足しています。2日間、自分がすべきことをしました」と納得の表情をみせていた。