兄弟デュオ「ビリー・バンバン」が16日、東京・かつしかシンフォニーヒルズでデビュー50周年コンサートツアーの最終公演を行い、満員の約1200人を楽しませた。
冒頭、兄の菅原孝(75)がレコード大賞功労賞受賞を報告すると、大きな拍手が湧いた。
5年前に弟の進(72)が大腸がんの手術を受けた後、孝が脳出血で倒れたが、休養を経て復活。車イス姿の孝は、アンコールではつえをついて支えられながらステージに進み、「病気になったら付き合うしかないんだよ。でも楽しく暮らしていこうよ」と呼び掛け、大きな声援に包まれた。
最後はゲストの南こうせつ(70)と大ヒットしたデビュー曲「白いブランコ」をファンと合唱してフィナーレを飾った。