僕は今までいろんな国に住んできました。
その経験を通して気が付いたことがあるので、
今日はそれをシェアしたいと思います。
これから海外移住をしようと考えている人はぜひ参考にしてください。
あなたは自分の移住先を決めるときに、
「住みやすい国ランキング」とかを参考にしていませんか?
もちろん、それもダメではありませんが、
今日お話しすることは「住みやすさ」と同じぐらい重要です。
海外移住先を決めるときに重要なポイント
海外移住先を決めるときのポイントについては、
以前にこちらの記事で解説しています。
ここで触れている5つのポイントは、
「暮らしやすさ」を基準にしたものばかりです。
暮らしやすさとは、その名の通り「暮らしやすいだけ」です。
それがあなたにとって喜びであるとは限りません。
以前カナダで会ったある日本人は、
「カナダよりも東南アジアの発展途上国の方がいい」
と言っていました。
東南アジアに住んでいた自分からすると、
「えー、絶対カナダのほうがいいやん」
と思うわけですが、それも人によって価値観が違うという証拠でしょう。
冒頭でシェアした記事の中で触れていますが、
移住先の国と自分の「相性」を考えることはとても重要です。
他の人が「良い」と言っているからといって、
あなたにとっても良い国であるとは限らないということです。
海外移住を200%楽しむ方法
海外在住者のプチ悩みって何だと思いますか?
その答えはこの記事の「デメリットの③」に書いてあります。
海外は日本ほど娯楽が充実していないので、
とにかく「ヒマ」です。
「毎週末何しようか考えるのが大変」というのが悩みの種です。
ただでさえやることが少ないのに、
冬場は外で遊ぶこともできなくなるので、さらに選択肢が減ります。
一方で海外生活をめちゃくちゃエンジョイしている人たちもたくさんいます。
彼らに共通するもの、それは「没頭できる趣味を持っていること」です。
我が家は以前、カナディアンロッキーのバンフという小さな町に住んでいたというお話をしました。
バンフは自然に囲まれた町なので、
娯楽といえばアウトドアが中心で、
冬場はスキーやスノボぐらいしかやることがありません。
僕もスノボはしますが別にそこまでパッションもないし、
一度会社の視察で滑りましたが、1人で滑っても全然楽しくなかったです。
バンフにいたときは、とにかくやることがないのが苦痛でした。
一方でバンフに10年も20年も住んでいる日本人もたくさんいます。
彼らは自らの意志でバンフに住むことを選択しています。
それはなぜかというと、アウトドアやウインタースポーツに並々ならぬパッションがあるからです。
だから不便な場所に住んでいても全然気にならないわけです。
スキー場のシーズンパスを買って、100回以上滑りに行くのが当たり前の人たちです。
夏はキャンプとバーベキューをひたすらしています。
しかも毎年。
僕からすると「よく飽きないな」と思うのですが、
彼らはそれがパッションだから飽きることなどないわけです。
その価値観がいいとか悪いとかいう問題ではありません。
ただ間違いなく言えるのは、
彼らは200%海外生活を楽しんでいるということです。
自分の「好き」を見つけよう
例えば僕がロッククライミングが好きなのであれば、
都市部に住んでいる今でも、ボルダリング(合ってますよね?)ができる屋内施設に行くことにワクワクできるわけです。
でも僕は特にこれといった趣味がないから、
毎週末やることがなくて困っているわけです。
あえて言うなら読書と馬術です。
馬術はやりたいのですが、時間とその他もろもろの事情でまだできていません。
もしそれができるようになったら、きっとワクワクすることが増えると思います。
あなたも海外移住する前に、自分の「好き」を見つけておきましょう。
じゃないと結構退屈することになりますよ。
ショッピングが好きなら、ショッピングが盛んな地域を選んだ方がいいし、
旅行が好きなら旅行しやすい地域に住んだ方がいいです(シンガポールがおすすめ)。
以上、明日やることがなくて困っていたアポロでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。