September 30 [Fri], 2011, 0:51
タイトルの通りである。多くを語る必要は全くない。
イチローが2004年にメジャーのシーズン最多安打記録を更新したその瞬間、私は黒部峡谷のトロッコ列車に乗ろうとしていたのを、なぜか鮮明に覚えている。田舎町の駅にあるテレビに乗客の大半がかじりついていたその光景は、何か不思議なものを感じた。同じ日本人が海の向こうでとんでもない偉業を達成する瞬間を、こんな山の中の人々までもが見届けようとしていた。それだけで凄い男だと感じたのを思い出す。
来年までゆっくり休んで下さい。
September 27 [Tue], 2011, 2:05
これだから発言小町はやめられない。
アホなトピックは他にも腐るほどあるが、やはり自分の仕事にもかぶるような内容のものは、読んでいて楽しいね。
交際中の激務の彼を信用できません
September 24 [Sat], 2011, 18:37
直前の記事の話題についての興奮がまだ私の中で冷めやらず、いろんな媒体でこれに関する記事や科学者の見解を読み漁っていたが、朝日新聞にこんなのがあったので引用する(URLも載せるのでどうぞ)。
超光速、本当か 「光より速いニュートリノ」専門家慎重
『(中略)物理学者たちの間には疑問の声が多い。
著書「宇宙は何でできているのか」で有名な村山斉・東大数物連携宇宙研究機構長(素粒子論)は、その根拠にノーベル賞受賞者の小柴昌俊さんら日米チームが1987年に見つけた超新星ニュートリノの例を挙げる。16万光年離れた天体の爆発で出た光とニュートリノがほぼ同時期に地球に届いたが、今回の速さならニュートリノの方が数年早く飛来する理屈になるという。「見落とした実験誤差があるように思う。本当なら、超新星ニュートリノとの違いをエネルギーの差などで説明する複雑な理論をつくらなくてはならない」』
読んですぐに「あ、そっか」と思うと同時に、「光速より0.0025%速いだけで数年もずれる?」との疑問が湧いた。すぐに計算。超新星1987Aはイスカンダルと同じく大マゼラン星雲の中にあり、正確な距離は16.8万光年(ヤマトの話中では14.8万光年(笑))なので、到達時間差を求める数式は次のようになる(光速度は不要)。
168000×0.000025÷1.000025≒4.2
「すげー!」と心の中で叫んだ。そして、小学生でも「距離÷速さ=時間」を知っていれば納得出来るような根拠で反論する村山先生にも「さすが天才と言われるだけの人は違う」と畏敬の念も抱いた。
…嗚呼、やはり天才揃いと言われる理論物理の世界なんぞに足を踏み入れなくて良かった。こうやって離れた所から見守っているだけで、十分楽しませてくれている。この話題の行方、天才達の議論に期待。
September 23 [Fri], 2011, 22:41
唐突だが、やはり科学はこうでなければ面白くない。
『根底崩れた?相対論…光より速いニュートリノ
名古屋大などの国際研究グループは23日、物質を構成する素粒子の一種であるニュートリノが、光の速度より速く飛んでいるとする観測結果を発表した。
現代物理学の基礎であるアインシュタインの特殊相対性理論では、宇宙で最も速いのは光だとしている。今回の結果は同理論と矛盾しており、観測結果が事実なら物理学を根底から揺るがす可能性がある。
この観測結果が得られたのは、スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)の「OPERA実験」。ニュートリノ(ミュー型)を加速器という装置で打ち出し、約730km離れたイタリアのグランサッソー地下研究所へ地中を通して飛ばした。
光はこの距離を0.0024秒で飛ぶが、今回の観測によって、ニュートリノは光より1億分の6秒速く到達していることが分かった。これは、光の速度より0.0025%だけ速く飛んだことを示している。
ニュートリノの飛行速度を巡っては、2007年に米国の研究チームが論文を発表している。しかし、この時は誤差と区別がつかなかったため、「光速と差がない」と結論づけられた。今回は原子時計を備えた全地球測位システム(GPS)と光学測量を組み合わせ、3年間かけて約15000回分の飛行速度を精緻に測定した。その結果、誤差を考慮しても、光速を超えていることが判明した。
この観測結果は、現代物理学では説明できない。観測に参加した名古屋大の中村光廣准教授は「物理学全体への影響が大きいため、解釈は加えないと研究グループ内で合意している」と述べ、他グループの実験による検証を求めるために発表に踏み切ったとしている。』
これが果たして本当に正しいのかどうかは、発表した当人達も分からないのはむしろ当然だ。量子力学の世界なら10のマイナス8乗秒レベルの時間差は不確定性原理を考慮しても十分大きな差であり、単なる誤差とは言えなくなるはずだが、結論の内容が重大過ぎて慎重になるのだろう。
さらっと書いているが、私の目を引いたのは「3年間かけて約15000回計測」という箇所である。本物の科学者の根気というのはただただ凄まじい。私ならせいぜい10回位計測して「超光速粒子を発見した!」と発表、世界中から黙殺され、批判もされないに違いない。
まあ、この程度の「超光速」では、SF映画やアニメ定番の星間通信(何万光年も離れた者同士で「長官、目的の惑星に到達しました」「うむ」みたいな会話)には使えないが、夢は膨らむ。そういう世界で研究出来る人たちのことが少し羨ましい、今日この頃である。
September 22 [Thu], 2011, 1:28
ここ静岡でもとにかくひどかった。
そんな中ふと思ったのだが、荒れ狂う風雨を見ていると頭の中で光GENJIの「Diamondハリケーン」がリフレインしていたのは、日本中で私だけだったのだろうか。
きっとそうに違いない。哀しきアラフォー。
September 19 [Mon], 2011, 23:31
日曜の話になってしまうが、土曜に箱根で一族(家族ではなく文字通り一族)集結する事情があり、一泊した後に私達親子4人で富士急ハイランドに行ってきた。妻が子供達のために同遊園地内のトーマスランドで遊びたいと提案したからである。私も子供を遊ばせる一方で、何か一つ位は私一人で名のある絶叫マシンに乗れたらいいなとか思っていた。
…結論から言えば、甘かった。大甘だった。
それなりに賑わっているだろうとは思っていたが、3連休の真ん中、しかも快晴、混まない訳がなかった。人気の絶叫マシンには大人ばかりの長蛇の列が既に形成され、3時間待ちとのこと。目的のトーマスランドは当然のことながら子連ればかり集まっていて、こちらは3時間とはいかないまでも、やはり1時間は待つ状態だった。しかも子連れなら体感時間はもっと長いのは言うまでもない。結局そうやって辛抱強く待って乗ったのは一つだけで、あとはもう観覧車やティーカップのようなものだけ乗って、遊園地に来た気分を味わうに留まった。残念だった。
何よりとにかく暑かった。親の浅い思慮(提案は妻だったが、深く考えずに賛同した私も同罪だ)で子供達を連れ回して気の毒だった。まあ小さい子なので、ティーカップでグルグル回るだけで大喜びしたり、観覧車のてっぺんと同じ位の高さまで登ってきて一気に落ちていく絶叫マシンの様子に(乗ってもいないのに)興奮するのを見て、少しだけ安心したが。
個人的には、乗ってみたいものがこれでもかと並んでいるのを横目に同園を後にするのは切なかったが、仕方ない。でもあの様子では、どうしても乗りたければ、平日に一人で来るしかなさそうだ。最低でも、フジヤマ・ドドンパ・ええじゃないか・高飛車、そしてホラーハウスは味わってみなければ死にきれない。さっそく作戦を立て直さねば…(嘘。いや半分嘘)。
September 17 [Sat], 2011, 0:37
SMAPが中国・北京で公演をしたことが話題になっている。これが同グループにとっての初の海外公演だというのは意外に感じたが、それ以上に、中国のファンも日本の「ジャニヲタ」と変わらないところを見て安心した。日本で「韓国」は印象が良くなくても「韓流」は十分過ぎる程受けているのと同じなのかもしれない。悪い事ではないと思う。
それにしても、ジャニーズではあまり期待されないで誕生したはずのSMAPが、日中国交というデリケートな問題の真っ只中に放り込まれるような存在にまで成長するとは、私のように誕生当時を知る者からすれば信じられない気分だ。歌のデビューは1991年だが、結成は1988年、当時は光GENJI全盛期で、その後ろで踊っていた連中を(多分)適当に集めて出来たのがSMAPである。私はその頃「月刊明星」なんぞを愛読していたから、彼らのことも知ってはいたが、全く注目していなかった(香取なんか小学生だったしね)。
だからこそ、彼らが20年かけてその「存在理由」をここまで確固たるものにしたことには、素直に敬意を表したい。ネット上などで一部の人達が言うような「外交の道具にされているだけ」といった意見に対しては、仮にそうであってもそれの何が悪いと言いたくなる。日本と中国の各政府がいちアイドルグループにそこまで肩入れしているなんて、単純に凄いことだ。批判者も、せめてそこは認めればいいのに。
さて、確か来週?はAKB48も中国公演のはずだが、どういう感じになるのか。中国のヲタが集結するのか?やはり何か怖いな。ちょっと友達になりにくい気がしてきた(笑)
September 15 [Thu], 2011, 1:04
今日は地元JAの依頼で、中高年女性の婦人科疾患等について講演してきた。内容からお察し頂けるように、相手も当然中高年女性ばかりだったのだが、熟女を…やや?かなり?とっくに過ぎたような方が大半を占めていた。
そういう年齢層の方々の前で「歳をとると…」「もはやこの年齢層では…」「女性ホルモンが枯れ果て…」「老人性の…」「生殖不可能」等々追い打ちをかけるような語句を連発するのは、仕事とはいえ憚られるものがあるのだが、どうやら殆どの方が「悔しいが事実」と認めて頂いたようで、それどころか、私の話の所々で大笑いして下さった。感謝感激である。
やはり私は講演が好きなようだ。今度は女子大生相手とかないかな(笑)
September 11 [Sun], 2011, 22:17
同棲相手逮捕…
事情聴取…
自殺未遂…
…
かっごちゃんです……(号泣)
September 09 [Fri], 2011, 23:54
リアルタイムで最初から観れない予定だったので録画してあるのだが、10時半頃に車内のテレビをつけた時点では、ほぼ開成と灘の一騎打ち状態だった。これはもうガチの頂上対決で大納得なのだが、新聞のテレビ欄には名前が書いてあった我が母校はどこで消えてしまっていたんだ?(笑) まあ明日ゆっくり確認しよう。
ただ、決勝戦の最後の問題となった「ベースボールを野球と訳した人物」は、私がはまっているゲーセンのクイズゲームで勉強して覚えたばかりだったので、ちょっと嬉しかったです(注:正岡子規って答えがちだけど違うよ)。小市民やな~