January 05 [Thu], 2012, 23:03
さっきマイミクさんのつぶやきにも同じコメントをしたのだが、産科病棟のお産の進行状況を聞こうと電話した際に「オウムの平田です」と名乗ったら「静岡こころの医療センターに行って下さい」と返されてしまった。
私も最初は、機動隊員が追い返したというニュース記事に「アホやな」と失笑したが、こんなブログ記事を発見してからは、むしろ同情するようになった。
機動隊の事情と平田の自首
ちなみに膨大なレスの中に「俺はヤブ医者」というHNのものがあるが、私ではない。念のため。でも私も同感だ。特に婦人科患者には、他科患者に比べれば、いわゆる「電波系」が有意に多いかもしれない。もっともそれはそれで病院に来る正当な理由の一つなので門前払いはないが、いつだったか、70代の上品そうな御婦人に開口一番「襲われて妊娠したようです」と言われたときは、「認知症などではなく、これは『本物』や」と身構えたのを思い出す。まあ、そういうエピソードには事欠かない科であることは間違いない。
そんな私は警察が大好きだ(交通違反を取り締まる人を除く)。警察庁に栄光あれ。
January 04 [Wed], 2012, 21:29
今日は新年最初の出勤日だったが、午前の外来業務の後は手術もなく、至って楽な日だった。ついでにお産もなかった(正確には、あったが同僚が片付けてくれた)。これからもこんな日ばかりなら最高なのだが、もし本当にそうなったら、産婦人科医が4人もいらんということで栄養科(病院の食事を作るところ)にでも異動されるだろう。やはり適度に忙しくないといけない。
暦の上では今年は始まったばかりだが、今年度という観点からすればあと3ケ月で終わりである。と同時に、2期続けて拝命した医局長(という名の医局の雑用係)の改選ももうすぐという訳で、今度こそは他の誰かに代わってもらいたいものだ。ただ、平等を重んじた当直割り当て表の作成や、年数回の医局宴会の手配などが、自分で言うのもなんだが結構好評のようで、昨年もそれで再選されたという経緯があり、今度もほっといたらそうなる可能性が低くなさそうだ。まあ上記のいずれも医師としての技量とは全く無関係なのが哀しいところだが。
ともあれ、明日からはまた普通に忙しそうなので、栄養科やボイラー室に送られないようちゃんと働きます。よろしく。
January 02 [Mon], 2012, 21:06
何年か前までは箱根駅伝なんてそんなに関心はなかったが(関東の大学ばかりなので)、偶然東洋大・柏原のデビュー戦を観て以来、全区間は無理でも5区と最後の10区の10位争いは楽しむようになった。
それにしても今日の柏原には唖然とした。彼がトップでタスキを受け取るのを見るのは初めてのような気がしたが、確かにその通りだった。ということは、去年までは柏原の力走を輝かせていたのは、彼にとって逆転可能な時間差の範囲内で彼にタスキをつないでいたそこまでの選手4人あってこそと言えるのではないかと思う。
だから彼にしても、今年は自分がトップでスタートというのは嬉しい誤算だったかもしれない。特に私は4区の1年生を大したものだと感心しながら観ていた。アナウンサーの紹介によると、このルーキー(田口君というらしい)は入学当時のチーム内成績がビリから2番、おまけによく貧血症状で倒れるという、普通なら早々に退部しそうな選手だったらしい。それが半年余り地道に努力した結果、2週間程前のハーフマラソンで好タイムを記録、そのまま箱根4区に抜擢されたようだ。しかも、日本中が注目する柏原にタスキを渡すという、ある意味プレッシャーが半端ない状況で(リタイアでもしたら全国から落胆と非難が集中するはず)、トップで中継所に到達、しかも区間賞という文句なしの走りを見せてくれた。これは、柏原の今日の激走に匹敵する素晴らしい快挙だと私は思うのだが、いかがなものだろうか。
ルーキーと言えば、5区の2位争いを演じていた一人、早大の1年生(山本君というらしい)も男だった。個人的に早大はユニフォームの「W」が何だか「そのままやん」という感じで応援したくなくなるのだが(笑)、最初は苦しそうで抜かれもしたのに、後半は怒涛の抜き返しを見せて、そのままゴールしたのには柏原と同じ位感服した。あれは多分、抜かれても焦らずにペースを守って体力を温存したクレバーな戦略だったのでは? 来年からは絶対的本命不在の分、こういう選手達が、抜きつ抜かれつの本物の「かけっこ」を演じてくれるのだろう。
という訳で、明日も目が離せない箱根駅伝。まあ、先述したように、本当に楽しみなのは10位争いですが…(笑)
January 01 [Sun], 2012, 22:00
マヤ暦の予言を少し気にしている身としては、とうとう2012年が来たか、と結構不安なのですが(笑)、何をおいても災害が出来るだけ少ない年(ないというのは無理だと思うので…)になってくれればと、心から願っています。
で、とりあえず今年の元旦も、毎年楽しみにしている「芸能人格付けチェック」で馬鹿笑いさせてもらったので良しとしましょう。