閏年を英語で言うと何?
February 29 [Wed], 2012, 22:41
タイトルは、よくやっているゲームセンターのクイズゲームで出題された問題文である。答は leap year。二択だったから(片方は more year)正解したようなもので、正直、すっかり忘れていた。一応昔覚えた単語だったので、そうやった、そうやった、というレベルである。と同時に、この単語を覚えるきっかけになった出来事を思い出した。
大学の臨床実習で精神科を回った時に、私が話を聞いてレポートを書くよう指示された患者は、当時20代の統合失調症(あの頃の病名はまだ精神分裂病だった) の女性だった。会ってみると、見た目は全然普通で身なりもまともだし、むしろおとなしく控え目っぽい感じの人だった。要は私が嫌いじゃないタイプだったのだが、話してみたら確かにいきなりブッ飛んだ内容のものがポンポン出てきて戸惑った。
中でも印象的だったのがこんな会話だ。
「私、本当はもう、むささんに今日会うこと分かってたの」
「へ?なんでですか?」
「先週、今日まで『タイムリープ』したから」
「タイムリープ??タイムワープじゃなくて?」
「ううん、違うの。タイムワープは時間を飛び越えることでしょ?」
「そうですね。でもリープ(leap)の意味もそんな感じやなかったですか?」
「ううん、全然違う。私の中ではタイムリープなの」
とまあこんな感じだったと記憶しているが、その後気になって辞書で調べたら、leapはやはり「跳躍」とか「飛びつく」といった意味だったので、一緒やないかい!と思ったものだ。しかし実は勘違いしていたのはワープ(warp)の意味の方だった。SFアニメ等の影響で「跳躍」みたいな意味だと思い込んでいたら、こちらは「ゆがみ」とか「歪曲する」というのが正しいのをその時覚えた。まあ、彼女との会話に出てきた「タイムリープ」は「タイムワープ」でも全然構わなかったとは思っているが。
その時に、辞書にあった leap の説明の中で、閏年のことを leap year と呼ぶのを知った。4年に一度飛び飛びにやって来る年だからだ(と書いてあった)。ちなみに閏というのは、平年よりも日数等が多いことそのものを指す言葉だそうである。へえ。
ともかく、折角そうやって覚えた単語だったのに、20年近く出番がなかったせいで、すっかり忘れていた。あの時の患者さんは私とほぼ同い年だったが、今どうしているのだろう。そんな事まで気になった2月29日だった。また4年後思い出そう。
大学の臨床実習で精神科を回った時に、私が話を聞いてレポートを書くよう指示された患者は、当時20代の統合失調症(あの頃の病名はまだ精神分裂病だった) の女性だった。会ってみると、見た目は全然普通で身なりもまともだし、むしろおとなしく控え目っぽい感じの人だった。要は私が嫌いじゃないタイプだったのだが、話してみたら確かにいきなりブッ飛んだ内容のものがポンポン出てきて戸惑った。
中でも印象的だったのがこんな会話だ。
「私、本当はもう、むささんに今日会うこと分かってたの」
「へ?なんでですか?」
「先週、今日まで『タイムリープ』したから」
「タイムリープ??タイムワープじゃなくて?」
「ううん、違うの。タイムワープは時間を飛び越えることでしょ?」
「そうですね。でもリープ(leap)の意味もそんな感じやなかったですか?」
「ううん、全然違う。私の中ではタイムリープなの」
とまあこんな感じだったと記憶しているが、その後気になって辞書で調べたら、leapはやはり「跳躍」とか「飛びつく」といった意味だったので、一緒やないかい!と思ったものだ。しかし実は勘違いしていたのはワープ(warp)の意味の方だった。SFアニメ等の影響で「跳躍」みたいな意味だと思い込んでいたら、こちらは「ゆがみ」とか「歪曲する」というのが正しいのをその時覚えた。まあ、彼女との会話に出てきた「タイムリープ」は「タイムワープ」でも全然構わなかったとは思っているが。
その時に、辞書にあった leap の説明の中で、閏年のことを leap year と呼ぶのを知った。4年に一度飛び飛びにやって来る年だからだ(と書いてあった)。ちなみに閏というのは、平年よりも日数等が多いことそのものを指す言葉だそうである。へえ。
ともかく、折角そうやって覚えた単語だったのに、20年近く出番がなかったせいで、すっかり忘れていた。あの時の患者さんは私とほぼ同い年だったが、今どうしているのだろう。そんな事まで気になった2月29日だった。また4年後思い出そう。
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