待ち合わせの時間は14時に設定しました
私は一通り仕事を終わらせて
待ち合わせの場所へ向かいました
久しぶりに乗った電車だったので
降りる予定の駅をその電車が
通過するのに気が付かずに
乗ってしまいました
降りる駅が目の前を通過するのを
見届けて次に止まった駅で
すぐさま反対のホームに向かい
電車に乗り込みました
結局20分の遅刻です
比較的用意周到な私でしたが
中途半端に覚えていたので
それで油断してしまいました
待ち合わせ場所には
彼女がすでに待っていました
私に気が付かなかったので
後ろから「○○さん」って驚かせてしまいました
当初の予定通りに
「公園に行きましょうよ」
って駅から歩いて公園に向かいました
犬を散歩する人
デートする人
写真撮る人
ぼーっとベンチに座る人
ここは、THE公園、って表現するのには
完璧すぎる公園です
かなり広いので
30分ぐらいは歩きました
彼女は少し後ろを歩こうとするので
「もう少し横に来てくださいよ」ってお願いしました
途中飲み物がなくなったみたいだったので
自動販売機を探しました
彼女は自分で買おうとしていたので
私がそこは買わせてくださいってお願いして
お茶を買いました
天気予報は晴れでしたが
実際はかなりの曇り空
少し肌寒い感じはあったけど
それほどは気にはならなかった
私は公園ですから
樹のベンチに座ろうとしたんですが
彼女が近くのプラスチックの
ベンチの方がいいと言ったので
そちらの方に移動して座りました
私が持ってきた地元のせんべいを
袋から出して一緒に食べました
かなりの時間をそのベンチで過ごしたと思います
以前からの知り合いでしたが
プライベートで会うのは初めてだったので
お互い緊張してうまく会話が進みませんでした
でもそれがまた楽しいこともあります
そうやって時間は過ぎて行きました
日が暮れると
気温も下がって
公園にはいられなくなるので
私は
自分の気持ちを
彼女に伝えることにしました