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居眠り運転

April 30 [Mon], 2012, 22:03
今更言うまでもないことだが、ここ何日間で居眠り運転や注意不足運転による悲惨な事故が「これでもか」というほど相次いで起きている。そもそも無免許だったなんていう論外なものもあったが、事故の内容を知るにつけ、どれも自分が犯すことだって十分あり得るものであることに愕然とした。例えば、私がオンコール当番の日の夜中に分娩で病院に呼ばれ、一旦帰ったら朝5時や6時に起きて騒ぎ出す子供達のせいでほとんど寝られず、そのまま朝の出勤となり、その途中でウトウトしていたら無意識に歩道に突っ込んで…なんてことは、現実に起こり得る話だ。実を言うと、ニアミス程度のことなら今まで何度か経験している。大事に至らなかったのは、その時々の運がたまたま良かっただけとしか思えない。

そうやって色々考えていると、無免許少年のような例外を除いて、正直運転者も気の毒に思ってしまうのは否めない。軽重関係なく、通常の犯罪のように最初から犯意を持って起こすようなものとは明らかに違い、自分が明日の朝同じことをやってしまう可能性はゼロではない。
結局、こういう事故の防止策はほとんど全て理想論に過ぎない。「寝不足が原因なら早く寝てぐっすり眠る習慣をつけましょう」…医者に限らず、普通に仕事に励んでいる人なら、相当割合でそうしたくも出来ない人ばかりである。せめて自分だけにでも通用する居眠り防止策はないかと真剣に考えてみた。答は「家族と別居の上、退職」…出来る事なら即実行したいが、その場合はやはり夜更かしがひどくなり、居眠り防止には繋がりそうもない。やはり精神力で何とかするしかなさそうだ。

とにかく明日の仕事再開から早速気を引き締めることにしよう。そのためにも早く寝ます。おやすみなさい。

ボウリング、天と地と

April 25 [Wed], 2012, 23:37
昨日と今日は、別々のボウリング場で会合があったのだが、昨日は4ゲームで合計900点といい当たりをしたのに対し、今日は同じ4ゲームで680点と全く精彩を欠く内容に終わった。天と地の差…と言う程のものではないが、2日分合わせればアベレージ197といったところで、ちゃんと実力通りになっているのが面白い。山あり谷あり、これだからボウリングは飽きないということなのだろう。皆さんもやりましょう。

実家に日帰り

April 22 [Sun], 2012, 21:59
今日は朝から豊橋の実家に親子4人で訪問してきた。特に理由はなかったのだが、全員で行ったのがちょうど1年前で、その後は一族で軽井沢や箱根に旅行することはあっても、正月等でさえ実家に帰らなかったので、たまには子供達も連れて顔を出そうと思い立った次第である。

と言っても、その実態はほとんど「たかり」みたいなもので、昼間からお値段の高い鉄板焼き店で、3歳になったばかりの娘までもが宮崎牛のシャトーブリアン(牛ヒレ肉の最高級部分)を貪り食わせてもらった(しかも「もっとちょうだい!」とねだって、追加してもらっていた(涙))。私でさえ自分の金で食うのは躊躇されるシャトーブリアン約200gを平らげる未就園児は、日本広しといえどそう多くないと思う。だからうちの子や弟の子供たちは、ケチなパパママよりも、美味しい物を好きなだけ食べさせてくれるジジババが大好きである(笑)。

なお、私達夫婦も、飯だけでなくお土産にまで黒毛和牛のステーキ肉約1kg分を持たされ、まさしく第三者から見たら「いい歳して親にたかる穀潰し」状態であった。あえて弁解させてもらうなら、向こうも贈り物等で戴いた物であり、年齢的に自分達で食べきれる訳がないので私達にくれたというのが実情である。

父は今なお市内最大手の会計事務所を現役で率いているが、もう80歳近くになり、最近では初期の前立腺がんの治療も行なった。元気ではあるが、いつ何があってもおかしくない。息子2人、跡も継がずに好きな事をやらせてもらったが、今まで当たり前のようにやってきたこういう会食でさえ、実はあと何回出来るのだろうと不安に思う。孫と遊んでもらう以上の親孝行を、そろそろ真剣に考えなければいけないなと思った、今回の訪問であった。

3歳になりました(ただし一昨日)

April 21 [Sat], 2012, 0:07
全く触れなかったが、19日に娘が3歳の誕生日を迎えた。4月生まれなので幼稚園まではまだちょうど1年あるが、兄が通っている所のクリスマスパーティーのDVDを繰り返し見ている内に、すっかり幼稚園に行きたがるようになった。それはいい事なのだが、オムツがまだ取れないのと、よく喋る一方で滑舌が悪くて聞き取りにくいのが、入園に向けての懸念事となっている。まあ、あと1年ある。何とかなると思いたい。

そんな娘のために、私の親が小さな自転車を買って贈ってくれた。車輪直径が12インチということで、三輪車を除けば、自転車としては最小のものになる。今日の昼間、すなわち私が仕事に行っている間に届いたようで、本当なら乗っている所を妻が写真に撮ってメールしてくれたはずなのだが、あいにくの雨で明日以降におあずけとなった。楽しみだ。

まずは次の誕生日まで、大きな病気もせずに元気で育ってくれますように。あと、「かいれちゅ(加齢臭)」という単語を乱発しませんように。

転院、転棟

April 18 [Wed], 2012, 23:57
今日は朝から、自分の受け持ち入院患者が2人も去っていった。1人は切迫早産で、30週程度での早産が低くない確率で予想されるために、そうなった場合の未熟児管理を見越して小児医療専門の病院へ母体ごと転院させた。もう1人は進行した卵巣癌の患者で、まだ手術して日が浅いのだが、術後性の腸管麻痺または転移性病変による腸閉塞を起こしており、消化器専門管理が望ましいために外科に転科・転棟になった。
どちらもそれなりにシビアで緊急性があり、自分の所で診るには限界がある以上、転院させたり転科させることは別に恥ずかしいことではないのだが、同じ日に自分の手元から離れていくと、何だか自分が無能なようで、苦笑するしかない気分になる。まあ2人とも、状況が改善すればまたこちらでの管理に戻ってくると思われるが、面倒な部分を他人に任せているみたいで、申し訳ないことこの上ない。受け入れてくれた先生方には感謝感謝である。

とりあえず、自分達で対処出来る患者や状況なら、またしっかりとやるべき事をやろう。こうやって何度目かの決意をしながら明日以降も頑張るつもりである。

ストロンガー死す

April 15 [Sun], 2012, 23:34
久々にマニアックな話を書く。

昭和の仮面ライダーの一人、ストロンガーこと城茂(城島茂ではない、念のため)を演じていた荒木しげる氏が亡くなった。私達マニアの間では食道がんで手術、その後経過観察中だったことが知られていた。享年63。現代の感覚からすれば若くして亡くなったことになる。

物心つく頃には仮面ライダーものを熱心に見ていた私だが、新番組としてリアルタイムで見始めた最初のライダーはストロンガーだったと思う(それ以前のは既に再放送ものだった)。だからよく真似した。ライダーものの真似といえば何と言っても変身ポーズだが、電気人間という設定の彼の両手は金属コイル製なので、いつも手袋をはめており、まずそれを外すところから始まるのが定番だった。大抵は普通に脱ぎ捨てるのだが、バイクの運転中か何かは口でくわえて外すことがあり、それが幼い私にはたまらなく格好良かったので、よく自分の手袋でやったものである。
そしてもう一つ、ストロンガーの真似で欠かせないのが、変身後の決め台詞「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ、悪を倒せと俺を呼ぶ。聞け、悪人ども!俺は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー!」というもので、40年近く経った今も、ヒーローの「存在理由」をこれ以上端的に表現した口上はないと思っている。もっとも、真似していた当時は幼稚園児だったので、今思えば、同級生相手に「悪人ども」は言い過ぎの感を否めない。今なら言ってやりたい相手は大勢いるけどね。ちなみにこの台詞、長寿漫画「パタリロ!」でもパタリロが雷鳴の絵を背景に叫んでいる場面がある(「誰に呼ばれた?」と聞かれたパタリロの答がこれだったと思う)。

平成ライダーと昭和ライダーの根本的な違いは、改造人間かそうでないかという点に尽きるが、その改造手術も本人の意志かそうでないかに分けることが出来る。ストロンガーは望んで手術を受けた口であり、その理由は「復讐」である。親友が悪の組織ブラックサタンによる改造手術の失敗で死亡、それを知って自ら組織に乗り込んで手術を志願、自己催眠で脳改造直前に脱出し、以後戦い続けるという話だった。あまりに危険な潜入捜査だが、そういう所もまた格好良かった。彼に限らず、昭和ライダー達には改造人間として生まれ変わった悲壮感が常に漂っていた。変身アイテムを「もらった」「拾った」みたいなのばかりがきっかけの平成ライダー達に、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいものである。

演じていた荒木氏は、その後も、ライダー1号やアカレンジャーと共に「特撮最前線」ならぬ「特捜最前線」に出演したりして活躍していたが、近年は東京の区議選に出馬(落選)などしていたらしい。「ヒーローは諦めてはいけない」というのが信条だったそうだ。頭が下がる思いである。

ご冥福をお祈り申し上げます。

右手薬指損傷

April 13 [Fri], 2012, 23:55
数時間前にジムの風呂場で右手薬指を壁の角に思いっきりぶつけてしまい(完全に自爆)、その後からずっと指を曲げる度ジンジン痛い。熱は帯びていないので骨折はなさそうだが、多分腱鞘炎のようになってしまったようだ。この指だけ冷やすとか器用なことはしづらく、とりあえず落ち着くのを待つしかなさそうだが、握りこぶしひとつ作るのに冷や汗が出てくる状態だ。早くよくなってくれないと仕事に差し支えるのだが、ホンマにアホやな・・・(涙)

実写版ヤマトを観ながら

April 11 [Wed], 2012, 22:48
1年半位前に映画館で観た実写版ヤマトを、今テレビで観ながらこれを書いている。上映当時から賛否両論だったが、私個人はこういうのもアリだと思った方なので、基本的に批評する気はない。

ただ、約200年後の世の中というものの「時代考証」は必要だと思う。多分その時代でも心肺停止に対する蘇生術はあるだろうが、佐渡先生(映画ではなぜか高島礼子)がどう見ても現代の公共施設などに置いてあるのと同じようなAEDを持って駆け付けるというのは如何なものか。これは例えて言うなら、現代の医師がそういう患者に電気ショックを与えるのに平賀源内の「エレキテル」を持ってくるようなものではないか。何しろ200年後の設定である。今の時代のAEDとは比べ物にならないような装置がありそうなものだが・・・と思うのは私だけだろうか。

あと、沖田艦長などが館内放送をする際に、いちいちマイクを持って話すというのも違和感がある。今でさえ襟元に付けるようなワイヤレスマイクくらいあるのに、コードのついたマイクを持って「艦長の沖田だ」では、「あんたは無線配車のタクシー運転手か」と思ってしまうのを禁じ得ない。

更に言うなら、コンピューターや通信装置の操作は現代のパソコンのそれとほぼ全く同じキーボード操作というのも絶対におかしいはずである。認識番号をキーボードで打ち込んで個人認証なんて、現代でさえ網膜認識だの何だのがあるのに、この時代からすれば「超前時代的なこと」をするとは思えない。そもそも、光でさえ約5時間かかる冥王星空域からの通信をリアルタイムのテレビ電話の如くこなしている時点で、超光速通信技術が確立しているとしか思えないのに、なんで「太陽系を出たら通信不可能」なんだろう(実はアニメ版でもその場面があったが…)?

とまあ、しょうもないことなのは百も承知なのだが、未来を描いた実写版SFには、そういう細部での心配りを見せて欲しいと思ってしまう。それはこの作品に限った話でもないが。
今月から公開されている「宇宙戦艦ヤマト2199」では、その辺どうなんだろう。まあどっちにしても絶対観るけどね。楽しみにしているので、そういう無粋なことは言わないように心がけるとしよう。

今日最も悔やまれたこと

April 08 [Sun], 2012, 22:28
ここ静岡市では一昨日から静岡まつりというのが行われていた。昨年は震災直後の全国的な自粛ムードに逆らえず中止となったため、2年ぶりの開催となった。毎回、まあまあ知られている芸能人2人が青年期と晩年の徳川家康をそれぞれ演じるのが目玉となっており、今年は昨年予定されていた中尾明慶と中尾彬がそのまま来てくれた。というか、どう考えても、昨年の実行委員会は「中尾つながりで決めちゃえばいいんじゃね?」みたいな感じで選考したとしか思えないのだが、当然その辺は一般人の知るところではない。

で、今日は市役所前の通りなどを、家康に扮した中尾彬がゆっくりと座敷駕籠みたいなのに乗って動いていたはずなのだが、それを見に行く機会がなかった。残念無念。仕事で呼ばれたらと思って「自粛」していたのだが、そういう時に限って結果的に何も起こらず、レトロスペクティブな後悔だけが残ってしまった。
しかも、一応時代考証の点からもトレードマークのグルグルマフラーはないだろうと思っていたのに、夜の地元ニュースを見たら、着物の上に思いっきり巻き付けていたではないか。見逃した感が余計に強くなった。

ちなみにこのイベント、初めて見たのは4年前になるが、あの時は若き日の家康を沢村一樹が演じていた。超至近距離で見た彼は、男の私が見ても惚れ惚れするような、ホンマもんの男前だった。思わず「セクスィー部長!」と叫びたくなったのを今でも覚えている。

さて、来年は誰が来るだろうか。怪我人が出る程見物客が殺到するようなことはなさそうな位の芸能人を選ばないといけないというのは、結構難題だと思う。分かりやすく言うと、向井理よりも綾野剛、みたいな感じか。余計に分かりにくくなったところで、おやすみなさい。

陽光うららか過ぎて

April 07 [Sat], 2012, 23:06
ここ数日好天が続いていて、屋内にいても窓から見える景色に心なごんでいる。ただ、その代わりという訳ではないが、あまりののどかさに眠くなってしまうのも事実だ。
こういう事を書くと皆さんに怒られるかもしれないが、医師は結構居眠りが多い。それも堂々と寝ている。勤務時間帯であっても、当直室や仮眠室、医局のソファなどで、完全に横になっている。気のせいかもしれないが、最近は特に多いような感じがする。残念ながら、私もその一人なのは否定出来ない。一般企業とかだったら問題だろうというのは、いかに医師が世間知らずの集まりでも容易に想像がつくだけに、大変申し訳ない気分である。

今日は土曜だから、午前の仕事だけ終われば、後は何しようが私の勝手だったが、厄年につきようやく厄払いに行ってきたその先で、祈祷中居眠りしてしまっていた。お堂の中まであったかく、それが読経といい感じにマッチングして、睡魔に耐えられなかった。ちゃんと厄払いになったのか、甚だ不安だ(笑)

それでもやはりこの季節のこの陽気は、日本の四季を象徴するひとつであり、居眠りしたくなる程満喫している証拠でもあろう。あと何日楽しめるか分からないが、支障がない限り、睡魔にも逆らわないのが体のためかもしれない…と正当化しておこう。すみません。
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