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夜の仕事

June 29 [Fri], 2012, 23:54
ここ数日、夜の仕事が続いたせいで体が重だるい。やはり歳だなと思う。
夜中3時頃に呼ばれると、何が辛いって、起こされることそのものではなく、病院へ向かう運転が辛い。いつかこういう時に事故って死ぬのではと本気で心配になる。信号待ちのたびに数秒間寝ているのを自覚する。まだ停まっているからマシだが、その内突っ込みそうな気がする。その場合は多分、翌々日の地方紙の朝刊に「急患で呼ばれた医師、自分が急患に」みたいな記事になるのだろうか。

一方、帰りはそれ程辛くない。やはり仕事をすることでようやく頭が起きるせいだろう。一昨日の夜も、病院までどうやって着いたか覚えていない状態だったが、着いたら赤ちゃんが既に生まれていた後なのに加えて、新人助産師が胎盤娩出にもたついているのを見て、頭から眠気が飛んだ。こういうのが私なりの戦闘モード開始なのだろう。

皆さんも「夜の仕事」で叩き起された後の運転には十分お気をつけ下さい。

野田総理は男だ

June 27 [Wed], 2012, 0:07
タイトルのように思っている国民は、私を含めてやはり少数派なのだろうか。

いくら数年前のマニフェストと違うからといって、政権交代後、大震災を筆頭に国家財政を圧迫する事態が相次いで起きた以上、増税するしかないのは明白なのに、それを嘘つきだの何だのと低レベルな批判を繰り返す自民党その他野党の態度にはうんざりする。そこまで言うなら反対を貫き通せばいいのに、増税法案を国会にかけるという「汚れ役」を野田総理率いる民主党に押し付け、賛成することで増税は実現させておきながら、その後の選挙で政権を奪おうという卑怯なやり方は如何なものか。

見方を変えれば、国民の怒りを買うことを承知で「もう今やるしかない」と、汚れ役、嫌われ役になることを選んだ野田総理は、勇気ある男だと私は思う。党に対する国民の支持より、日本を立て直す即効性のある方法を優先させるというのは英断ではないか。間違っているとは私は思わないのだが…。

そりゃね。再来年の消費税10%というのは俺も嫌だけどな(笑)

朝の日課

June 25 [Mon], 2012, 23:40
慢性的な寝不足が続いているが、その原因の相当部分は子供のせいである。

毎朝5時半か6時頃に起き出し、寝ている私を揺り起こしてヨーグルトをせがむ。この子らのせいで冷蔵庫には常に買い置きのヨーグルトが積み上げられている。
ヨーグルトの次はマミーまたはそれに準ずる乳酸飲料が要求される。どこまで腸内細菌を増やしたいのかとげんなりする。それでいて下の子は便秘なのだから始末が悪い。
そしてトドメは、HDD付きテレビで録画しておいた「しまじろうのわお」を下の子が早く見せろとせがんでくるという構図である。何度も見て楽しいその心理がよく分からんで困っている。

おい、たまには違うことさせるか、学問に励め。

殺人ドライバー

June 24 [Sun], 2012, 22:06
車の話ではなく、昨日のゴルフコンペの話である。この1ヶ月、取り憑かれたように練習し続けていたが、成果があったのはドライバーショットくらいで、精度が上がった(つもりの)アイアンがことごとくイメージに反するものに終わってしまった。ドライバーはかねてより理想としていた、その気になれば人間の頭部を粉砕出来る威力と弾道に近いものを連発し、昨日だけの平均飛距離なら250ヤードはありそうだった上に12発中OBはわずか1回だったので、かつてコンペでOB7連発とかしでかした身としては上出来であった。それだけにアイアンの出来の悪さが悔やまれた。特に残り数十ヤードでチョロ3連発とか目も当てられず、全体としてスコア向上はまだ相当遠いものを感じさせた。まあ、今後の練習課題がより明確となったのが収穫と言えるだろう。

ただ昨日は午後から用事があったため、朝7時半スタートだったにもかかわらず、前の組が長引いたりした結果残り2ホールの時点で私だけホールアウトせざるを得なかった。その時点でスコアはメタメタだったので未練は全くなかったが、強いていえば最終ホールで用意されていたドライバーコンテストだけはやりたかった。鬱憤を全て載せた殺人ドライバーが火を噴いたかもしれないのに…(笑)

今回の惨敗で練習意欲にまた火が付いた。本業を忘れない程度に頑張ろう。

片井文乃プロチャレンジマッチ

June 22 [Fri], 2012, 23:56
今日は静岡出身の女子プロボウラー片井文乃さんとのプロチャレンジマッチがあり、明日のゴルフコンペを控えた身でありながら出場してきた。
彼女と初めてお知り合いになったのはもう10年以上前になるが、その頃には既にトップアマの証であるナショナルチームに所属し、その後何年もキャプテンを務め続けた。2年前にプロに転向してからは、周囲の当初の予想に反して優勝こそなかなか恵まれないものの、主だった大会ではコンスタントに上位入賞し、その結果として一流プロの証である第1シードを守り続けている。
私を含むへっぽこボウラーにとっては、まさに雲の上の存在なのだが、JBC(全日本ボウリング協会)の同じクラブで一緒に投げさせてもらっていたお蔭で、久しぶりに会った私にも気さくに「先生、調子どうですか?」と声をかけてくれる本当にいい人であり、彼女の卓越したボウリング技術以上にその人間性に魅了される人は少なくない。

そんな彼女とのプロチャレンジマッチは、勝ち負けよりも一緒にボウリングする時間を共有することに意味があるのだが、運良く彼女と同じレーンで1ゲームだけ投げる機会があり、その時こんな会話を交わした。

「今も所沢ですか?」
「ええ、でも9月に離れるんです」
「あ、どっか別の所に移籍するんですか?」
(この時、片井プロが「あ、知らないんだ」という表情をしたのを見逃さなかった)
「アメリカに渡るんです」
「アメリカ?向こうのツアー(ゴルフか(笑))に挑戦するとか?」
「いや~結婚することになったんで…」
「えええ~じゃあ相手もアメリカ人ですか!?」
「はい♪」

後で他の人に「知ってましたか?」と聞いたら、ほぼ全員が知っていて二重にショックを受けたのは言うまでもない。先月ご自身のブログで発表していたそうで、全く見ていなかった私は、ガチで本人から直接聞いたことになる。そう考えれば光栄なのかな?

試合結果自体は私は箸にも棒にもかからない点数で、おまけに公式ハンデだけ1ゲーム2点と不当に少ない(そんなに最近のアベレージが高かった気はしないのだが…)のも加わり、順位は50数人中40位と惨憺たるものだった。それでも飛び賞まで片井プロから直接戴き、思い残すことはなかった。


あなたのようなトップボウラーとお知り合いになれたのは、私のボウリング歴の中の数少ない(笑)いい思い出でした。
どうか末永くお幸せに…


片井文乃オフィシャルブログはこちら

台風接近、当直中

June 19 [Tue], 2012, 18:57
今日は約1ヶ月ぶりに病院に泊まりの全館当直である。普段は面倒に思うのだが、今日のように夜中の暴風雨が予想される日なら、オンコールで呼ばれて雨の中を運転するだけで気力が削がれそうになるので、むしろ泊まりの方が楽である。もちろんその場合でも、何も起きないのがベストなのは言うまでもないが。

それにしても6月半ばでもう台風の話か。今週土曜はゴルフコンペなので、今の時期に通り過ぎるなら文句はないが、天気はしばらく愚図るんだろう。心までカビないように仕事するか。

父親参観に想う

June 16 [Sat], 2012, 22:34
今日は息子の幼稚園の父親参観日ということで、雨の中行ってきた。
早いものでこれで3回目。相変わらず何も満足に出来ないことにガックリするのも慣れたが、他の子達と一緒にやりたがる様子だけは昨年まで以上に伝わってきた。健常児と同じ環境下で過ごすのは今年度が間違いなく最後になるが、残り9ヶ月を息子なりに楽しんでくれればそれでいいと思えた。息子とのレベルの差が大き過ぎる子供達に囲まれて幼稚園生活を過ごさせてきたことに対して、選択を誤った気分になったことも一度や二度ではなかったが、毎朝嬉しそうに幼稚園の門をくぐっていく姿だけが、当人よりも親に現状を続けさせるほとんど唯一のモチベーションだった。言葉が通じないので同級生にはほとんど遊び相手にされていないが、幸か不幸か彼らにも息子との接し方のバリエーションが乏しかったおかげで、変ないじめにあうこともないままやってこれた。それは救いだったかもしれない。

繰り返しになるが、普段の園内での生活に加え、夏の課外学習や秋の運動会、冬のクリスマス会など、この子なりに楽しんで欲しい。当人は恐らく記憶にほとんど何も残らないのだろうが、私達はこの子がそういうものに普通の子達と一緒に参加したことを決して忘れない。だから来週からまた楽しんでこいよ。

我以外皆我が師なり

June 14 [Thu], 2012, 23:53
タイトルは吉川英治の小説「宮本武蔵」の中に出てくる有名な言葉である。宮本武蔵が言ったように書いてあるが、多分作者の言葉だと思う。「人皆我が師なり」というバージョンもあるが、もちろん意味は変わらない。と言っても、意味自体はまさに読んで字の如しであり、何も難しいことは言っていない。

なんでこの言葉を思い出したかというと、今まさにゴルフ練習場での私がその心境だからである。私のゴルフはこれまでほとんど独学でやってきており、多分この先もそうなると思うが、誰にも教わっていない最大の難点は、自分のフォームその他を客観的に見てくれる人がいない、という点に尽きる。だから、ミスしても修正に時間がかかる。何が欠点だったのか分からないからだ。そんな時は、下手な人の様子を見たりする。面白いもので、上手な人より得るものは多い。ほぼ間違いなく私の欠点(大抵複数)のうちどれかが入っているからだ。まさに「我が師」である。

…なんて殊勝なことを書いたが、そろそろ私も誰かに細かい技術指導を受けた方がいいんだろうな…。要は、誰かに教えを乞うことが先天的に苦手なのを、独学という言葉でごまかしていただけなのだが、ゴルフに関してはそれも限界かもしれない。ああ、面倒だな。「我のみ我が師なり」なんて言ってみたいが、ダメか。

ああ残念

June 12 [Tue], 2012, 23:29
言うまでもなくサッカーのこと。でもまあ引き分けなら良しとすべきかな。

毎週火曜にやっているボウリングのリーグ戦の最中に、空いているレーンの上にあるモニターで映されていた試合を観ていたのだが、いかんせん、自分が投げながらなので断続的にしか観られないのと音声がなかったのとで、くだんのPKに至ったいきさつが全く分からなかった。とりあえずペナルティーエリア内で揉めていたので、PKになるの!?というのはすぐ分かったが、リプレイ映像を観ても何が問題なのか理解出来なかった。ただ何となく「これがアウェーなんやな」とは思った。残念だ。

でもまあ、w杯予選のたびに、今の日本は予選通過は当たり前のように捉えられているのを感じる。約20年前まで日本はただの一度も本戦に出られなかったのを、今の若い人はどの位知っているのだろう。あの「ドーハの悲劇」をリアルタイムで観たときは「ああ、日本はこれからもずっとこういう運命なんや」と悟ったような気分になったのを思い出す。あの頃せいぜい小学生くらいだったような子が、今の代表の大半を占めているのか。恐ろしいな。

予選通過はかたいと思うけど、今日は引き分けで良かったということで、また次から頑張って欲しい。一度は観戦しに行きたいけどね。

損した気分

June 09 [Sat], 2012, 23:01
今さっき帰ってきた。今日と明日はオンコール当番。夕方子供を風呂に入れて自分も着替えていたら病棟からお産の電話があり、しかも電話の様子からは早めに行った方が良さそうだったので駆けつけた。

なのに、到着から1時間以上、分娩は遅々として進まず、呼んだ方も申し訳なさそうにしている始末。妊婦さんもスタッフも、何より私も待つ気になれなかったので、結局私の「伝家の宝刀」であるクリステル圧出法(各自検索して下さい。滝川クリステルとは全く無関係)で産ませた。私はこの方法が得意な方だが、本当はやりたくない。何しろ分娩室は赤ちゃんのために暖かく設定されているため、大人の私にはとにかく暑く、汗がドッと出るからだ。今回もいつもの例に漏れず、せっかく風呂に入ってきたのに汗だく。損した気分とはまさにこのこと。でもまあ、元気な赤ちゃんだったから、汗かいた甲斐があったと思うべきか。

以上、産科医のよくある日常のひとコマでした。
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