October 31 [Wed], 2012, 22:59
今月は仕事より趣味の方で色々あったが(その大半は苦い思い出)、ここですべきそういう報告も滞りがちだったことは大いに反省せねばなるまい。先日もここでお詫び(言い訳)したが、7年続いているこのブログにも翳りが見えてきているようで、私自身もこれではいけないと思っている。
それにしても、毎年10月が終わる頃になると、一気に年末を意識してしまう。まだ2ヶ月あるのに、やり残したことがたくさんあるような気になるせいだろう。私も、書かなければいけないものとか年内に調べておくべきこととかが幾つかあり、そのいずれもその気になればとっくに終わらせていることも可能なものばかりだっただけに、自分の怠惰ぶりに呆れる次第である。
とまあ色々気がかりなことだらけだが、とりあえず、今進行中のお産だけでも早く片付いて欲しい。疲れた。
October 27 [Sat], 2012, 0:23
今月から通っているゴルフレッスンでは、行くたびに才能の無さを再認識させられるだけで、だんだん疲れてきたのだが、昨日は思わぬ収穫があった。
とにかくボールを前にすると力が入る私、力を抜こうとする行為が既に力が入っているという悪循環に悩まされているが、レッスンプロに「いっそ、目を閉じて打ってみて」と言われた。「そんな無茶な」と最初は思ったが、やってみるとボールには確かに当たる。
そこへ加えて、私に重大なヒントが舞い降りてきた。私の力みだらけのスイングにため息を漏らすプロ目掛けて、私が一旦振り抜いたクラブが私の「なんでいっつもこうやねん」という嘆きと同時に振り子のように戻ってきて、危うく直撃しそうになった。わざとやったはずもないし、そもそも勝手に地球の重力で私とプロの方に戻ってきただけなのだが、それを見たプロが「戻ってくる方が全然力入ってないじゃん」と一言。何しろわざとじゃないのだから当然である。しかしこれは私には思考のブレイクスルーの如き言葉となった。半分自棄ではあったが、「じゃあクラブをボールの前方まで一旦出しておいて、そこから勝手に戻ってくる反動でトップまで持っていき、今度はボールに振り下ろしてみるというのはどうやろ?」と試してみたら、何とまあ美しい放物線を描いてボールが飛んでいったではないか。
そこで、このイチローの如き振り子打法に加えて、先述の目を閉じて振るというのをやってみたら、この数ヶ月こんなに再現性の高いいい打球は見たことがないというくらい、ボールが次々と飛んでいくではないか。目を閉じるとボールを目で追わないし、体は無意識にバランスを取ろうとする結果、余計な力みが消えてしまう。そうか、これが無意識での「力を抜く」というものか。閉じた目から鱗が落ちた。
もちろん、いつまでも振り子で打つ訳にもいかないので、何度もやった後に、これを通常のテイクバックから出来るかどうか疑心暗鬼でやってみたのだが、結論から言うと出来た。目を閉じて見えないボールを鮮やかに打つ、私はこれを勝手に座頭市打法と名付けることにした。少し光明が見えてきた(ような気がする)。頑張ろう。
October 22 [Mon], 2012, 23:51
今日いつものジムに行く前にマクドに寄って一人で黙々と食べていたら、隣のテーブルの女子高生3人組の会話が耳に入ってきたのだが、その内容が酷かった。
「エッチせずに別れたのはいない」とか「○○とはまずエッチしてみてから付き合ったんだよね~」とかでさえ「おいおい」と思いながら聞いていたのに、「でもセフレって大事だよね」とか「前のセフレは奥さんと子供2人いたしね~ギャハハ」などに至っては、お前らの部屋で話す分には自由だが女子高生がこんな公共の場で周囲に聞こえる音量で話す内容か、と下ネタ大好きの私でさえ強い不快感を抱いてしまった。
しかも最も驚いたのは、こんな会話を平然と交わしている彼女らの見た目は「いかにも」どころかごく普通に可愛い程度の標準的容姿だったことだ。人の勝手と言えばそれまでで、オッサンが苦言を呈しても仕方ない(残念ながらその勇気もない)。しかし、10代だからといって何人と性交渉を持っても個人の自由だとは思うが、女の子が人前で堂々と自慢げに話すのはやはりいただけない。「親の顔が見たい」という古典的台詞が本気で出そうになったひとときだった。
October 20 [Sat], 2012, 22:37
今日は病棟当番。先程、お産が1件終わったところ。守秘義務(という程でもないが)もあるので詳細は省くが、久しぶりに肝を冷やしたお産となった。私は極力、お産の場面でこっちが慌てた様子を妊婦さんやスタッフに見せないよう努めるのを信念としているが、心の中では「生きて出てこんかったらどうしょう」とか本気で思う場面は、どうしても一定の割合で出てくる(と言っても何十件に一つ程度だけど…)。そこで「このままいったれ!」と勝負に出るかどうか。負けた時のリスクは今の時代あまりに大きい。やはり、色んな意味で産科医というのは「やるか、やられるか」のいわばヤクザ稼業だと思う。産科医の減少が叫ばれているが、私個人は医学生や研修医に手放しで勧めたいとは思わない。日本産科婦人科学会からは怒られそうだけど(笑)
October 18 [Thu], 2012, 0:55
今日は舞台版「大奥 第一章」を観劇してきた。観客の大半はやや年上の女性達で、男は総じて少なかった。それはともかく、何年か前にTVドラマで見た通り、いや、あの時よりちょっと老けた松下由樹演じる春日局は最高だった。二代将軍秀忠の正室お江与(大河ドラマの「江」ですな)役は、TVでは高島礼子だったが、今回の舞台では若村麻由美。彼女と松下由樹が向かい合って喋っていると、数ヶ月前のドラマ「wの悲劇」を思い出させるものがあり、そういう意味でも私には感慨深かった。
というか、やっぱりこの2人、40代半ばなのに生で見るとお美しかったです、マジで。それは素直に感動。松下由樹なんて、私が大学生の頃は「振り返れば奴がいる」なんかで石黒賢に「石川先生♡」とかやっていたのに、気が付けば、中間管理職とかクラブのママ役とかばかりになってしまい、あ~年を取るとこうなるのかと思っていたが、やはりいい女だ♪
あと、TVと違い、観客の反応がリアルに返ってくる舞台だけあって、シリアスな場面でも笑いを取る演出があったりして飽きなかった。あっという間の3時間でした。舞台って、ホントいいですね~
October 17 [Wed], 2012, 0:23
3ヶ月程前に知人からFacebookを紹介され、入ってみたら、旧友たちと次々再会し、すっかりハマってしまった。そのせいだけではないが、結果としてこっちのブログ更新が滞り気味になってしまい、大変申し訳ない限りだ。待ってくれている(少数派の)人々にも感謝するしかない。
そんな訳で、私とFacebookでもつながっていいと仰る方は、是非こちらまでご連絡を。
October 12 [Fri], 2012, 23:37
とりあえず、こんなニュースから。
『東名逆走13キロ、91歳「ドライブしていた」
11日午前2時20分頃、静岡県沼津市岡宮の東名高速道路沼津インターチェンジ(IC)付近の上り線を走行中のドライバーから「逆走車がいる」と110番があった。
県警高速隊と中日本高速道路の交通管理隊が沼津ICから約13キロ西で逆走中の軽乗用車を発見、停止させた。
高速隊の発表によると、運転していたのは静岡市駿河区の無職男性(91)。妻(89)が同乗していた。事情聴取に対し、男性は「ドライブをしていた」と説明する一方、「どこを走っているのかも分からない」などとも話したという。沼津ICに発券せずに進入した車両の記録があり、男性の車とみて調べている。
同隊は、男性に臨時適性検査を受けさせ、問題があれば免許取り消し処分とする方針。』
先日話題にした全国医師ボウリング大会にも、毎年「よくこのお歳で…」と頭が下がる先生方が参加されているが、たまにこのニュース記事のような方に出会うこともある。さすがに逆走(レーンじゃなくこっちに向かってボールを投げる)というのはなかったが、私が自分の残したピン相手に2投目を投げようとしたら、御年90歳近い先生がヨロヨロと私の前に出てきて、私のピン目掛けて投げようと歩き出したため、「殿中でござる」状態で後ろからお止めしたことがあった。単なる勘違いならともかく、「ん?あ~あ~」と何故止められたのかお分かりにならなかった様子。正直、もしこれで診療業務をされているのならヤバイのでは?と思ってしまった。
ちなみに、その翌年からお姿をお見かけしなくなりました…
October 10 [Wed], 2012, 23:43
夜中12時を過ぎると、昼間大した仕事をした訳でもないような日さえ、眠気を覚えることが多くなった。おかげで、数日前に届いた「バイオハザード6」が遅々として進まない。眠くて出来ないのだ。独身時代も結婚後しばらくの頃も、バイオをやるために夜更かししていたら午前4時とか5時になっていた、なんてザラだった(もちろんその後仕事に行った)。今はとんでもない話である。
は~若さを取り戻したいわ、マジで。
October 08 [Mon], 2012, 23:00
ここ数日、ブログ更新をしようと思う頃には眠くてサボっていた。
土曜は息子の幼稚園の運動会があった。年長組なのでこれが幼稚園最後の運動会なのはもちろんのこと、息子にとっても普通の子達と一緒に走り回ったりする最後の運動会になった(はず)。そういう事は本人は一切分かっていないが、終始楽しそうな笑顔で過ごしていた。親の私が驚いたのが、年長組全員による鼓笛隊に、一応小太鼓を持って参加させてもらっていたことだった。ほとんど形だけで、演奏にはほぼ無関係とはいえ、入れてくれた先生たちの計らいに感謝するばかりだった。言葉も話せない、純真無垢だけが取り柄のような障害児を、ここまで面倒を見てくれた先生方には頭が下がる。あと半年、よろしくお願いします。
日曜と月曜は、毎年秋恒例の全日本医師ボウリング大会が、今年はこの静岡主管で行われた。パーフェクトゲームが飛び出したり、最終ゲーム最終フレームまでもつれこんだ決勝戦など、華々しい戦いが繰り広げられたその横で、私は近年にない最悪の結果で惨敗に終わったとさ。おしまい(笑)
そしてその月曜、というか今日なのだが、京大・山中教授のノーベル生理学・医学賞の受賞を知った時は、正直私まで「マジで!?」と本気で驚いた。受賞に値する大発見なのは言うまでもないとしても、「ノーベル賞を取りたければ長生きすること」と言われる位、本来ならばだいぶ先での授与になると思っていた。それだけインパクトの強い発見だったということか。こんな時に母校にいないのが少し残念だ。
色々あったが、連休は終わった。明日からまた頑張ります。
October 04 [Thu], 2012, 23:54
・・・と言うほど大したことはしていないのだが、一念発起して、先日からレッスンに通い始めた私。ゴルファーとしては常識なのだが、「力を入れずクラブの重みだけで振る」という基本を見直したら、確かにちょっと良くなった。しかし、そのための特訓?というのが、足はほとんど閉じた状態で7番アイアンをひたすら(昔物理に出てきた)単振り子のように腕の力を一切使わず振り回して球を打つ、という単純作業の繰り返しである。きれいに当たると、たったこれだけの動作で球がまっすぐ斜め上方へ舞い上がって気持ちいいのだが、何発かそれが出たら今度はクソ打球連発、という繰り返しで、なかなか簡単ではない。これを何十発とやっていたら、さすがにへばった。いつまでやらされるんだ、これ。
ただ、間違いなく驚愕かつ感動したのは、レッスンプロが見本を見せるときに私の7番アイアンを借りて、そのいわば「他人のクラブ」で私も出したことがないような飛距離(200ヤード近くは飛んだかと思った)を軽々と出してみせた瞬間である。道具が合ってないのかな、とか悩んだ時期もあったが、そんな文句は10年早いと心の中で猛省したのは言うまでもない。
どこまで頑張れるか、私のゴルフ道。仕事(とボウリング)の妨げにならない程にやってみるしかない。