November 29 [Thu], 2012, 2:06
明日予定されていた手術が延期になったと聞き、ちょうどいいやと、撮りだめしていた9月・10月の昼ドラ「赤い糸の女」を次々と見ている。もちろん今までに1ヶ月分くらいは見終わっているのだが、チョコチョコというペースだったので、まだだいぶ残っていた次第だ。はっきり言ってこのドラマ、あり得ないとんでもない内容なのだが、これぞまさに昼ドラの王道という感じで良い。とりあえず、3話くらいは見ます。おやすみなさい。
November 27 [Tue], 2012, 0:20
今日は勤務中に少し抜け出して市役所へ。年に数回は用事で訪れる福祉事務所で息子に関する手続き。もうすっかり慣れてしまった。戸籍課みたいな所の窓口と違って、訪れる人が少ない分、待たされたことはほとんどないが、たまに鉢合わせるのは同じような事情の親か、生活力の弱そうな人(←決して馬鹿にした意味ではない、念のため)ばかりだ。こちら側の立場になってみるまで、こういう所にお世話になる人が一定割合いることさえ、当たり前のことなのに、ロクに認識したことがなかった。勉強しろという天の声かな、とか思えるようになってきたが、同じことをこの手の事情とは全く無縁な人から言われるとなんか腹立つ(笑) まだまだこの行きつけの場所からは逃れられなさそうだが、用事が済んだあとにすぐには帰らず市役所近くのスタバでココアを飲むのはいい気分なので、せめてそれを楽しみにこれからも訪れることにしよう。
November 25 [Sun], 2012, 1:56
せっかくの連休なのに、無駄に家で過ごしている。娘は火曜日から山形の祖父母宅に行っており、家の中は私と妻と息子の3人なのだが、金曜は私が仕事、土曜は妻が用事で、今の所3人で出かけるようなことはしていない。まあ、日曜くらいはと思っているが。
その代わり、溜まっていた録画済ドラマなどはたくさん見た。ついでに「積木くずし最終章」も見た(笑) 娘がこんな風になったらどうしようとも思ったが、何より、人生って何をもって幸不幸とするのか分からないのを改めて感じた。なんかやはり暗いぞ、この連休。
November 23 [Fri], 2012, 16:35
まずはこの記事を。
「グーグルアース」記載の島、行ってみたら存在しなかった
南太平洋といえば、私達が中学生や高校生の頃、よく地図帳や図書館のアトラスで必ず(?)探した「エロマンガ島」を思い出すが、いつだったか、この島も水没して消滅したという話がまことしやかに流れたことがあった(全くのデマと程なく判明)。ちなみに今はカタカナ表記する際は「イロマンガ島」らしい。大きなアトラスを広げなくても、グーグルアースですぐ検索出来る時代に生きていることに感謝。
November 18 [Sun], 2012, 0:29
と言っても仕事のことではなく、今度の総選挙のことだ。
国会や内閣というものの仕組みがある程度分かってきた小学生の頃から今日までの約30年間を振り返ってみたら、こんなに多数の党がうごめく混沌とした状況はなかった。昔は良くも悪くも「自民党VSオール野党(共産党を除く)」みたいな構図が当たり前だったのに、二大政党だ、第三極だと、今はグチャグチャである。まあ、諸葛孔明の天下三分の計みたいなものと思えば、この分裂も意味があるのだろう。
それにしても、個人的に好かんのは、解散が決まるや「選挙に負ける」と民主党を離党していった連中である。党の理念に合わないとか何とか言って正当化するが、それなら小沢達のようにとっくに出ていっていれば済んでいた話だ。ああいう仁義に欠く輩たちには再選されて欲しくない。何党だろうが国会議員にもう一度なりたいという志の低さ自体、自分の当選可能性を更に下げているとしか思えないのだが…。
そんな訳で、どこに、誰に投票すべきか、いつも以上に自分の一票を大事にしたいなと思う。妻なんかは選挙のたびに「私が投票しても変わらんから」と全く行かないが、妻の一票が左右するような選挙ならそっちの方が怖い。でも妻みたいな考えの人がなんと多いことか。何も変わらないと思うなら、せめて白票を投じて意思表示すべきだ。その数が多ければそれもまた重い民意になるはずだ。選挙に行こう。
November 13 [Tue], 2012, 23:48
夕方6時、外出先で全く予期せぬ緊急帝王切開の連絡。病院までは5分で着ける至近距離。連絡をくれた同僚医師がやっている超音波検査の画像を一目見て「これはヤバい」と納得。手術室まで先にダッシュ、着替えた者勝ちのような状態で急いで準備。麻酔科医が他の手術の関係でまだ院内にいてくれたので、患者を一気に全身麻酔。電話を受けてからここまで15分程度?でも胎児心拍が正常の半分程度にまで落ち込んでいたことに病棟スタッフが偶然気づいてからは20分以上は経っていただろう。ズバッと下腹部を切って、多少の出血には目もくれず数十秒で子宮に到達。子宮表面の色は正常、胎盤早期剥離などではなさそうだ。子宮に切開を加える。本来は慎重に行くべき所だが、気持ちが焦るので深く切り過ぎ、一発で子宮内へ。羊水が漏れてきて、赤ちゃんが見える。羊水混濁もない。骨盤位(逆子)と聞いていたのに頭位(頭が下の状態、こちらが普通)になっていた。赤ちゃんを頭から引きずり出すと、臍帯が1箇所だけ絡みついていたが、この程度はよくある事だ。女の子だった赤ちゃんは完全にグッタリしていて全身が青白い。小児科医がまだ手術室に到着しておらず、同僚医師が新生児用のウォーマーの上で必死に酸素投与を続けるが反応はない。一方で子宮を開いたままの母体を置いとけないので、私が一人でその後の処置手順を行なった。出した胎盤には一見異常所見はなく、やはり早期剥離なども否定的だ。何が原因か皆目見当がつかない。元々成長がやや小さめということで管理入院させていたので、赤ちゃん自身の心臓か何かの異常の可能性もある。が、原因究明より蘇生が先決だ。小児科医が到着し、気管内挿管して心臓マッサージを繰り返す。私は時々そちらを見ながら、子宮の縫合を続けた。一人ではやりにくいのだが仕方ない。途中でようやく本来の主治医を含む、他の産科医師も駆けつけてくれて、手術の方は片付けられた。
赤ちゃんは一度も泣き声はおろか、呼吸することもなく、何度も打ったボスミン(心臓を刺激する薬)にも反応しなかった。市内にある小児専門病院の新生児のプロ達も連絡に応じて駆けつけてくれたが、結果は同じだった。
つまりは、可能な限り速く行なった緊急帝王切開も、赤ちゃんの救命には役に立たなかったということだ。
誰のせいでもなく、誰がやっても助からなかったのは、この道で仕事をする身なら明白な客観的事実だし、私もペーペーじゃないから、こういう事は初めてではない。
でも、この仕事をしていて、これ以上に無力感を覚えることはない。それは何年やっていても変わらない。赤ちゃんはこの世の光を一瞬でも見た、いや、感じただろうか。そう考えるだけで、態度は平静を装っていても、心の中はまるで無力な自分が原因かのような悔恨にも似た感情が渦巻いてくる。
赤ちゃん、ごめんね。
November 11 [Sun], 2012, 22:47
この土日は仕事も実質上オフで、本来なら楽なもののはずだったが、子供に振り回される2日間となり、休むどころか疲れてしまった。
最悪だったのは土曜の深夜。夜中2時に息子に起こされ、そのままリビングに連れてこられたところ、なんと日曜にみんなで食べる予定だったロールケーキ(ハーフサイズ)の残骸が! 床の上には、強引に開けられた箱と包丁(!)が転がっていて、そこに座って食っていたようだ。結果的には後始末に困って私を呼んだという状況らしく、おまけにいつもの事だが悪びれた表情もなかった。ここまで来ると怒る気力も失せて、私も途方に暮れてしまい、妻を呼んだら案の定彼女は激怒。熟睡していたせいで、物音などに全く気付かなかった私まで怒られた(涙)。 息子がこんな事をするのはもう何度目か分からないが、重度の知的障害を差し引いても、あまりの学習能力の無さにはお手上げである。食欲>>怒られる恐怖、なのかもしれない。
それにしても、長さ10cm以上はあるロールケーキを一人であんなに食えるものかと思うのだが、相当美味しかったのだろう。事実静岡市内では有名なお店のものなので、分からないでもないが、5歳児の食べる量でないことは確かである。何とかならんかね。
November 08 [Thu], 2012, 0:40
今日はこの数ヶ月楽しみにしていた八神純子のコンサートに行ってきた。私のようなアラフォーにとっては小学生の頃に聴いていた「みずいろの雨」や「ポーラースター」などが馴染み深いところだが、アメリカ移住後は落ち着いた生活をしているらしい。ただ東日本大震災をきっかけに昨年から日本でのライブ活動を再開、今回もその一環の意味合いがあった。
それにしても、50代なのに30年以上前と変わらぬ美しい声質や声量には圧倒された。その上、他人のブログなどで今回のツアーでは歌わないと思い込んでいた、私の一番大好きな曲「ラブ・シュープリーム」を歌い始めた時は、感激のあまり本当に涙が出そうになった。まさか初めて耳にした時から30年経って生で聴けるとは思わなかった。
さらに驚くべきは、この写真が証明するように(携帯ではこれが限界?)、記念写真撮影タイムと称して観客に携帯その他で写真を撮らせるのを許可したことだ。これにはビックリした。こんなの初めてである。写真にも他人の携帯が写っている(笑)

2時間以上のコンサートの後は、CDを買ったらついてくる握手券を握り締めて本人の元へ。思わぬ所でAKB商法が出てきたが気にしない。手を握った時「ああ、これがその昔『ザ・ベストテン』で久米宏にイジられていた方の手か」と感動。50代のオバちゃんの手のはずなのに(笑) 「昔から大好きなラブ・シュープリームが聞けて嬉しかったです」と言うと「知っている人が少ないんです」と笑っておられた。ああ、再度感動。また行くぞ、いつか。
「ラブシュープリーム」はこんな曲です。
November 05 [Mon], 2012, 14:16
まずはこの記事を…
「グレンダイザー」イラクに立つ 23年ぶりの日本館
この記事にはノスタルジーにも似た何とも言えない気分を味わった。私が敬愛する漫画家永井豪が生んだスーパーロボットの一つである「UFOロボ グレンダイザー」がイラクでも大人気だったとは。フランスなどで絶大な人気だったのは有名だが、イラクとは大変意外だ。調べたらその人気ぶりは「イラク国民が一緒に盛り上がる話題はサッカーとグレンダイザーしかない」とまで言われる程とか。
このグレンダイザー、アラフォー世代なら覚えている人は多いと思うが、私にとっての思い出としては「シュートインごっこ」だ。この時点でかなりマニアックな話になるが、主人公デューク・フリードがグレンダイザーを格納したサポート円盤のスペイザーからグレンダイザーに「シュートイン!」と叫んで乗り移る時に、操縦席が一旦後ろ向きに回転してパイプ状の移動通路を滑っていき、終点で再び前向きに戻るシーンが必ず毎回あった。私はこれが大好きで、一時期は公園の滑り台で同じセリフを叫びながら必ず後ろ向きに滑り、最後に前を向き直していたものだ。今思えば、一旦後ろ向きになることにどういう科学的意味があったのかもう一つ分からないが(ショック軽減?)、特撮ヒーローの変身場面同様、子供はこういうものが無条件に好きだったりする。私に関しては今も好きだが。
あと、グレンダイザーは秘密基地から発進する際に複数のルートが存在し、最も多かったダムからの発進の他に、たまに湖などから飛び出すことがあった。こういう回の放送翌日は、友達の間で「昨日は湖から出たぞ」と話題になったものだ。私見だが、グレンダイザーから約20年後にエヴァンゲリオンが同様に複数の発進ルートを用いていたのは、これにヒントを得たのではと思う。
最後にもう一つ、グレンダイザーで私が最も好きなのは、実はそのOP曲である。特に好きなフレーズは「地球はこんなに小さいけれど 正義と愛とで輝く星だ(2番では「宇宙でひとつの緑の星だ」) 守れ守れ守れ 人間の星 みんなの地球♪」というところ。様々な環境問題や最近の原発問題等を挙げるまでもなく、現在でも十分通用するコンセプトをこれほど見事に組み込んだ歌は少ないと思う。番組内容とは全く関係ないタイアップ曲だらけの近年のアニメ主題歌など足元にも及ばない。イラクではちゃんと忠実に訳した内容の歌が流れていたのだろうか。もしそうなら、サダム・フセインは観ていなかったかもしれない。残念だ。
November 03 [Sat], 2012, 22:49
読売ジャイアンツ日本一の瞬間、TVの前で崩れ落ちた。こうなるのは中日がCSで敗れた瞬間に続いて二度目ということになる。ここまで来れば敵を褒め称えるしかないのか。仕方ないので応援歌でエールを送らせて頂く。
札束こめて 大空へ
銭は飛ぶ飛ぶ 密約飛ぶ飛ぶ
オーオージャイアンツ
その名は悪のナベツネだ
要らない選手も飼い殺し
ジャイアンツ ジャイアンツ
負け負けそれ負け 巨人軍 ♪