挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
【Web版】怨獄の薔薇姫 政治の都合で殺されましたが最強のアンデッドとして蘇りました 作者:パッセリ / 霧崎 雀

第三部 遷都転進編

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
169/169

[3-26] 母屋を乗っ取らんとする者はまず軒を借りよ

 "岩壁に這う白蛇"の部族からシエル=テイラ亡国への回答は……消極的承認。

 大っぴらに同盟関係を宣言することはないし、肩を並べて戦うこともない。水面下で通じ合い、表向きはただ同じ戦場に偶然現れて各々戦う……それならば構わないという、虫が良いと言えば虫が良い返答だった。

 提案に対して更に一歩引いた位置で首を縦に振ったというところだろうか。


「ま、向こうも拒否るのは厳しいよね。帝国もまたいつ攻撃仕掛けてくるか分かんないわけだし」


 即席の地下秘密基地があった場所には、もはや何も憚ること無く堂々と、建て売りの一軒家程度の大きさをした土の城が建っていた。

 これもやはりエヴェリスが地の元素魔法で作り出したものだ。戦闘に使えるほどの強度は無いが、大森林の南側となるこの場所は前線から遠く、いきなり帝国青軍の大砲がぶちこまれるような事はおそらく無いので問題無い。

 屋根の上には血薔薇の軍旗が翻る。そのためか、周辺を治める領主の騎士団も冒険者たちも手出しをしようとはしなかった。


 煌々と照る月の下で白刃の煌めきが舞う。ウダノスケがカタナ一本でミアランゼとトレイシーを相手にして稽古を付けているのだ。

 自らもカタナ(本場が近いせいか割と簡単に手に入った)を振るうミアランゼは気合いと共に打ちかかるも、ウダノスケの愛刀ドウチョウアツリョクは刃毀れ一つ残さずそれを受け流す。分身しているとしか思えない挙動で隙を突こうとするトレイシーのナイフが、ドウチョウアツリョクの柄で打ち返され続く一閃で弾かれる。

 ルネとエヴェリスはそんな光景を、二階のバルコニー(ベランダと言う方が適切かも知れない)から見下ろしながら話をしていた。

 話題は、今後の方針について。ゲーゼンフォール大森林をどうやって手に入れるのかについてだ。


「できるだけ反対勢力をあぶり出してから立場を失わせたいよねー。それも、エルフの皆さんご自身の手で」

「当面の方針は『強引に、あからさまに、しかし礼は失さない』ってところかしら」

「んだね、森の中でなんかしてたら絶対に人目に付く。みんなが私らの存在を意識させられる。

 私らとの協力はアリか? ナシか? 里を真っ二つに割った論争とかになったら愉快で良いよね」


 狙うは、ゲーゼンフォール大森林の完全掌握。

 この森を巨大な砦として使うのであれば中身エルフごと手に入れたいところだが、反発が起こるのは言うまでもない。アンデッドなど邪神の手先として最たる者で、それを受け容れたくないという考えを強固に持ち続ける者もあるだろう。

 しかし、全員が全員というわけではない。部族のナンバー2であるジバルマグザさえ、森を守るためにルネと協力するべきか迷っていたのだから。

 なら、こちらになびく者だけ手に入ればそれでいいというのがルネの考えだ。

 反対勢力はルネ自ら手を下すのではなく、エルフ社会の中で居場所がなくなるように仕向けていきたい。他の者らがルネを崇めるようになれば、反対勢力は肩身が狭くなっていく。

 その結果として自らの主張を引っ込めて付和雷同するのか、森に居られなくなって出て行くか。とち狂って戦いを挑んでくるとしても、それならルネが堂々と手を下す大義名分になる。


 そんな絵図を思い描いて、ルネたちは次の一手を捻じ込もうとしていた。


「一応、私らに批判的な勢力を帝国の内通者に仕立て上げるシナリオも準備はしてるけどさ。

 別に手を下すまでもなかったりするかも」

「それじゃ、次は既成事実を作りに行きましょうか。まずは森の中に入るところからね」


 月に照らし出されたゲーゼンフォール大森林は、じっと息を潜めているかのようだった。


 * * *


 月の下、先日と同じように、ゲーゼンフォール大森林の端にほど近い場所で会談が取り持たれていた。

 集まった顔ぶれもほぼ同じ。ただし教導師ジバルマグザは幻像通話符ヴィジョナー越しではなく、数人の護衛を連れて生身でやってきていた。

 天幕は張られているが、壁に当たる部分が存在せず吹きさらしの状態だ。ルネは前世の日本で見た運動会のテントを想像した。これは、天幕だの陣幕だので視界が遮られている状態では余計な警戒心を抱かせるだろうと気遣い、あらかじめエルフの側に打診した上での設営だった。


 ルネは足を組んで人骨の玉座に座しており、代わってアラスターが話をする。


「命の力を湛えるゲーゼンフォール大森林は、堅牢なる要塞でもある。

 それが何故、帝国軍に一方的になぶり者にされていたのか。

 その答えはもうお分かりだろう。これの存在だ」


 芝居がかった、見る者を惹き付ける完璧な所作でアラスターは指差す。

 天幕の脇に置かれた銀鼠色の大砲を。

 先日の戦闘で青軍に奇襲を掛けた際、収納用のマジックアイテムごと強奪したものだ。


「戦場で、一般的に言って最長の射程を誇る攻撃手段は大砲。

 その中でもこれは特に射程を重視した設計になっている最新型魔動砲。

 貴君らは弓と魔法ばかりを頼りにしていたため大砲に勝てなかった」


 ジバルマグザの連れている護衛のうち数人が、苦い薬でも飲まされたような顔をした。

 侮辱的な指摘だが、しかしそれは事実だった。

 弓も魔法も届かない場所から昼も夜も無く大砲を撃ち込まれて、森は少しずつ削られ、部族の者たちも疲弊していったのだ。


「だが、今、貴君らはその大砲の火力を手に入れた。

 堅く守られた森の中から、帝国青軍が撃つものと同じ射程・同じ威力の弾が飛んで反撃するのだ。

 さらに、我らには『地脈を確保している』という優位性がある。

 遠く離れた地より魔石として燃料を運ばなければならない青軍と異なり、我らは大砲がただそこにあるだけで利用可能だ」


 蕩々とまくしたててから、アラスターはちくりと針で刺すように視線を射かける。


「無論、貴君らが協力的であるならという前提の上でだが」


 水を向けられてもジバルマグザは表面上揺らがなかった。

 流石のポーカーフェイスだが、内心で様々な考えを巡らせているらしいことは『感情察知』の力を持つルネには筒抜けだ。


「どうあっても、森に入らねばならぬか。我らがそれを使うというわけにはいかんのか」

「まず第一に、この兵器は大切な姫様の財産。我らが責任を持って扱うべきもので、貴君らに委ねるわけにはゆかぬ。

 第二に、この兵器を貴君らが十全に扱えるとは思えぬ。我が軍には魔動機械アーティファクト技術に精通した者や、生前に操機兵として大砲を預かっていた者もある。翻って貴君らは大砲一つ持たぬ身ではないか」


 アラスターはただ淡々と慇懃無礼に理由を述べる。

 大砲だけ貸せというのはいくらなんでも虫が良すぎる話だ。当然ジバルマグザもそれを分かっている様子。


 エルフたちは森の木々という防壁を、そして大砲を動かすための魔力を提供する。

 シエル=テイラ亡国は兵力と火力と技術を提供する。

 この二つが合わさってようやく、ゲーゼンフォール大森林は帝国青軍を押しとどめることができるのだ。


「なに、我らも必要以上に森のことに関わろうとはせぬ。

 触れてはならぬものや、立ち入ってはならぬ場所があるなら貴君らの要望を可能な限り酌もう。

 その代わり、戦い勝つための方策で妥協する気は無い。具体的な段取りを話し合おうではないか」


 ジバルマグザは睨むような表情で沈黙する。

 それは、苦い承諾だった。


「ああ、それと。我らを攻撃してきた光の人影については何か分かっただろうか」


 アラスターがその一言を発したときにルネがエルフたちから感じ取った感情の動きは、これまでで最も激しいものだった。

 この場に来ているエルフたちは皆、既に事情を承知している様子で、驚いているわけではない。


 後ろめたさ、屈辱、そして自己正当化。

 それは、誇りを踏み躙られてなお生きる、力強い負け犬の心だった。


「あれが……現れないようにすることならできよう。ただ、あれは我らにも制御できるものではない。

 そちらが刺激せぬよう行動してくれるなら、おそらく安全なはずだ」

「承知した。ならばその件も含めて今後の方針を詰めるとしようか」


 アラスターは胸に片手を当て、もう片方の手を軽く広げて見せながら会釈をした。

 ジバルマグザも遅滞なく同じ態勢になる。これはエルフの流儀。人間に喩えるなら、これで握手を交わしたに等しい。

 何食わぬ顔をしているジバルマグザだが、エルフの流儀に合わせる憎い演出に内心では舌を巻いた様子だった。

△▼△▼△▼↓作者の別作品です↓△▼△▼△▼

家計を助けるためVRMMO配信者になろうとしたら、俺だけ『神』とかいう謎のジョブにされてました~Eighth ark Online~

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全364部分)
  • 3335 user
  • 最終掲載日:2019/10/26 18:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全330部分)
  • 2693 user
  • 最終掲載日:2019/11/13 19:00
転生したらドラゴンの卵だった~最強以外目指さねぇ~

 目が覚めたとき、そこは見知らぬ森だった。  どうやらここは異形の魔獣が蔓延るファンタジー世界らしく、どころかゲームのように敵や自分の能力値を調べることができる//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全568部分)
  • 2863 user
  • 最終掲載日:2019/11/13 19:50
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全429部分)
  • 3641 user
  • 最終掲載日:2019/11/15 00:00
賢者の弟子を名乗る賢者

仮想空間に構築された世界の一つ。鑑(かがみ)は、その世界で九賢者という術士の最高位に座していた。 ある日、徹夜の疲れから仮想空間の中で眠ってしまう。そして目を覚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全339部分)
  • 3243 user
  • 最終掲載日:2019/11/11 12:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 2829 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 3780 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全605部分)
  • 3121 user
  • 最終掲載日:2019/11/11 18:00
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です

男が乙女ゲー世界に転生!? 男爵家の三男として第二の人生を歩むことになった「リオン」だが、そこはまさかの知っている乙女ゲーの世界。 大地が空に浮かび、飛行船が空//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全176部分)
  • 2786 user
  • 最終掲載日:2019/10/15 00:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 2696 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
陰の実力者になりたくて!【web版】

【web版と書籍版は途中から内容が異なります】 ※書籍3巻とコミック2巻好評発売中です!  どこにでもいる平凡な少年は、異世界で最高峰の魔剣士だった。  //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全203部分)
  • 3535 user
  • 最終掲載日:2019/09/22 22:26
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 2644 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる

【書籍化 スニーカー文庫より11月1日発売! コミカライズも決定!】 日本の紳士の間で一世風靡した伝説の美少女ゲームがある。 それは『マジカル★エクスプローラー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全136部分)
  • 2973 user
  • 最終掲載日:2019/10/30 22:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全186部分)
  • 2897 user
  • 最終掲載日:2019/06/11 12:00
元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~

 ――世界1位は、彼の「人生」だった。  中学も高校もろくに通わず、成人しても働かず、朝昼晩とネットゲーム。たかがネトゲに青春の全てを費やし、人生まるごと賭けち//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全228部分)
  • 2882 user
  • 最終掲載日:2019/10/27 00:00
くま クマ 熊 ベアー

クマの着ぐるみを着た女の子が異世界で冒険するお話です。 小説13巻、コミック3巻まで発売中。 学校に行くこともなく、家に引きこもってVRMMOゲームをやる15歳//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全586部分)
  • 2679 user
  • 最終掲載日:2019/11/14 23:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 4312 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版18巻+EX巻、コミカライズ版9巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【書籍版およびアニメ版の感想は活動報告の方//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全653部分)
  • 3246 user
  • 最終掲載日:2019/11/10 18:00
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

 オンラインゲームのプレイ中に寝落ちした主人公。  しかし、気付いた時には見知らぬ異世界にゲームキャラの恰好で放り出されていた。装備していた最強クラスの武器防具//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全200部分)
  • 2685 user
  • 最終掲載日:2018/07/16 23:00
転生したら剣でした

気付いたら異世界でした。そして剣になっていました……って、なんでだよ! 目覚めた場所は、魔獣ひしめく大平原。装備してくれる相手(女性限定)を求めて俺が飛ぶ。魔石//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全677部分)
  • 2958 user
  • 最終掲載日:2019/11/16 08:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

■2020年1月25日に書籍8巻発売決定!■ 《オーバーラップノベルス様より書籍7巻まで発売中です。本編コミックは4巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は2巻ま//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全495部分)
  • 3203 user
  • 最終掲載日:2019/11/12 00:14
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍六巻 2019/09/30 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカラ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全592部分)
  • 2782 user
  • 最終掲載日:2019/11/11 22:19
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

 空気モブとして生きてきた高校生――三森灯河。  修学旅行中に灯河はクラスメイトたちと異世界へ召喚されてしまう。  召喚した女神によると最高ランクのS級や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全185部分)
  • 2771 user
  • 最終掲載日:2019/11/09 21:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全270部分)
  • 2863 user
  • 最終掲載日:2019/11/10 00:00
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで

「働きたくない」  異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。  ……だが、さすがにそううまい話はないらしい。呆れ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全429部分)
  • 2889 user
  • 最終掲載日:2019/11/10 00:00
ライブダンジョン!

ライブダンジョンという古いMMORPG。サービスが終了する前に五台のノートPCを駆使してクリアした京谷努は異世界へ誘われる。そして異世界でのダンジョン攻略をライ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全405部分)
  • 2642 user
  • 最終掲載日:2019/10/17 16:58
野生のラスボスが現れた!

時はミズガルズ暦2800年。かつて覇を唱え、世界を征服する寸前まで至った覇王がいた。 名をルファス・マファール。黒翼の覇王と恐れられる女傑である。 彼女はあまり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全201部分)
  • 2779 user
  • 最終掲載日:2019/04/15 20:00
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

小説版7巻が2019年9月14日。 漫画版3巻が2019年9月12日に発売予定です! 成長チート? 無限の魔力? 全属性使用可能? そんなもの即死能力で一撃で//

  • コメディー〔文芸〕
  • 連載(全163部分)
  • 2659 user
  • 最終掲載日:2019/09/12 22:26