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「女性活躍」の文脈で、主婦や高齢女性だって地域で活躍しています、と言う人がいる。 私の母は子どもの手が離れた後、専業主婦仲間と介護や家事支援を格安で手掛け、寝たきり老人にはクルマがないことに気づいてコミュニティバスを走らせるためロビイングして（全市会議員に会って）、
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近隣で自家用車がない人を病院やスーパーに送迎するサービスを始めたり、駅にエレベーターつけるためJRと交渉したり、行政改革の委員をやったり、とにかく色々やっています。そう、主婦は大活躍している。 そんなことは、この30年、主婦の母を見て知ってます。問題は彼女たちの労働が無償であること。
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主婦は子が小さい時は家庭で無償労働して、子が巣立ったら地域で無償労働している。 財政難の自治体はそれを「協働」と呼ぶ。一見うつくしいけれど、働きに見合う賃金を払ってから「活躍」と言ってほしいです。
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主婦の「労働」を賛美する人は、たいてい、それが無償であることを疑わない。素晴らしいから、女性が再び地元に帰ってきてくれないものか、みたいな期待もしていたりする。 彼女達が活躍してることは百も承知で「無償なのはおかしいですよね」と言ってやると、気まずそうに黙ってしまう。
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子どもが学童期には、学校でのPTA無償労働もありましたよ。
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