元中日の李鍾範氏を父に持つ韓国代表・李政厚がチームに弾みをつけた。「1番・中堅」でスタメン出場。2点ビハインドから試合を振り出しにした直後の5回無死満塁、二塁手を強襲した執念の一撃で3点目を呼び込んだ。韓国はこの回、一挙7点をもぎ取った。
父は1998年から4年間、中日に在籍。日韓通算2000安打達成の遺伝子を継ぐ21歳は、来日1年目に名古屋市で産声を上げた。
「自信を持って楽しんでこい」と父に背中を押された国際大会。甘いマスクの韓流イケメンは、これまで4割超の高アベレージで韓国打線をけん引している。