男子ショートプログラム(SP)は、五輪2連覇の羽生結弦(ANA)が109・60点で首位に立った。冒頭の4回転サルコーを鮮やかに成功させると、続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は9人のジャッジのうち、8人が出来栄え点で最高の5をつける完璧なジャンプ。その後の4回転トーループー3回転トーループの連続ジャンプはややバランスを崩したが、その後も安定した演技を披露した。3つのジャンプはすべて加点がつき、3回転半は出来栄え点を含めて満点の12点。109・60点は今季初戦のオータム・クラシックの98・38点を大幅に上回った。
田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は80・11点で5位。フリーは26日に行われる。