沖縄県名護市辺野古の新基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票まで残り60日となった26日、那覇市のパレットくもじ前広場で、県民投票キックオフイベント(主催・県)が開かれた。お笑い芸人やミュージシャンが県民投票をPR。出演者全員で残暦板の除幕をした。
知事のあいさつを代読した謝花喜一郎副知事は「辺野古埋め立てについて、県民の意思を問うことは大変意義がある」と説明。賛成、反対、どちらか決めていない人も「この機会に活発な議論を交わし、ぜひ投票に参加し、意思を示していただきたい」と訴えた。
除幕後は出演者と会場にいる全員で「みんなで行こう県民投票」と声をそろえ、投票参加を呼び掛けた。
県民投票は来年2月24日に投開票される。残暦板は県庁1階ロビーや県内の合同庁舎にも設置する予定。