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県民投票へ熱気 ウーマン村本・護得久栄昇さんらイベント

2019年2月4日 06:35

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設に必要な埋め立ての賛否を問う県民投票まで3週間を切った。投票について知ったり、考えたりしてもらおうと、3日は県のPRイベントや若者の模擬投票などが開かれた。

「沖縄の民主主義を考える夜」で語り合う元山仁士郎さん(右から2人目)、村本大輔さん(同3人目)ら=3日、那覇市

「沖縄の民主主義を考える夜」で語り合う元山仁士郎さん(右から2人目)、村本大輔さん(同3人目)ら=3日、那覇市 「県民投票キャラバン」で歌う護得久栄昇さん=3日、西原町 県民投票の模擬投票を呼びかける珊瑚舎スコーレの学生たち=3日、那覇市のサンエー那覇メインプレイス

元山さん、まーちゃんら民主主義語る

 「『辺野古』県民投票の会」代表の元山仁士郎さん(27)やお笑い芸人、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんら4人が語り合う「沖縄の民主主義を考える夜」が3日夜、那覇市内であった。基地問題や県民投票についても意見を交わした。

 酒を飲みながら気軽に民主主義を語ろうと、村本さんの私設ファンクラブのメンバーらの実行委員会が企画した。村本さんは基地建設について、過去3回の知事選の結果を踏まえ、「無理やりすることが嫌。もうちょっと尊重しろ。怒るべきなんですよ」と語った。

 お笑い芸人の「まーちゃん」こと小波津正光さんが、これまでも知事選の結果などが本土の人に響いていないとして、県民投票で示した結果が本土の人に届くのかという疑問を示すと、村本さんは「球根に水をやるような感覚。水をやると徐々に咲いてくる。民主主義を育てることが大切」と語った。

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