男子ショートプログラム(SP)が行われ、GP第3戦フランス杯で8位だった宇野昌磨(21)=トヨタ自動車、中京大=は87・29点で4位だった。冒頭の4回転フリップで転倒すると、続くトーループの4回転-2回転の連続ジャンプ、フランス杯では3度も転倒したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は決めたが、今季自己ベストの92・28点には届かなかった。1位はサマリン(ロシア)の92・81点、友野一希(同大)は80・98点で7位だった。以降は演技後の一問一答
―演技後の表情がホッとしたように見えた
宇野「めちゃめちゃホッとしましたよ。(4回転)フリップを失敗してもその他のジャンプをまとめるのが課題だった。ショートではちゃんとできたのかなと思います」
―収穫があった
「収穫というか、確認ですよね。前回たくさん失敗しているのもあってそんなに失敗を恐れるというわけではなくて…。当たり前のことを当たり前にやるのは難しいことなので、それをできたことはホッとしています」
―どん底から少しはい上がったような感じか
「(フランス杯が)本当にどん底だったので。(今回は)まだましではありましたけど…。フリップに関してはできるようになる自信はあるので大丈夫と思います」