ショートプログラム(SP)で7位だった友野一希(同大)は80・98点という結果に「練習してきたことができました」と納得の表情を見せた。もともとSPが苦手でこの日も冒頭の4回転トーループで転倒。しかし、3回転トーループとの連続ジャンプにした4回転サルコーを成功させると、最後のトリプルアクセルで2・29点の出来栄え点を引き出すジャンプを決めた。昨年のロシア杯でマークした82・26点の自己ベストには1・28点及ばなかったが、16日のフリーに向けて「自信があるので、あとはやるだけですね」。昨年のロシア杯は3位だっただけに、再び表彰台に立ちたいところだ。