10月に右肘の手術をした中日・堂上直倫内野手(31)が15日、秋季キャンプが行われているナゴヤ球場で、術後初めて屋外でノックを受けた。ここまで順調な回復ぶりを見せており、早ければ今月中にもスローイングが再開できそうだ。
「まだ(術後)1カ月たっていないけど、ここまで順調にきています。でも焦らずやっていきたいと思います」。この日は遊撃の守備に就き、渡辺内野守備走塁コーチが放つ、左右への打球を懸命に追い掛けた。時間にして約20分間。送球こそしていないが、リハビリの範囲内のノックから通常ノックへと移行し、一つステップを上げた。
10月21日に右肘関節形成術を行った当初は、スローイング再開まで2カ月~2カ月半の見込みだったが、ここまでの経過は予想以上の回復ぶり。週明けに予定されている病院での診察次第で、今月中のスローイングとバットスイング再開のゴーサインが出る見込みだ。
「このオフの間、春季キャンプに向けてしっかりやっていきたい」と堂上。今後も着実にリハビリを進めていく。