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2019年11月16日 紙面から
与田監督(後方)が見守る中、気迫のこもった球を投げる鈴木博(黒田淳一撮影)=北谷球場で
その威圧感、さながら凶器!? 中日25選手による沖縄秋季キャンプは15日、北谷球場で行われ、鈴木博志投手(22)がブルペン入りし70球を投じた。与田剛監督(53)から打者に恐怖心を与えるフォームを伝授された右腕。打者を威圧し、再び守護神の座を狙う。
投げる前から打者よりも優位に立つ。勝負において大事なアドバンテージを、この日で手にしたかもしれない。鈴木博がブルペンで約40球を投げた直後だった。与田監督が歩み寄って助言を送る。「打者に向かって体を入れてごらん」。指揮官の言葉を意識すると、ボールは左打者の内角に突き刺さった。
左打席に立っていた赤堀投手コーチが思わずのけぞる。球はもちろん驚いたのは投球フォーム。「体ごと向かってきて当たるかと思った。怖かったね」。左側の腰を開かないようにぎりぎりまで我慢。打者にはまるで自分めがけて投げてくるような感覚を与えている。
鈴木博も手応えありだ。今季、開幕から抑えを任されながら、その座を守れなかった。明確な弱点となったのは左打者への対応。被打率3割3分3厘は対右打者の2割6分1厘に比べると目につく数字。特に内角要求が甘く入り痛打されるケースが目立ったこともあり、秋は左打者の内角に積極的に投げ込む。
「球は少しずつよくなっているなという感覚は持っていたのですが、投げ方で怖かったと言われたのは初めてかもしれません。もちろん当てるつもりはないですけど、打席に入ったときに怖いと思わせることができればプラスにはなりますね」
与田監督が意図したこともまさに同じだ。「打者に威圧感、恐怖感、投げる前に感じさせるのはすごく大事なこと。そういう体の使い方をするのはすごく必要なことですよね」と説明した。
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