女子ショートプログラム(SP)は樋口新葉(18)=明大=が64・78点で5位、坂本花織(19)=シスメックス=が64・08点で6位、白岩優奈(17)=関大KFSC=が63・12点で7位。シニアGPデビューで16歳のアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が76・55点でトップに立ち、平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が74・24点で2位につけた。
体調不良からの復活を目指すGP今季初戦の白岩はSPで7位。「連続3回転を入れたかったんですけど、自分が確実にできることはしっかりとできた」と連続ジャンプを3回転ルッツ-2回転トーループとし、大きなミスなく滑り終えたことに安堵(あんど)感が漂った。
ただ、復調途上とあって、ステップはレベル2の判定で、出来栄え点の加点もわずか。「海外の試合でこのプログラムを披露するのは初めて。63・12点はまあまあいいかなという感じ」と振り返った。