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【フィギュア】

止まらんロシアの“シニア転向組” 「良い演技」トリプルアクセルは回転不足もコストルナヤが首位発進

2019年11月2日 12時9分

女子SPでトップに立ったコストルナヤ(AP)

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◇1日 フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯(グルノーブル)

 女子ショートプログラム(SP)は樋口新葉(18)=明大=が64・78点で5位、坂本花織(19)=シスメックス=が64・08点で6位、白岩優奈(17)=関大KFSC=が63・12点で7位。シニアGPデビューで16歳のアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が76・55点でトップに立ち、平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が74・24点で2位につけた。

 今季シニアデビューで16歳のコストルナヤがGP初戦で首位発進。「良い演技を見せることができて良かった」と笑顔を見せた。武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転不足、3回転ルッツはエッジ不明瞭の判定だったが、ステップと3つのスピンはいずれも最高のレベル4を獲得。76・55点の高得点で同門で平昌五輪金のザギトワを抑えた。

 「完璧な演技ではなかったが、シニアGP初戦としては悪くなかった」と、昨季のジュニアGPファイナル女王は満足そう。今季はロシアから3人の有望株がシニアに転向し、GP第1戦がシェルバコワ、同第2戦はトルソワが初出場優勝。“ロシア3人娘”の大トリも初出場Vを飾るか、注目が集まる。

 

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