フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯の公式練習が14日、モスクワの試合会場で行われ、今季GPシリーズ初戦のスケートアメリカ(ラスベガス)で5位に入った男子の友野一希(21)=同大=が参加した。
第2グループで宇野昌磨(トヨタ自動車、中京大)とともに登場した友野は、フリーの曲をかけた練習でトーループとサルコーの4回転ジャンプを着氷。終了後には「(優勝した)西日本選手権後の調整もうまくいっている。絶好調といえるぐらい」と大きな手応えを口にした。
ロシア杯は初出場だった昨年の大会で3位に入っており、「思い出深い大会。昨年と同じようにいい結果を出せれば」と意気込む。ショートプラグラム(SP)は苦手にしているが、「思い切りの良さが大事かなと思います。改善できれば、結果もついてくると思います」と話していた。