サッカー男子の東京五輪世代、U―22日本代表は13日、国内初陣となる国際親善試合のU―22コロンビア代表戦(17日・エディオンスタジアム広島)に向け、広島市内でトレーニングを実施。MF久保建英(18)=マジョルカ、MF堂安律(21)=PSV=ら欧州組が合流し、全22選手がそろった。
チーム最年少の久保建は「言いたくないことも言い合えるのが強いチーム」と意見衝突を恐れぬ対話の必要性を力説した。そんな久保建に呼応するように、堂安は金メダル獲得のために「嫌われ役」を買って出る考えを明かした。
東京五輪世代の活動に初めて加わり、堂安は「自分がやらなくちゃいけないと感じた」。若い世代のチームは時として仲良し集団になってしまうこともあるだけに、「人にどう思われるとか、チームメートにどう思われるとか関係なく、思ったことは伝えないといけない。それが五輪で優勝するため」と話した。