前週の日米両ツアー共催大会・TOTOクラシックで初めて米ツアーを制し、渋野と同様の日程で米ツアーメンバー登録のチャンスを得た鈴木愛(25)=セールスフォース=は揺れる思いを吐露した。
「もともとは90%(米ツアーには)行かないという選択で決まってたんですけど、ちょっとずついろんな話を聞いて変わりつつある。今はホントに半々。登録するかしないかが50%ずつの気持ちです」
自身の中では、東京五輪出場へ向けた動きが影響を及ぼしているようだ。「今はとにかく賞金女王を取りたい。来年の東京五輪に出ることが最優先ではない。五輪のことを優先しないのなら、海外でゴルフを学んでくるのもいいのかな、と思う。ただ(五輪出場権を得ようと思うなら)日本ツアーにいたほうがポイントを稼げる気がする」
いずれにしても、伊藤園レディスの結果が判断の一助になりそう。「今週の試合で自分がどれだけ稼げるかで、答えが変わると思う。(締め切り前日の)月曜(18日)までしっかり考えたい」と話した。