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 安倍晋三首相が15日夜、首相官邸で20分を超える異例の取材に応じ、「桜を見る会」に首相の地元有権者が多く招かれていた点などを釈明した。野党などが追及する政治資金上の疑惑などを否定したが、具体的な証拠は示さず、疑問は残ったままだ。今後、首相が国会での説明責任を果たすかどうかが問われる。

 15日午後6時20分過ぎ、首相官邸の入り口で待つ記者団の前に姿を現した安倍晋三首相は、早口で質問に答えていった。

 「政治資金規正法上の違反には当たらない」

 「(桜を見る会の前日の夕食会の)会費については、(参加者の)大多数が当該ホテルの宿泊者であるという事情などを踏まえ、ホテル側が設定した」

 普段は、記者団の取材に応じても数分で終わるが、この時は20分を超え、桜を見る会の問題だけで約30問に対応。正午過ぎの1回目に続き、同じ問題で、この日2回目の取材対応となったことも異例だった。

 桜を見る会をめぐり、首相が国会で答弁したのは8日が最後だ。「私は、招待者の取りまとめなどには関与していない」などと述べていた。

 その後、首相の事務所名で桜を…

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