陸上の男子100メートルで日本人3人目となる9秒台の記録を持つ小池祐貴(24)=住友電工=が14日、東京都内で行われたシャンパン「マム オランプ ロゼ」の発売記念イベントに出席、シャンパンのプロデュースに携わった100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルトさん(ジャマイカ)とのトークショーで金言を授かった。
ボルトさんは100メートルを走る上で最も重要なことについて「私は最後の60メートルの競走で力を発揮してきた。あえて申し上げるなら最後の60メートルを頑張ってほしい」と自身の経験からアドバイス。小池も「100メートルを最後まで走りきった人が勝つという共通認識があるので、今年1年で後半の重要性を感じた」と共鳴した。
また、小池は「期待やプレッシャーとつき合うための考え方は?」とボルトさんに質問し、ボルトさんは「メディアが何を言おうが自分が何をしたいか、何がベストかを考えること。私は自分が最速であること、勝つことが一番だった。さまざまなプレッシャーが押しかかるが、自分が自分に勝つことに対してかかるプレッシャーに勝ることに期待していた」とアドバイスした。