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北海道では東京ドーム1,000個分を超える土地が合法的に買収され、中国による人的・経済的進出の拠点化が進められている。中国資本による土地の爆買いは容赦ない。北海道の東の玄関口である釧路市や、新千歳空港に隣接した安全保障上の重要港湾を持つ苫小牧市にも触手を伸ばす。
在留中国人は2020年以降、あっという間に100万人を突破すると見られている。北海道を1,000万人の中国人で満たすという驚愕の乗っ取り計画が公然と中国人の口で語られるところまで、危機は迫っているのである。
また大阪市西成区にも中華街構想が浮上している。街の活性化を否定するつもりはないが、共産党独裁国家に純粋な民間企業があるはずがなく、巨額マネーが動くときは常に、中国共産党が背後にいることに留意しなければ取り返しのつかないことになりかねない。
首都圏では、住人の半数以上が中国人という団地が点在している。点と点がつながり、線になった。それはいずれ面となり、首都圏で静かに、しかし着実に広がり続ける予兆と見ていいだろう。
深夜早朝の騒音は当たり前。違法駐車、ゴミの分別無視に始まり、偽装結婚、医療費・養育費のタダ乗りと、我が国の生活習慣を壊し、社会保障制度を食い物にする。自分たちの住んだ場所が自国とばかり、自治会のルールを無視するのは当たり前で、じわりと自文化生活圏を広げ始めている。
そんな「チャイナ団地」では、糞尿の臭いが漂っている。子供のトイレが間に合わないと言って、母親がエレベーターの中や階段の踊り場で小便どころか、大便までさせる。「水は貴重だから、３～４日に1度しかトイレの水を流さない」という住民もいる。中国にいた時の地方政府のお達しを守っているのだという。また夜でも大声で話したり、子供がドタバタと走ったりするので、注意すると、逆ギレし、威嚇してくるという。
別の県営団地では、独身者は不可なのに、夫婦だと偽って届け出を行い、その後日本語のできる「ニセの夫」は他県に転居し、日本語のまったくできない中国人女性だけが住んでいるという。更に、駐車場の不正な使用申請も発覚している。普通免許の申請をして許可をもらったのに、知人男性が運転する２トントラックを停めているという。注意しても開き直る。迷惑をかけていると思っていないのである。
海外からの技能実習生や留学生は所在不明となり、不法就労に手を染めている。新入生の90％が中国人という大学もあった。
米国やカナダでは、中国共産党のプロパガンダ機関、文化スパイ機関として捜査対象となり、閉鎖が相次いでいる孔子学院だが、我が国では、その運営方法や授業内容が監督官庁の文部科学省や国会で何ら問われることなく、経営を続けている。閉鎖どころか新設する大学さえある。
保険料と税金で成り立つ医療保険はタダ乗りされ、出産育児一時金も騙し取られ放題という我が国の医療制度は音を立てて崩れつつあるのが現状である。医療制度ばかりでなく、イチゴやブドウといった種苗のほか、和牛遺伝子からラーメンのチェーン店までもが、知的財産権の侵害という形で、中国人ら不当な外国人に、いいように利用されているのである。
豚コレラウイルスも、日本の養豚業に大きなダメージを与えている。遺伝子型から、中国人が感染源とみて間違いないだろう。その中国人らがソーセージやハムを母国から持ち帰って残飯として廃棄し、それを食べた野生インシシが感染拡大する、その破壊力はまさにバイオテロと言っていい。感染は岐阜、愛知、三重、長野、富山、福井の各県から、関東にまで拡大した。豚コレラはワクチンがあるが、中国本土を中心に爆発的な感染をみせているアフリカ豚コレラはワクチンがなく、まさに、中国が振りまくウイルスの一帯一路である。
中国が経済発展を遂げれば西側諸国のような穏健な民主国家になるから、経済支援をして積極的に関わっていく必要がある、という米国や歴代自民党政権の考え方が、まったくの間違いであったことがようやく証明されてきた。覇権は目指さないという中国共産党の歴代幹部の言うことを信じ、資金も技術も欲しがるだけ提供し続けた結果、とんでもないモンスターが出来上がってしまったのが、今の国際社会の現状なのである。
まだ半分も読んでいないが、怖くなる話ばかりだった。
著者は「おわりに」で、「ざわざわした嫌な予感は、いずれ目に見える脅威となって現れるだろう。そのとき慌てても遅いのである。ノアは、雨が降る前に箱舟をつくったことを、今一度想起してほしい」と述べている。
- 単行本（ソフトカバー）: 288ページ
- 出版社: ハート出版 (2019/11/8)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4802400853
- ISBN-13: 978-4802400855
- 発売日： 2019/11/8
- 梱包サイズ: 18.7 x 13 x 2.3 cm
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