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2019年11月15日 紙面から
インタビューに答える柳=沖縄県北中城村の選手宿舎で(黒田淳一撮影)
沖縄・北谷での秋季キャンプに参加している中日の柳裕也投手(25)が14日、本紙のインタビューに応じた。今季は開幕から先発ローテを守り、チーム最多の11勝を挙げた右腕。白星がつかない2カ月間の苦しい時期を越えて達成した自身初となる2桁勝利で胸に去来したものとは…。来季はさらなる飛躍を誓う柳が、その思いを赤裸々に語った。 (聞き手・谷大平)
-今季はチームトップの11勝。飛躍のシーズンとなった
柳「1年間、けがなくローテーションを守れたことが一番充実感がありますね。もちろん昨年の秋にフォームを二段モーションに変えたのもきっかけになったんですけど、トレーニングの仕方や考え方とか、昨年までやってなかったことをやってきた。いろんなことが重なった結果ではないでしょうか」
-前半戦だけで9勝
「うまく行き過ぎてるとは思いました。こんなに勝ち星がついてくるとは思っていなかったですね。前半戦に関しては勝ち星がどんどんついてきた。連敗で回ってきたら絶対に止めてやるってなっていましたし、『いつか勝ちがつかなくなるんじゃないか…』とかマイナスなことを考えることはなかったです」
-ただ10勝目に王手をかけてから7試合、丸2カ月も白星から見放された
「後半戦では試合で足が動かないな、きょうはあまりよくないなと思う試合は増えました。立ち上がりに打たれていましたし、修正しているうちに打たれて、その失点が決定打になるという展開が勝てない時期は多かった」
-疲れがあったのか
「疲れているとは感じなかったですけど、登板間の1週間がめちゃくちゃ早く過ぎました。『もう登板2日前か』『もう明日登板か』という感じです」
-勝てない期間は何を心の支えにしていたのか
「2桁勝った自分をイメージして、モチベーションにしていました。勝てない期間も絶対に2桁勝利に到達したいと思い続けていました。でも勝ったら、勝ったであっさりしてましたね。2カ月足踏みして、10勝目を挙げた時もそれに浸ることはなかったです。すぐにまた勝ちたいと思いました」
-苦しい期間もあった今季を、あらためて振り返ると
「勝てない期間もありましたけど、けがで投げられなかった期間のことを考えると、『去年と比べれば大したことはない』という思いは持っていました。2桁勝てたことで、一段階上にいけたんじゃないかなとも思います。来年は2桁が目標ではなくそれ以上勝ちたいですし、防御率も全然まだまだです。今年2桁勝ってなかったらそう考えられてなかったと思います」
-シーズン終盤にはフォームを少し変えた
「去年の秋から二段モーションにしていたのですが、よりいいものを目指してやめました。二段モーションでやってきたことを生かしつつ、新しいフォームに取り組んでいます。二段モーションは動きが大きい分、やっぱりムラも出てきますし、体力の消費も大きくなる。来季は開幕からこのフォームでやっていくつもりです」
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