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【芸能・社会】デビューから9年…キスマイ悲願の紅白初出場 ジャニーさんに名前を託された思い出のNHKで万感2019年11月14日 18時57分
大みそか放送の「第70回NHK紅白歌合戦」(12月31日午後7時15分)の出場者が14日、同局から発表された。2016年から4年にわたって掲げてきた番組テーマ「夢を歌おう」の最終年。この日、令和初の夢舞台に立つ白組20組、紅組21の顔触れが明らかになり、初出場8組の中からKisーMyーFt2、GENERATIONS、Official髭男dism、日向坂46、Foorin、LiSA(年齢非公表)の6組が東京・渋谷の同局で会見し、心境や意気込みを語った。 活動開始から14年、デビューから9年目にして7人組アイドルグループ「KisーMyーFt2」(通称キスマイ)が、ついに夢をかなえた。 ジャニーズJr.グループとして7年間の長い下積みをへて2011年8月10日にシングル「Everybody Go」でデビュー。その18日後、当時の記録ではデビューから史上最速の東京ドーム公演を実現させた。 14年から3年連続の4大ドーム、昨年から2年連続の5大ドームツアーを行い、実績は十分。下積み時代同様に道のりは長かったが、満を持して紅白切符をつかんだ。 最年長の北山宏光(34)は「僕たちがいちばん最初に来たのが約20年前、それぞれジャニーズのオーディションとして来ています。14年前、『KisーMyーFt2』の名前を決められたときもNHKのリハーサル会場でした。そんな長い時間をそれぞれ成長してきたと思いますので、7人で力を合わせて社長に感謝を込めながら頑張りたい」と抱負を語った。 社長とは、今年7月に87歳で死去したジャニー喜多川さん。タップダンサーのグレゴリー・ハインズさんが、尊敬するサミー・デービス・ジュニアの靴にキスをしたという逸話をもとに、そんな尊敬されるグループに育ってほしいとの思いで、当時のメンバーのイニシャルと掛け合わせてグループ名を考案した。 フット(足)というワードから、光GENJIのようにローラースケートを武器にさせたのも、同社長のアイデア。北山は「本当は(この瞬間をジャニーさんに)見てもらいたかったというのはある」としながら「“ワンチーム”をつくってくれたということで、僕たちにしかできないパフォーマンスができれば」と、故人への恩返しを誓った。 「ワンチーム」という発言を受け、取材陣から「グループの中で誰が(ラグビー日本代表の)リーチ・マイケルですか?」と、キャプテン的存在について問われた7人は、しばらく顔を見合わせた後、宮田俊哉(31)が「僕だと思います。同じ年なんですよ。(理由は)以上です」と答えて笑わせた。
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