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いきなりステーキ/44店閉店「減損損失」16億8500万円計上

決算/2019年11月14日

ペッパーフードサービスは11月14日、いきなりステーキ業態44店を退店すると発表した。

<いきなりステーキ>
いきなりステーキ

いきなりステーキ489店の内、退店を意思決定した44店と収益性の低下が見込まれる3店において、2019年 12月期第3四半期会計期間に減損損失16億8500万円を特別損失として計上する。

いきなりステーキ業態において自社ブランド同士の競合が発生していることを鑑み、当初の出店計画を210店から115店へ見直し、既存店の売上対策に注力したが、引き続き自社ブランド同士の競合などの影響が払拭できず、既存店の売上高は大幅に落ち込んだ。

自社ブランド同士の競合を解消する為に検討した結果、いきなりステーキ業態を44店退店することを決定した。

また、退店を意思決定した44店において、家主に対する中途解約条項に基づく違約金などを、事業構造改善引当金繰入額として6億6100万円を特別損失に計上する。

特別損失の計上は、退店に伴う該当店舗の営業損失を減少させることと退店する店舗の近隣店舗の収益性を改善する目的で行ったという。

特別損失計上に伴い、2019年12月期通期連結業績予想を修正した。売上高665億3600万円(前回予想比12.9%減)、営業損失7億3100万円(前回予想20億6100万円の営業利益)、経常損失7億3100万円(前回予想20億1200万円の経常利益)、当期損失25億300万円(前回予想15億2900万円の当期利益)とした。

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