dely株式会社に入社して4ヶ月経ちました

Nov 14, 2019

タイトルの通りですが今年7月にdely株式会社に入社して、この11月で4ヶ月ほど経ちました。

あまりこれまで所属企業に関することを書くということをやってなかったのですが、

ありのままを書いてくれという話だったので折角なので書いてみている次第です。

主にRailsを使ってサーバーサイドの開発をしている、社会人歴4年目のエンジニアです。

delyでちょうど3社目で、前職はスマホゲームの会社、その前はWebメディア開発の会社で働いていました。

仕事ではもっぱらRubyを書いていますが、プライベートでは最近はRustとかCとか書くことが多いです。

あとVSCodeの拡張とかも作ってたりします。

https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=jit-y.vscode-advanced-open-file

入社経緯

なぜdelyに入ったかという話ですが、ちょうど転職を考え始めたときに知り合いから声をかけられた、というのがきっかけです。

元々それほどゲームをしないのに何故かスマホゲーム会社に転がり込んだという事情もあり、

次の転職時には、もっと自分に身近なサービスを作っていきたい、みたいな気持ちがあったので渡りに船みたいな感じでした。

とはいえもっと色々考えたかったのもあり、実際の転職時にはdely以外にも合計5社くらい受け、

そのうちお祈り・辞退などを経て最終的にdely含めて2社内定が出て、最終的にdelyへ決めたという流れです。

自分の仕事

役割としてはクラシルのアプリ側のサーバーサイドとして開発部に配属されていて、

前職までと同じくRuby on Railsを使って開発してます。

ただクラシルのサーバーサイドといいつつも入社直後から直近までクラシルチームを離れ

少人数でサービス基盤構築の仕事を行っていたので実際には現状そこまでクラシル自体のサービス開発には絡めてません。

ちょうど先日くらいにやっとそのサービス基盤構築が一段落したので、

後始末をしつつそろそろクラシルチームに参加するところ、みたいな状況です。

サービス基盤周りを具体的に何をやっていたかに関しては

後ほど会社のブログかなにかで実装の話とか書ければ良いかなと思うのでここでは触れません。

入社してみて感じていること

みんなサービスに向き合っている

やっぱり皆がクラシルというサービスがどうすればより良いものになるかということに注力している職場だなと働いていて感じます。

出来上がった機能をチーム全員で触ってレビューしている風景はよく見かけますし、

開発部内だけじゃなくて他部署の人とも連携もあり、収益など実利的な部分も考慮しつつユーザーに最大限のものを提供しよう、

みたいな雰囲気を日々感じることができます。

当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、ちゃんとサービス開発してるなという感じで個人的には感動しました。

サービス開発する環境としてはとても良いのではと思ったりしています。

成果・実力主義的

何かしらの成果を出さないと評価されない雰囲気はあります。

また成果に関してもただ何かを成し遂げるだけではだめで、アウトプットとして見える形で提示しなければ成果としては認めてもらえません。

職場によってはある程度の成果を出せば上の人がよしなに評価してくれるみたいなケース(自分のこれまでの会社とかがそうだった)があると思うのですが、

delyでは成果はすべてドキュメントなり何なりの形で視覚化することが求められます。

目に見えなければ評価しにくいのはそのとおりで個人的には納得感はありますが、人によっては大変かもしれません。

残業時間少ない

一つ前の項目とは対象的かもしれませんが、残業時間は全体的に少ないのではと思います。

前職と比較してベンチャー感があり結構ゴリゴリ系のイメージもあったので

入社前はある程度の残業を覚悟していた部分があったのですが、実際には前職よりも残業時間減りました。

また最近フレックス制度が導入されたりしてより勤務時間の自由度が増しており、

限られた時間のなかでいかに最大限のパフォーマンスを出すかみたいなところがより重要になって来てると感じます。

これからやること

これはベンチャーあるあるな話だと思うのですが、

開発初期に積まれた負債が各所に溜まっており、それらを如何にして改善していくかみたいなところが目下の大きな課題となっています。

課題としては1つ1つはありがちなものですがクラシルほどの規模になってくるとなかなかどうして辛みが深く、

どうしても不具合が起こってしまったり、開発しにくかったりみたいなことが増えつつあるのが現状です。

またこういう負債はサーバーサイド以外にも当然あり、

ちょうど全体的に初期のスピード優先みたいな設計・実装のツケが回ってきてるフェーズなんだと感じます。

ただ、幸いにも開発チームとしてこういった負債を解消していこうという流れがあり、

チーム全体でリファクタリングに取り組むことができています。

必要に迫られているとはいえ、こういう非機能的な改善に理解を示してくれる職場ってあまりない気がするので開発者としては中々ありがたい限りです。

今後10年20年と良いサービスとして運用できるよう、これから自分も一つ一つ改善していければと思ってます。

また、負債に対してどう解消していったかみたいなのは知見として会社の技術ブログとかにまとめていきたいです。

採用に関して

特にサーバーサイドエンジニア(Railsエンジニア)を中心に、やりたいことに対して人が足りてないので誰か来てくれ!みたいな状況です。

もし興味あれば是非。

https://www.wantedly.com/companies/dely/projects

ちょっと前に公開された採用スライドも折角なので置いておきます。