プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

DVD鑑賞「金太郎花太郎グループ」を運営する(株)白鳳ビル(久保田孝典代表取締役)実質的な代表者「森下社長」は北川龍一さんの深刻な労災事故の責任をとれ

DVD鑑賞「金太郎花太郎グループ」を運営する (株)白鳳ビル(久保田孝典代表取締役)実質的な代表者「森下社長」は北川龍一さんの深刻な労災事故の責任をとれ
労災かくしを謝罪しろ 労災休業中の違法解雇を撤回しろ

 DVD鑑賞「金太郎花太郎グループ」を運営する株式会社白鵬ビルの当該の北川龍一さんは、労災事故で後遺障害の残る大怪我を負ってしまいました。会社は労災を使わず隠蔽を図ります。北川さんが自力で労災を申請すると、療養期間中に解雇。現在、不当な解雇の撤回と労災事故の責任を取ることを会社に求め闘っています。
【実質的な「社長」の「ライブ」ステージ設営で重大労災】
 株式会社白鳳ビルのグループ会社は、ネットカフェのマンボーなどを運営していることでも知られています。株式会社白鳳ビルの本部次長として働いていた、2018年6月20日、安全確保も不十分な高所での溶接作業に従事させられていた際に、北川さんは乗っていた足場が櫓から離れ転落、左足の踵を粉砕骨折してしまいます。会社は救急車を呼ばせず、労災は使えないと露骨な労災隠しをしました。北川さんが行っていた「溶接」は彼の本来の業務ではありません。グループのオーナーで会社では「森下社長」と呼ばれていた実質的な代表者が、趣味で大掛かりなライブを定期的に行っており、その度に業務命令として従業員がステージ設営に駆り出され、安全配慮も不十分な環境の中、多くの人が重大な労働災害にあっているのです。実質的な「社長」の道楽のための業務による重大な労働災害、そのことごとくを会社は隠蔽していたのです。
【強制退院→出勤強要】
 会社は、労災を使わない代わりとして、完治までの治療費と休業補償を約束しました。3度のオペを行っての入院中、病院に上司が訪れます。「退院してくれ」「(自宅で)ゆっくり休んでいいから」と北川さんは無理やり退院させられてしまいました。自宅での療養を余儀なくされた北川さんですが、「出勤しないとクビにする」と今度は出勤を強要されてしまいます。会社に言われるがまま、医師に「足を上げてデスクワークならできます」と就業可能を伝え職場に戻った北川さんは酷いパワハラに遭います。仕事でパソコンに触らせてもらえず、「もう片方の足も折れればいいのに」「足を机の上に上げて仕事するのは失礼だ」など心無い言葉を浴びせかけられ、松葉杖で移動中に倒れても見て見ぬふりをされました。
【労災療養中の解雇】
 あまりのパワハラに耐えかねた北川さんは、労働基準監督署に行き自力で労災認定を受け、自宅での療養を再開しました。しかし、会社は「出てこなければクビにする」と、労災療養中の北川さんを無理やり解雇したのです。さらに解雇後、療養を続けていた北川さんは、薬の飲み合わせによる副作用で極度の高血圧症を発症してしまいます。それが引き金となって倒れ、幾度も病院に運ばれました。今年の8月、搬送先で生死の境を彷徨った北川さんは、退院後も左半身に強い痺れが残り車椅子での生活を余儀なくされたのです。北川さんは、ブラック企業と闘う、誰でも1人から加入できる労働組合プレカリアートユニオンに加入し、団体交渉の申し入れを行い、労災問題の補償や不当解雇の撤回を求めて闘いを始めました。
 問題解決のため、ご支援、ご協力をお願いいたします。

【ご意見は】
株式会社白鳳ビル 代表取締役 久保田典孝
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