犬は散歩や室内で遊んで、適度に運動させてあげることが非常に大事になります。
運動をすることにより犬はストレスの発散になったり、良い健康状態を維持できたり、また肥満の予防にも効果的です。
特に外に出ての散歩は犬にとってとても大事ですが、飼い主さんが忙しかったり、雨の日や寒い日が続くとなかなか外に出て散歩に連れていくことが難しいですよね。
室内でも効果的に運動ができる方法や器具などあれば、犬の運動不足を少しでも解消してあげることができます。
そこで今回は愛犬の運動不足を解消できる室内でできる運動とその器具などについてご紹介します。
それでも外に出て散歩することは犬にとって大事なことなので、できるだけ散歩は心がけましょうね。
目次
運動不足を解消するため!まずは子犬、成犬、老犬の運動量の目安を知ろう
あたりまえですが、犬は犬種や年齢、子犬、成犬、老犬によって体の大きさが違います。
体の大きさが違えば運動量も変わってきますのでまずは犬の年齢にあった運動量の目安を把握しておきましょう。
子犬の運動量
子犬はいつまで子犬なのでしょうか?
そして子犬はいつから散歩をはじめたらいいのか気になるところです。
子犬の時期はいつまで?
犬は体の大きさにかかわらず、生後1年で人間の15歳と同じ年齢になるといわれています。
人間でも15歳以下はまだまだ子どもです。
ですから生後1歳までは子犬といっていいでしょう。
子犬の運動はいつからはじめる?
外へ散歩に出かけられるようになることが、子犬の本格的な運動のスタートといえます。
でも、ワクチンをすべて接種したあとしばらくしてからではないと外へ散歩に行くことはできません。
それまでは家の中で飼い主さんが子犬の遊び相手をしてあげましょう。
子犬の時期は社会性を身に着けさせてあげる時期でもあります。
この時期は、遊びをとおして噛み癖や吠え癖などのしつけを同時にはじめておくといいでしょう。
子犬のときの効果的なしつけについてはこちらの記事をご参考ください!
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成犬の運動
成犬はいつから成犬になるのでしょうか?
成犬の運動量はどれくらいなのでしょうか?
どれくらい運動をさせたらいいのでしょうか?
続いては子犬から成長し、成犬になったときの成犬の時期と運動量についてご紹介します。
成犬の時期はいつからいつまで?
成犬の時期ですが、犬は生後1年をすぎると人間の15歳と同じになると上記で説明しました。
小型犬、中型犬、大型犬は大きさに関係なく生後1年立つと人間の15歳くらいとおぼえておきましょう。
上記説明したとおり、生後1年ごろまで子犬となり生後1年以降から成犬と考えていいでしょう。生後1年をすぎると1年ごとに小型犬は約4歳、中型犬は約5歳、大型犬は約6歳ずつそれぞれ歳をとるといわれています。
成犬の運動量はどれくらい?
成犬の運動量ですが、現在、飼っている飼い主さんなら経験があると思いますが、ヘトヘトになるくらい運動量が多いですよね。
成犬は犬の一生のなかでいちばん運動量が多い時期といえます。
犬の個体差があるので運動量にコレという決まりはありませんが、小型犬の散歩は1日1~2回。中型犬や大型犬の散歩は1日2回が目安です。
散歩の時間は小型犬で1日30分以内がいいとされています。
中型犬は30分から1時間、大型犬は1時間以上を散歩の時間の目安にしてみてください。
1時間歩くと距離にして4~5キロといったところでしょうか。
人も1日4~5キロ歩くと健康にいいので愛犬といっしょに健康になって一石二鳥ですね。
老犬の運動
老犬になると動作がにぶくなりますし大好きだったはずの散歩にもあまり興味をしめさなくなります。
犬によっては散歩をいやがったりオモチャにも興味をなくす子もいるかもしれません。
そして白髪が目立ちはじめて、どこかダルそうな愛犬を見ているとついつい飼い主さんも「今日は散歩に行くのをやめようかな」と思ってしまうものです。
でも足腰が弱くなったとしても日々の運動をやめてしまうと、いっきに老化が進んてしまいます。
いつから老犬?
いつから老犬なのか決めるのはむずかしいところですが、ひとつの目安として人間の60歳からをお年寄りのスタートということにして紹介します。
・小型犬
小型犬が老犬になるのは約11歳からです。
人間の年齢に換算すると60歳になります。
・中型犬
中型犬が老犬になるのは約10歳から。
中型犬の10歳は人間に換算すると60歳になります。
・大型犬
大型犬は9歳から老犬といってもいいでしょう。
大型犬の9歳は人間に換算すると60歳になります。
老犬の変化を見逃さない
犬の老化は年齢だけでは判断できないところも多いです。
10歳以上の犬でも元気に散歩に行く子もいます。
だからこそ、いつもとはちがう変化を見逃さないようにしましょう。
たとえば、
- 散歩で立ち止まることが多くなった
- いつもの距離よりも歩く距離が短くなった
- すぐに息が上がる
- 散歩に行きたがらない
- ご飯の食いつきが悪い
愛犬の変化はわかるものです。
いつもとはちがう変化を感じたときはかかりつけの動物病院で診察を受けるようにしましょう。
老犬の運動について
老犬の運動量は成犬のときよりも少なくなっています。
ムリをさせないように注意しましょう。
たとえば散歩の前に関節をマッサージしてあげると体の負担も軽くなるようです。
散歩の途中で歩くのをやめたり、フラつくようなら散歩を途中で中止して自宅で様子をみてあげましょう。
そして調子が回復しないようなら動物病院で診察を受けるようにしましょう。
散歩に行けないときの室内でできるおすすめの運動器具
子犬、成犬、老犬のそれぞれの運動量の目安がわかったところで、外に散歩ができないときに室内でできるおすすめの運動器具をご紹介します。
ROSEWOOD イギリス【ROSEWOOD】 ドッグアジリティ イギリスROSEWOOD スモールドッグハードル ドッグラン
子犬用小型犬用の屋内でも屋外でも使える小型スモールドッグハードルです。ソフトで柔らかく犬がぶつかっても安心の素材です!
高さは調節可能なので無理しない程度でわんちゃんと運動不足解消してあげてください。
ノーズワーク/分離不安訓練毛布/ストレス解消/集中力向上/孤独な子犬/鼻おもちゃ/犬 おもちゃ[並行輸入品] (大型, gray+ivory)
子犬たちが鼻を使用してするすべての 嗅覚活動をいいます。嗅覚が優れた 子犬たちに鼻を使用することで、 ストレスをほぐして、くわえていじる行為の 目的を知らせる活動でもあります。
犬 ノーズワーク 訓練毛布 ストレス解消 分離不安対策 ダイエット ペット 運動不足に 犬遊び用 性格改善
こちらも上記商品と同じのノーズワークです。上記のものよりサイズは小さくなっており、室内では置きやすいサイズとなっています。
犬の運動器 ペットランPR700【小型犬用ルームランナー】走行ベルト幅41×長さ73.5cm
ルームランナーの犬用ドッグランナーです。室内に置けるサイズです。こちらは子犬、小型犬用です。
犬の運動器ペットランPR725【大型犬用ルームランナー】走行ベルト幅41×長さ182.5cm
ルームランナーの犬用ドッグランナーです。室内に置けるサイズです。こちらは大型犬用です。
まとめ
10年以上生きる犬はめずらしくありません。
でも生まれて10歳になった犬は人間でいうと老人の仲間入りです。
私たち人間の10年はあっというまですが、そのあっという間に犬は子犬、成犬、老犬と変化していきます。
だから私たちは犬の成長や体調の変化に注意しながら、犬の年齢や状態にあわせて運動量を変えていく努力が必要になります。
今は犬にあたえるエサがとてもよくなっていますので10歳でもまだまだ元気な犬がたくさんいます。
犬の年齢にあわせて適切な運動と食事管理でいつまでも愛犬との楽しい時間をすごしてくださいね。
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