ヤンキー映画のおすすめ人気ランキング50選【2019年最新版】

この作品でデビューした仲村トオルと清水宏次朗は、当時追っかけまで出るほどの人気者になり、スターダムを駆け上がりました。人気絶頂だったアイドル中山美穂ちゃんのかわいらしさも見ものです。また、現在もVシネなどで活躍する小沢仁志が敵対する高校の番長として出演するなど、あの俳優・女優の若かりし姿を探してみるのも、『ビー・バップ・ハイスクール』を観る楽しみの1つです！

今作では、トオルとヒロシが「ボンタン狩り」にあい、不良の証ともいえるズボン「ボンタン」を盗られてしまいます。盗ったのは、トオル・ヒロシが通う愛徳高校と敵対する城東工業。ここから愛徳と城東の激しいバトルがはじまります！

結婚・出産で一時芸能界から遠ざかっていた宮崎ますみですが、2005年に復帰。しかし、乳がんが見つかり、再びスクリーンから遠ざかってしまいました。現在は、がんを乗り越えた体験をもとに、催眠療法の会社を設立し、セミナー等で活動しているようです。

フラれたヒロシは意気消沈して交通事故にあい、さらに敵対するグループに拉致られてボコボコに。踏んだり蹴ったりというのは、まさにこのことです。最後は、トオルが助けに来て、大立ち回りを演じます。

北高番長の前川とトオルは友達ですが、前川の後輩・工藤は、北高と愛徳の全面戦争を画策し、同時に前川つぶしを企んでいます。一方、愛徳にもトオルとヒロシを快く思っていない連中がいて、愛徳と北高の抗争はヒートアップ。トオルと前川はタイマン勝負で決着をつけようとしますが……。

中坊の喧嘩が飛び火して、愛徳と立花が一触即発の状態に。ヒロシとトオルも仲たがいして、状況は最悪。愛徳と立花の全面戦争になるかと思いきや、陰で両校の対立を画策していた黒幕が暴かれ、最後はこれまでトオル＆ヒロシが対決してきた敵役たちも加わって大乱闘に発展します。そうそう、若き的場浩司もヒロシの後輩役で出ていますよ。

バイオレンス色が濃く、かなりえげつないシーンも含まれているこの作品、『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズ6作品と見比べてみてもおもしろいですよ。

元気で、バカで、やられたらやり返す喧嘩を繰り返して、でも子供から大人になるはざまでもだえる彼らの姿に胸をギュンとつかまれる……まさにヤンキー映画の傑作と断言します！まだ観ていない方は、ぜひご覧になってください。絶対に損はしませんよ！

最後に千原のお兄ちゃんはとんでもないことになってしまいますが、それは観てのお楽しみ。若い鈴木紗理奈もとってもかわいいですよ。

ある日、酔っ払って女を連れ込んだ父親に愛想を尽かして母親は家を出ていってしまい、主人公も悪友と男修行の旅に出ます。主人公は少年漫才師として話題になったりあるきっずの長田融季がつとめ、父親を竹中直人、学校の美人先生を高岡早紀が演じています。

主人公のガスにはココリコの遠藤章造、ヒロインは安西ひろこがつとめます。ヤンキー色は薄いですが、やんちゃな少年たちのはじけぶりは見どころ十分。笑と人情、ノスタルジーがいっぱい詰まっていますよ。

そのカオルちゃんを主人公にフューチャーしたのが、この『岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説』です。主人公を演じているのは竹内力。まさに怪演という表現がピッタリで、これが『ミナミの帝王』の萬田銀次郎？と驚く人もいるはずです。でも、とっても楽しそうにやっているんですよね。

2作目からはVシネマでリリースされ、8作も作られていますから、カオルちゃんが根強い人気を持っていることがわかります。

熱血教師役の佐藤隆太は、原作マンガの大ファンで「川藤（熱血教師）役がやれたら芸能界を引退してもいい」という入れ込みよう。また、この作品をきっかけにブレイクした桐谷健太を筆頭に若手個性派俳優たちの熱演も見逃せません。熱い気持ちになりたいなら、文句なくこの作品をおすすめします！

映画版は第3シリーズの完結編にあたり、現在の教え子たちにふりかかるトラブルをヤンクミと過去の教え子たちが協力して解決していく、いわば『ごくせん』シリーズの集大成です。やや大げさでご都合主義な展開もありますが、単純明快でわかりやすいのが、このシリーズの売り。細かなところは気にせず、ヤンクミとヤングスターたちの活躍に胸躍らせるのが正しい観方です！

架空の街の不良同士の抗争を描いており、EXILE TRIBE（EXILEを中心とした関連アーティストの総称）のメンバーが総出演して過激なバトルを繰り広げます。

2016年には『HiGH&LOW THE RED RAIN』2017年には『HiGH&LOW THE MOVIE2/END OF SKY』、『HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION』が公開され、ますますヒートアップ。EXILEファンなら、見逃がし厳禁でしょう！

近未来の架空の都市サンダーロードで繰り広げられる暴走族たちの抗争がフルスロットルで描かれ、とくに主人公が最後の戦いに挑むシーンは圧巻。30年以上昔の映画ながら、息をのむこと間違いなしです。多くの映画人に影響を与えた伝説の映画、ヤンキー映画好きなら要チェックでしょう！

自堕落な生活を送る落ちこぼれのマサルと弟分のシンジ。ひょんなことからボクシングジムに通うことになりますが、才能があったのは弟分のシンジのほうでした。マサルはヤクザの道に進み出世、シンジはボクシングで花を開かせようとしていた……が、若さゆえの甘さが2人を挫折へと導いていくのでした。

元祖暴走族映画といわれる『湘南爆走族』。『週刊少年キング』に連載された同名マンガの実写映像化ですが、見どころはなんといっても、あのスターたちの若かりし日の勇姿でしょう。

主人公は江口洋介、相方は織田裕二、2人ともバッチリリーゼントを決めて単車をころがしています。どちらもホントにカッコいいんですが、竹内力の匂いたつようなイケメンぶりにも注目！ギャグとシリアスをほどよくミックスした娯楽映画、若かりし日のスターたちの活躍を楽しんでみては？

チンピラ生活を送っている洋一と道夫でしたが、洋一がヤクザの盃を受けることを決意したことから2人に微妙な距離が生まれてしまいます。しかし、洋一が覚せい剤を預かったことから事態は思わぬ方向に動き始め、2人はヤクザに狙われることになります。見どころは、衝撃のラストシーン。大どんでん返しに拍手喝采です！

シリーズ初期は、詐欺・恐喝・売春などかなり悪どいことをするアウトローとして描かれています。この不良映画のヒットを受けて、東映はスケバン映画・暴走族映画など不良を主人公とした人気シリーズを次々に生み出し、そしてその不良魂は1980年代の『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズへと受け継がれていきました。

主演に、当時漫才師として人気絶頂だった紳助・竜介を迎え、大阪の街を舞台にケンカに明け暮れるヤンキーたちの姿をイキイキと描いたこの『ガキ帝国』は、それまでピンク映画を撮っていた井筒和幸監督の名を一躍全国にとどろかせることになった出世作です。

クライマックスの集団激突シーンは圧巻。それもそのはず、顔以外はホントに入れてもいいというお約束だったようです。ヤングスターたちが体を張った『クローズZERO』、文句なく楽しめますよ！

主演は1・2作目の窪塚俊介、3～6作目の佐野和真から、7作目の『ガチバンMAX』では窪塚正孝に受け継がれました。西東京最強と恐れられたヤンキーが、さらなるヤンキー道を極めるべく渋谷で大暴れを繰り広げます。『ガチバン』シリーズの売りであるリアルで派手なアクションシーンをご堪能あれ。

広島を舞台に暴走族チームの抗争を描いたもので、見どころはイケメンたちのド派手な殴り合いです！かなりリアルな殴り合いで痛そう！でも、カッコいい。観終わった後は、「～じゃけいのう」なんて広島弁を使ってみたくなること間違いなし！

友情とプライドのためにテツオは立ち上がります。主演は、『ミュージカル テニスの王子様』にも出演していた河合龍之介。注目の若手俳優です。

ひと言でいえば、中学生のヤンキーたちの覇権争いです。低予算映画のチープ感は漂いますが、喧嘩シーンはアクロバティックでけっこう派手、女ヤンキーも空手経験者なのか見せ場十分です。

難点は、どう見ても中学生には見えないこと。そこに目をつぶれば、適度な笑いと派手な立ち回りを楽しむことができます。続編の『デスヤンキー高校生篇』『デスヤンキー死闘篇』も人気です！

これが長編映画監督デビューとなる（短編はこれ以前にも撮っていた）品川ヒロシの手腕に脱帽。不良にあこがれ、ケンカに明け暮れ、いろいろあってみずからを見直し自立していくというストーリーを変に教訓や説教めかしたりせず、誰もが楽しめるエンタテインメントとしてまとめたのはさすがです。

ファイトシーンも迫力ありますし、旬の若手俳優たちもイキイキとしています。見逃した方はぜひチェックしてみてください。素直に「品川ヒロシすごい」と思いますよ！

喧嘩シーンは迫力があっていいんですが、ちょっと登場人物が多すぎて関係を理解するのが難しいのが難点。ただ、チュートリアルの徳井クンはがんばっていますし、敵役の村上淳の鬼気迫る演技も見物です！

イタズラに明け暮れるとある田舎町の悪ガキ高校生たちは、新しく赴任してきた駐在さんにこっぴどく叱られてしまいます。報復にイタズラを仕掛ける高校生たち。それならと駐在さんも反撃に出ます。しょーもないイタズラばかりですが、つい笑ってしまうんです。そして、ちょっと胸が熱くなる展開が訪れ……。

原作は、ブログで連載された半フィクションのエッセー。ネット上の口コミで評判となり、たちまち大人気ブログに。マンガや文庫にもなるほどの大ヒットコンテンツに成長しました。映画の評判も上々で、高い評価を受けています。ケンカに明け暮れるヤンキーもいいですが、心温まる悪ガキたちもいいもんですよ！

脇役で若かりし頃のバナナマン日村が出演していますが、髪型はもちろんマッシュルームカット。実はこの映画のキャラ設定でマッシュルームカットにしたものが、彼のトレードマークになったようですよ。

アクションシーンはそれほど派手ではありませんが、金属バットフルスイングのシーンなどは「ホントに当ててんじゃないの？」と思うほどリアル。渡部篤郎・中村獅童・真木よう子・真木蔵人など豪華共演陣にも注目です！

元暴走族が実体験をもとに書いたストーリーが原作であるだけに、前半の暴走族パートも後半のヤクザパートもとてもリアル。これは苦く痛々しい青春の懺悔録です。

アクション重視・ストーリー性追求のエンタテインメント映画とは異なりますが、立ち直ろうとする不良たちのリアルな生活が描かれています。殴り殴らればかりでなく、時にはヒューマンなヤンキードラマにひたってみては？

在日問題を若者の視点でとらえた『GO』は、各映画賞を総なめにすると同時に、窪塚洋介の高い演技力を世に知らしめました。宮藤官九郎脚本がつむぎだすセリフもとてもイキイキとしていて、心動かされること必至です。

ヤンキー映画・青春映画のみならず、2000年代を代表する名作の1つと言っても過言ではありません。ぜひ、ご覧ください。

今作の役柄は、いつもヘラヘラして悪さをしている在日韓国人の高校生。自殺した姉に韓国を見せてやりたいと、偶然知り合ったタローとユミを巻き込んで遺体を病院から盗みだし、博多に向かいます。さまざまなトラブルの末、なんとか韓国行きの船に乗ったものの……。

日本人と在日朝鮮人の間に横たわる差別や対立・ケンカを横軸に、そんな中でも育まれる友情や恋愛を絶妙に描いています。この手のものを撮らせたら、井筒監督の右に出る者はいないでしょう。

その本物度は、関東連合元幹部の工藤明夫が「自分の青春を観ているよう」と述べたほど。低予算映画なので粗さはありますが、本物の迫力を観たい人はチェックリストに加えてください！

『ピンポン』で有名な漫画家・松本大洋の短編マンガが原作で、行き場のない若者たちの焦りと閉塞感が淡々と描かれていきますが、「この雰囲気、10代の頃に感じていたよなあ」と思う人も多いのではないでしょうか？瑛太やピース又吉もチョイ役で出演しています。

これでもかというくらいの純愛を70年代のヒット曲に乗せて歌い踊る――笑っちゃいますけど、これがけっこうおもしろいんです！見どころ満載のヤンキー・ミュージカル・エンタテインメント映画、騙されたと思って観てください。「これアリだな」と思いますよ！

本職のラップ・ミュージシャンも多数出演していて、ラップのレベルはメチャクチャ高い。ラップファンにはたまらないんじゃないでしょうか？ただ、ストーリー展開はかなり強引で、それが園子温らしさでもあり、評価の別れるところでもあると思います。

2人のギャグのような掛け合いも、まったく滑らずみごとにかみあっています。アマゾンで大多数が★5つ評価をつけているのもうなずける良作です。

難しいことは考えず、スカッと笑いたいときに最適な映画。嫌なことがあって落ち込んでいるときも、きっとヒロミくんが癒してくれるでしょう。

ぶっ飛んだ設定ですが、主人公たちの憤りに共感を示す声も多く聞かれます。バイオレンスいっぱいのエンタテインメント映画ですが、そこに何かを感じたい人は一見の価値がありますよ。