2019-11-14

上越新幹線冷遇問題

1.東北新幹線との格差が激しい

東北新幹線が最高時速320キロ運転の新型車両が大部分を占めているのに対して、上越新幹線は最高時速240キロのまま放置されている。

しか上越新幹線に投入されるのは、東北新幹線から転出したお古車両ばかり。

東北新幹線北海道新幹線と一体化されているので、まあ東北よりも軽く扱われるのは受け入れられる。

ようやく上越新幹線にも新型車両が投入されたかと思ったら、後述するように水没した北陸新幹線のために横取りされた。

2.金権政治象徴のように扱われる。

上越新幹線沿線には田中角栄という大物政治家いたことは事実であり、確かに上越新幹線建設経緯にそのような話があったことは事実であろう。

しかしよく考えてみれば、これはおかしな話である

東北新幹線北陸新幹線沿線にも首相経験者(森喜朗鈴木善幸)がいるのに、上越新幹線けが悪者扱いされる。

上越新幹線が、東北北陸と比べて国土軸を考える上で重要度は変わらないはずなのにおかしい。

3.北陸新幹線開業時にダイヤを削減された

2015年3月、北陸新幹線長野金沢間が開業した。それまで北陸新幹線長野新幹線)は上越新幹線の支線のような扱いだったものが、立場が逆転して上越新幹線が支線扱いとなってしまった。

北陸新幹線金沢開業に合わせて、上越新幹線ダイヤをばっさりと削り取られた。

昼間の時間帯の越後湯沢行きのたにがわは大幅に削減されたりした(新潟行きのとき特に変わらなかったけど)。

4.台風19号の北陸新幹線水没問題

そして10月に日本を襲った台風19号によって、千曲川決壊して北陸新幹線長野車両センターが水没した問題である

批判を恐れずに言わせてもらえば、長岡市民や新潟市民にとっては何の関係も無い話である千曲川中流域で決壊したことによって、下流長岡・燕・新潟が助かったという問題は置いておく)。

しかJR東日本上越新幹線用に新造中のE7系5編成と予備車両1編成を北陸新幹線転用させる考えを示したのだ。

ようやく上越新幹線でも最高時速260キロ運転が始まるかと沿線都市は期待していた矢先に、北陸新幹線に「横取り」されたのだ。

これは長岡市民や三条市民、新潟市民は怒っていい問題なのではないか

新潟長岡よりも、富山石川の方が重要だと、面と向かって言われたことに等しいではないか

上越新幹線が、東北北陸と比べて冷遇され続けてきた歴史があるわけであるが、もう我慢限界を迎えそうである

北陸新幹線車両が足りなければ、上越新幹線から転出して余剰となる2階建て新幹線E4を使えばいいじゃん。

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