労働法無視の労務管理、労災隠しに社保不正
深刻なセクハラ・パワハラ放置イジメで大量離職
入院食に飴/毛髪/虫等が混入、病院食誤配も発生
国立国際医療センター病院で調理補助業務を受託するブラック企業
「株式会社東武」に皆様のご指導をお願いします。
国立国際医療センター病院で調理補助の業務を受託する株式会社東武（以下、東武）は、西武線下落合に本社を持つ会社です（有名な鉄道会社の東武と漢字は同じですが、全くの別会社です）。
東武が受託する国立国際医療センター病院、調理補助の現場では、日常的なイジメが蔓延し年間１０名以上が辞職に追込まれる年があったり、男性従業員が若い女性従業員に抱きつく、しつこくデートに誘う、身体を触るなどの、深刻なセクハラ・パワハラ問題が発生していましたが、会社はこれらの行為を放置していました。
その他にも、サービス残業の強要、３６協定代表者の不正選出、労災隠しに、社会保険未加入、有給取得の抑制など様々な問題を抱え、病院内にも関わらず年１回の健康診断を実施しなかった年さえあったほどです。
また、安全衛生環境も劣悪で、調理場では新しい白衣や厨房靴を中々与えられず、自費で買って持ち込むものや、歩けば足が水浸しになるような状態の靴のままで勤務している労働者もいました。そんな中、幾度となく入院患者の方が食べる食事に舐めかけの飴、毛髪、虫などの異物混入が発生し、アレルギー患者の方のメニューを取り違える（例えば、卵アレルギーの患者に卵の入った食品を提供するなどの）問題まで発生しました。
一人の労働者が、このような東武の違法な労務管理やパワハラ・衛生環境などについて、改善を求めました。会社は、この労働者を、パワハラを伴う度重なる退職勧奨や不当な配置転換・シフトカットなどで追い詰めました。その結果、労働者は精神疾患に罹患し欠勤しました。東武は事前に上司に連絡をしていたにもかかわらず「無断欠勤」だと主張し、自己都合退職扱いでクビにしました。
当該労働者は誰でも1人から加入できる労働組合・プレカリアートユニオンに加入し、団体交渉を行いました。第１回目の団体交渉で、東武の「無断欠勤」という主張は完全な嘘であったことが明らかになりました。その後も、幾度となく交渉を重ねています。会社は、嘘が明るみに出ると、明らかな虚偽やごまかしを重ね主張を二転三転させました。誠実に団体交渉に応じないこのような行為は労働組合法に反する違法行為であるため、東京都労働委員会に申立てを行い、現在、違法行為の調査が行われています。
法令を遵守しない労務管理のもと、患者さんの食事への異物混入が複数発生しました。患者さんの食の安全を守るためにもこの問題を放っておくわけには行きません。また会社は都合の悪い社員をパワハラや配置転換、シフトカットで追い詰め精神疾患に罹患させ、更には嘘をついて会社を「自主退職」させ追い出し、嘘がバレても平気で次の嘘を重ね、組合との誠実な交渉を行いません。ブラック企業、株式会社東武に対し皆様からも、コンプライアンスを重視しこれ以上の違法行為を重ねないよう、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
【ご意見・ご抗議は】
株式会社東武 代表取締役 中島照夫
〒161-0034東京都新宿区上落合1-16-7
TEL:03-5358-9207 FAX:03-5358-9208
【各種労働問題のご相談は】
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