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趣味の電子工作備忘録

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FPGA(LCMXO2-256HC-4TG100C)で回路作成(3) 論理合成と入出力の割り当て

ソースコードの準備ができましたので、次は論理合成と入出力の割り当てを行います。

3.1 論理合成
論理合成は、"Process View"から行います。メニュー"View"→"Show Views"→"Process"と選択し、"Process View"を表示します。
イメージ 1
メニューからProcess Viewを選択

"Process View"(赤枠内)が表示されます。
イメージ 2
Process View

"Process View"内の"Lattice Synthesis Engine"を右クリックし、表示されるメニューから"Run"を選択し、論理合成を実行します。
イメージ 3
論理合成の開始

論理合成がエラーなしで終了すると、以下のように表示されます。
イメージ 4
論理合成終了時の表示

3.2 入出力の割り当て
入出力は以下のように割り当てます。
SW(sw_in) → 51(Active Low)
LED1(leds[0]) → 74(Active High:1kΩを直列に入れる)
LED2(leds[1]) → 75(Active High:1kΩを直列に入れる)

入出力の割り当ては、"Spread Sheet View"から行います。赤枠内をクリックし、"Spread Sheet View"を表示します。
イメージ 5
Spread Sheet Viewを表示

3.2.1 sw_inの設定
まず、sw_inの設定を行います。赤枠内をクリックします。
イメージ 6
Spread Sheet View

以下のように選択した行が強調表示されます。赤枠内を右クリックしメニューを表示します。
イメージ 7
行を選択

最初にPinの割り当てを行います。表示されたメニューから"Assign Pins..."を選びます。
イメージ 8
表示されるメニュー

"Assign Pins"ダイアログが表示されます。
イメージ 9
Assign Pinsダイアログ(設定前)

Pin 51を選び、"Assign pins"をクリックします。
イメージ 10
Assign Pinsダイアログ(設定後)

Pin51がsw_inに割り当てられました。
イメージ 11
Pin割り当て後

次にIO_TYPEを設定します。同様に右クリックでメニューを表示させ、"IO_TYPE"→"LVCMOS33"を選びます。IO_TYPE(入力)の設定については、TN1202, MachXO2 sysIO Usage Guide"(http://www.latticesemi.com/dynamic/view_document.cfm?document_id=39083)の”Table 1. Supported Input Standards”に説明があります。
イメージ 12
IO_TYPEの設定

最後に"PULLMODE"を設定します。プルアップ設定にしたいので、"PULLMODE"→"UP"を選択します。
イメージ 13
PULLMODE設定

イメージ 14
入力設定後

3.2.2 ledsの設定

leds[0]とleds[1]には同じ設定を行います。leds[0]を選択します。
イメージ 15
leds[0]を選択

sw_inと同様にpinを選択します。

イメージ 16
pinの選択

"IO_TYPE"には"LVCMOS33"を、"PULLMODE"には"NONE"を選択します。leds[1]も同様に設定を行います。
IO_TYPE(入力)の設定については、TN1202, MachXO2 sysIO Usage Guide"(http://www.latticesemi.com/dynamic/view_document.cfm?document_id=39083)の”Table 2. Supported Output Standards"に説明があります。

イメージ 17
入出力設定後

次は、書き込み用ファイルを生成し、ボードに書き込んでみます。



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