今回使用しているFPGAボード(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-11084/)には、" AE-FT232を使用してJTAGポートで書き込む為の回路図(参考)"(http://akizukidenshi.com/download/ds/akizuki/machxo2_writer.pdf)として、書き込むための情報が提供されています。
ハードウェアとしてはFTDIのFT2232Dを使えばよいことはわかるのですが、ソフトウェアは何を使えばよいのかはっきりしませんので、ちょっと調べてみました。 まずLattice Semiconductorから提供されている"Diamond Programmer"を起動してみます("スタートメニュー"→"Lattice Diamond 3.8 (64bit)"→"Diamond Programmer")。 "Cable"は3種類選択できるようです。名前からすると"HW-USBN-2B(FTDI)"が使えそうです。念のためデバイスドライバも調べておきます。デバイスドライバは"C:\lscc\diamond\3.8_x64\data\vmdata\drivers"以下にあります。ここには以下の3つのフォルダがあり、以下のように対応していると思われます。 ftdiusbdriver → HW-USBN-2B(FTDI) lscusbdriver → HW-USBN-2A paralleldriver → HWDLN-3C(Parallel) フォルダ"ftdiusbdriver"以下にある"ftdiport.inf"を覗いてみると以下のVID、PIDのデバイスが使えることがわかります。 VID_0403&PID_6001 → FT232RL/Q,、FT245RL/Q、FT232BM/L/Q,、FT245BM/L/Q VID_0403&PID_6010 → FT2232C/D/L、FT2232HL/Q VID_0403&PID_6011 → FT4232HL/Q VID_0403&PID_6014 → FT232HL/Q VID_0403&PID_6015 → ? VID_0403&PID_0000 → ? これらを見るとFT2232Dでなくてもよいと思いますが、手元にFT2232Dを実装したAE-FT2232がありますので、これで試してみます。 AE-FT2232をUSBでPCと接続し、"Diamond Programmer"で"HW-USBN-2B(FTDI)"を選び、"Detect Cable"をクリックします。以下の画面が表示されるので"OK"をクリックします。 すると、以下の画面が表示されます。FPGAが繋がっていないのでエラーになっていますが、認識はされていますので使えそうな感じです。 次は、実際にFPGAをつなげてみたいと思います。 |
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