聞き手・永田大
政府が教員の「働き方改革」の一環と位置づける教職員給与特措法(給特法)改正案が、国会で審議されている。教員の労働問題に詳しい埼玉大の高橋哲准教授が13日、衆院文部科学委員会を傍聴した。プロの目に映った課題は――。
高橋さんが最も注目したのは、改正が必要なそもそもの理由を尋ねた質疑だ。
【国民民主・吉良州司氏】 法案の真の目的は何か。
【萩生田光一文部科学相】 文科省の調査で教員の長時間勤務の実態が明らかになった。働き方を見直す。
高橋さんは「長時間勤務を解消するという法改正の論拠はその通りだが、改正で導入する変形労働時間制はそれに見合う措置になっていない」と首をひねった。
同省の調査では、小学校教員の…
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