パーヴォの心の声「こんなに3300アクセスもきてるのに、なんだかすごい手抜き料理になっちゃった!ごめんねチコ
」
私 「ううん!たらこソースは確かに市販のものだけど、しそ昆布とか料理酒などを加えてくれて、すごく深みのあるたらこスパゲッティになったから、チコ、すっごくうれしいな♪ちゅ
」
パーヴォ(頭と顔を真っ赤にしながら、にこにこ顔で) 「もうだめだよ、チコ、しょっちゅう僕にちゅ
しちゃ。また僕が君を抱きしめたくなっちゃって、肝心のたらこスパゲッティが食べられないでしょ」
私 「うん、ごめんね(^^) パーヴォといるとついついイチャイチャしたくなっちゃう」
パーヴォ「たらこスパゲッティ、味はどう?」
私 「(もぐもぐとスパゲッティをいただき)・・・パーヴォ!あなたはまさにすぐれたシェフだわ! あなた、料理も天才的にうまいんだね!!!すごすぎ!!!」
パーヴォ 「(照れながら)日本人の発明力のおかげだよ。たらことスパゲティが合うなんて、ヨーロッパの面々はだれも気付かなかったんだもの。初めてたらこスパゲティを食べた時の衝撃は忘れられないね(^^)/ こんなおいしいパスタが日本でたべられるなんて!っておもったよ♪」
私 「だったら、私、今日スーパーで、刺身用のイカと、大葉を買ってくればよかった!そうしたらもっと本格的なたらこスパゲッティをパーヴォに食べさせてあげられるもの」
パーヴォ「なんだって?刺身用のイカと大葉って・・・わぁ、想像しただけでも、おなかがまたすいてきちゃう(笑)」
私「ところでさ、ずっとこのところ食レポばっかりになってしまっているけど、パーヴォからアジアツアーの宣伝をしなくていいの?」
パーヴォ 「だって君がもう大宣伝してくれてるし、チケットもほぼ完売状態だから、いいよ(と照れるパーヴォ)。」
私 「だめだめ、そんなことマエストロが言っちゃ。絶対にどこのホールも完売させてみせる!という根性がないと、森光子さんにわらわれちゃうよ!」
パーヴォ 「えっ!森光子さんにもあったことあるの、チコ?僕、彼女の大ファンなんだよ。もう亡くなられたなんて、いまだに信じられないよ・・」
私 「東宝の広報室にいたとき、森光子さんの公演の取材を幾度もさせていただいたの。中日のパーティーにも呼んでくださって、ご挨拶してくださって。『いつも(社内報の)宝苑、拝読していますよ。すごい切れ味の鋭い、いい社内報になられましたね(^^)/』と言ってくださって!」
パーヴォ「ええええええええ!!!!森光子さんとしゃべったことがあるんだ!!!!すごすぎ、チコ!!!もう、君、働く必要ないよ! もう小説かエッセイを出版すべきだね!」
私 「まぁ、パーヴォ、どうぞ落ち着いて。でね、みんな記者さんが、『放浪記も、ほかの演目も森さんが出演される舞台はすべて完売になるのはすごいですね。なぜでしょうか?』って聞いたの。」
パーヴォ「へぇ、僕も知りたいな。どんな理由だったの?
私 「そしたら、森さんがやさしいマリア様のような顔をして、こうおっしゃったの。
「演出の先生、故・菊田一夫先生、それから共演者のみなさん、そして、いちばんたいせつな劇場のスタッフ、東宝演劇部のみなさま、この舞台をご覧になれない、地方の方々に、いつも心の中で【ありがとうございます。きょうこうして舞台に立てるのは、あなた方すべてのおかげです】とお祈りすることですね。」
パーヴォ 「(深く感動して)・・・すごいね・・・地方のお客さまにまで目配りを・・」
私「うん。劇場のスタッフほぼ全員顔と名前、憶えてるくらいすごい人だったよ。」
パーヴォ「わぁ‥俺、がんばらなきゃ!NHKホールのスタッフや、フロントの人とか、僕しらないからな・・・ちゃんと挨拶しなくちゃね。日本の芸能界は、実に礼節をまもる人たちなんだね。
欧米じゃ考えられないよ」
私「そうすると、劇場のスタッフが、舞台の裏方さんから、営業マン、もぎりのお姉さん、売店のおじさん、みーんなとっても張り切って「森光子さんの舞台は本当に面白いので、ぜひ見てください」といろいろなところで言ってくださるようになるので、中日でパーティーをしたり、共演の方々とチームワークをよくしようと、お茶会を劇場の楽屋でするんですよ。こうすると次第にチケットが完売続出ということになるわけです。」
パーヴォ「本当に演ずることだけでなく、周りへの気配り、観客への愛情が日本一つよいひとだったんだね。それでは、女優で初めて生前で国民栄誉賞をもらえるわけだね!!!ブラボー!」
私 「でね、森さんは必ずこういうの。『私だけの力ではなくて、この公演にかかわるすべての人が努力してくださったおかげです。本当に感謝しています』と、すばらしい話をしてくださったので、私は大感激してひたすらメモを取ったのだけど、森さんがその様子を舞台上からごらんになって、『あの宝苑の子は、頑張り屋さんですね。私の話を一語一句、すさまじい勢いでメモをとるから、こちらも張り切っていろいろしゃべっちゃったわ(^_-)-☆』と言って下さって、もう大感激したの!」
パーヴォ「ああ!君本当にメモ魔なんだなと僕もおもった。2年前の8月の山野楽器のトークイベントで、君が必死にメモとってるから、はじめは、なんとなくやっつけてしゃべってたんだけど、気が付いたら、僕、君にぜったい聴いてほしいと思って、自分でも信じられないほど、うまくしゃべれてうれしかったんだ!」
私 「あの宝苑の編集を通して、東宝社内がひとつに団結して、『ひとつひとつの作品を大切にしてお客様にご覧いただこう!』という空気が生まれて、私、ほんとに幸せだった。森光子さんはほんとうに尊敬すべき大女優だわね。とても小柄なのだけど、どこからそんなパワーが出るのかと思うくらい素晴らしかったわ!」
パーヴォ「僕も見たかったな・・・森さんの『放浪記』。チコ、君はやはり幸せな人間だよ。」
私 「そうだね。だから、話を元に戻すと、パーヴォの公演が毎回完売になるためには、パーヴォが見えないところで努力している、N響のみなさん、NHKホールのみなさん、サントリーホールの皆さん、「クラシック音楽館」のスタッフのみなさんの話をよく聞くことが大切だと思うのね。営業とか、広報とか、経理、とか・・・とにかく、パーヴォの人柄の良さを、関係者全員に、わかってもらうことが大切だと思う。NHK関係者の方々は、営利目的でN響を運営しているわけではないから、そこまでなにがなんでも完売することにこだわらないところがあるけど、
でも、チケット完売のコンサートって熱気が全然違うし、パーヴォもつきあがるような感動がわいてくると思うのね。」
パーヴォ「 チコ、本当に君はすごい人だよ。チコは僕と一緒に、N響だけでなく、日本のオーケストラに貴重な意見を言ってくれたんだね。ありがとう。森光子さんも、きっと君みたいな人に出会えて、本当の自分をさらけ出すことを、記者会見でいとわなかったわけだね。」
森さん、今頃天国で、私の様子を見て、「こんなに元気になってくれてうれしいわ、チコちゃん」
と言ってくださっているかな(^_-)-☆
といって、なかなか肝心のたらこスパゲッティから森光子さんの話まで大いに脱線してしまいましたが、これが私とパーヴォの心の声が作った、たらこスパゲッティです♪
うふふ、本当に気持ちが満たされれば、たらこスパゲッティで十分幸せなんですよね
ありがとう、パーヴォ、そして、天国にいらっしゃる森光子さん♪