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2019年11月13日 紙面から
契約更改交渉を終え、アップになった分は貯金しますと笑顔で話す梅津=中日ドラゴンズ屋内練習場で(中嶋大撮影)
中日の梅津晃大投手(23)が12日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、300万円増の年俸1500万円で一発サインした。8月に1軍初昇格すると一気に4勝をマーク。来季の先発ローテ候補と期待される右腕は、1年間フル稼働しての「2ケタ勝利」を目標に掲げた。祖父江大輔投手(32)はサインせず、保留した。
球団では32年ぶり2人目となる新人投手の初登板初先発からの3連勝など、いきなり4勝。とはいえ、実働は8月からの2カ月間だ。アップ提示の意味は、梅津が誰よりも分かっていた。
「来年の期待だけだと思う。ドラゴンズのために仕事をしたと胸を張って言えない。しっかり1年間投げて、自分を褒められるようにしたい」と口元を引き締めた。
右肩を痛めてからスタートしたプロ生活。焦りを抑え、1軍へとたどり着いてからの活躍は衝撃だった。プロ初登板だった8月12日の阪神戦(ナゴヤドーム)は初先発で初白星。その後も2試合連続G倒を果たし、初登板から3連勝という離れ業をやってのけた。「後半、活躍して、最後まで投げることができた」と自身も一定の評価を口にした。
来季は後半を、1年間フル稼働に変える。さらに「2ケタ勝ちたいです」と10勝以上を目標に掲げた。
リハビリ中から松坂らの動きを見詰めてきた。「先輩選手の動きとかを見て、学ぶことが大きかった」。ただ、気付いた部分もある。投げる感覚はそれぞれ違うということだ。「今年の冬は、誰かについていくのではなく、黙々と自分を追い込んでいきたい」
すでに、シーズン終了後から肉体改造に取り組んでいる。そこには「大谷翔平さんのようになりたい」という思いがある。「そこまでか、それ以上になれるという可能性を信じてやりたい」とストイックにトレーニングに励む考えだ。
沖縄・北谷での秋季キャンプへの途中参加は見送られた。それも体を気遣った首脳陣の配慮である。実際、この日もブルペンで捕手を座らせて投球するなど、順調に回復している。
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