1970年代に人気を集め、その後も活躍を続けた漫才コンビ「W(ダブル)ヤング」の平川幸男(ひらかわ・ゆきお、本名幸朗=こうろ)さんが11日、大阪市内の病院で死去した。78歳。神戸市出身。葬儀・告別式は近親者で営む。
1964年に「Wヤング」を結成。だじゃれの連発やテンポの良い掛け合いで注目を集めた。74年に上方お笑い大賞金賞、75年と78年に上方漫才大賞。
79年に相方が死去した後は歌手や司会業などをしていたが、84年に佐藤武志さんと2代目「Wヤング」を結成。舞台上を走り回る体当たりの漫才で人気を博した。