やりがい
ご遺族から「本人も喜んでいると思います」「素晴らしい式をありがとうございました」といった、温かい言葉をいただける機会が多いといいます。日々、さまざまな場面でやりがいを感じられるそうです。
一般的に、葬儀は故人さまが亡くなられてから間を空けずに行なうものとされています。しかし、あるとき「葬儀を2週間後に行ないたい」というご遺族がいらっしゃったそうです。理由を伺うと、故人さまは生前に「自分が死んで葬儀をすることになっても、妻と子供の予定を優先させてほしい」とおっしゃっていたとのこと。その気持ちを大切にするために、ご遺族は無理のないスケジュールで進めたい、という想いを抱えておられたそうです。そこで、担当の営業が他のスタッフとも話し合いを重ね、2週間後に葬儀を行なうことができたのだとか。ご遺体の保全方法など、難しい問題にも一つひとつ対処をしていったそうです。ご遺族からは後日、感謝のお手紙が届いたそう。悲しみや不安など、ご遺族のさまざまな感情に寄り添い、「この方のためにできることは何か」をとことん考え抜くことを大切にしている同社ならではのエピソードです。自らの気配りや心配りによって、多くの人に喜んでもらえる仕事をしているという充実感を大きく味わえるでしょう。
厳しさ
同社では、独り立ちまでに5年の期間がかかると想定されています。正解のない仕事に向き合い、さまざまな状況に対して気配りを忘れず柔軟に対応できるようになるために、じっくりと時間をかけて育てていきたいのだそうです。
たとえば、以前にはこのようなケースがあったといいます。亡くなられたのは、大企業の会社役員。幅広い人脈があることから、当初は大規模な葬儀が想定されていました。しかし、ご遺族のみなさまは家族葬を希望されたのだとか。とはいえ、葬儀の規模が小さくなれば、ご自宅へ弔問に訪れる方が増えてしまい、対応に苦慮されてしまうでしょう。そこで、同社の営業が「大きな葬儀で進めたほうが、結果的にご家族の負担が少なく済みますよ」と提案したのだそうです。このように、ご家族の状況をしっかりと考慮したプランニングをすることが営業の役割。これはひとつの例であり、ケースバイケースで最適な提案も対応も違ってきますので、常に相手への気配り・配慮を持って接しなければ務まらないといえます。5年と聞くと少し長く感じるかもしれませんが、最後のお別れを最高の形で演出できるような一人前になるためには、経験を積みながら、時間をかけて学び続けていくことが必要です。