ショートプログラム(SP)1位の山本草太(19)=中京大=はフリー3位の138・79点。合計213・84点の2位で今大会を終えた。冒頭の4回転サルコーで転倒すると、3本目の4回転トーループを成功させて出来栄え点で1・71点を加点したが、その他のジャンプは2回転トーループとの連続ジャンプにした4回転トーループや後半に組み込んだトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が回転不足と判定されるなど精彩を欠いて、フリー1位の友野一希(同大)に逆転を許す結果となった。
演技後の山本は「今日はジャンプが成功できる感覚がなかった…。あれだけミスをすると得点が伸びませんね。練習が足りないなと思いました」と反省の弁。次戦に予定しているグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯(札幌)に向けて「ジャンプを全て決められるようにしたいです」と話していた。